Googleが検索ランキングシステム一覧を公開(用語変更も発表)
404ページをトップページに301リダイレクトするのは検索ランキングにもUXにも悪影響
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公開日:2025年03月10日
最終更新日:2025年03月11日
Googleのマーティン・スプリット氏は2025年3月6日、「404ページをトップページにリダイレクトすることは検索ランキングにもUXにも悪影響」だとYouTubeチャンネルのGoogle Search Centralにて発表しました。当記事では、Googleのマーティン・スプリット氏の「404ページのリダイレクト処理」に関する発言内容を簡潔にご紹介いたします。
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目次
「404ページをトップページにリダイレクトすると検索ランキングにもUXにも悪影響」と発表される
上動画は、Google Search Centralから投稿された「404ページをトップページにリダイレクトすることは非推奨」という内容のマーティン・スプリット氏によるYouTube動画です。英語でお話しされていますので、YouTubeの日本語翻訳機能をオンにして視聴してみてください。以下、動画内で紹介されている内容をテキストで記述いたします。
404ページはクローラーにとって「終わりの合図」である
Googleのマーティン・スプリット氏は「404ページはクローラーにとって終わりの合図である」としています。要するに、クローラーが404ページに巡り合うことは、「これ以上、コンテンツが存在しないんだ」と理解できることを意味するようです。
404ページにたどり着いたクローラーは、無駄なく別のページをクローリングし始めるということです。
404ページがトップページにリダイレクトされるとクローラー的に不自然
動画内でマーティン・スプリット氏は、『404ページがトップページにリダイレクトされると、クローラー的には「また最初からやり直し」になるような感じがしてしまう』とも発言しています。要するに、クローラーが無駄にクローリングしてしまうよ、ということでしょう。SEO的に良い施策ではないと言えます。
404ページがトップページにリダイレクトされるとユーザー的にも不自然
また、動画内でマーティン・スプリット氏は、クローラーだけでなく、「読者にとっても404ページをトップページにリダイレクトすることは不親切である」としています。確かに気になる検索結果をクリックして、表示された遷移先がトップページだった時は、少し腑に落ちませんよね。
クローラーにとっても読者にとっても、404ページをトップページにリダイレクトすることがマイナスなのであれば、「404ページのまま何もしない方が良い」ということは経験則から考えても理解できます。
404ページをトップページにリダイレクトすることが非推奨な理由
クローラー的に404ページは無駄な労力を使わないための明確なシグナル
話をまとめますと、クローラーにとって404ページは「その場所で無駄な労力を使わない」ための明確なシグナルとなります。クローラーに無駄に負荷をかけないという意味で、404ページは404ページのまま残しておくことが推奨されます。
読者的にも404ページは存在しないページだと理解できる明確なシグナル
読者にとっても404ページは「ページが存在しない」ことを理解できる明確なシグナルとなります。ページが存在しないことを隠すようにトップページにリダイレクトを施すことは、読者的にも不親切であると考えるのが推奨されます。
どんな時に404ページをリダイレクトすべきか?
コンテンツが「新しいページに移動」した時だけで良い
404ページをリダイレクトするタイミングは、「コンテンツが新しいぺージに移動した時だけ」で良いと動画内でお話しされています。例えば、別サイトにコンテンツを移動させた時などに404ページをリダイレクトさせると良いでしょう。
コンテンツページが消えてしまった時は404ページのままが良い
対して、新しい移動先もなくコンテンツページが消えてしまった時は「404ページのまま表示させ続ける」のが良いとされています。
基本的には404ページが生まれることがないようにコンテンツ制作するのがお勧めですが、仮に404ページが生まれてしまった場合は、クローラーのためにも読者のためにも「404ページのまま表示し続ける」、もしくは、「新しいコンテンツページを作成して404ページをリダイレクトする」よう努力されることをお勧めします。
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矢野翔大
パチンコ遊技機開発者としてパチンコパチスロメーカーで8年間の業務を経たのち、2022年から株式会社フルスピードのオウンドメディア『GrowthSeed』のマーケティング担当として入社。"WEBサイト運営は商品開発である"というモットーのもと、自身が得意とするエンタメ思考を取り入れつつ日々マーケティング業務に取り組んでいる。趣味はキャリアそのままにWEBサイト運営、パチンコ、パチスロ、ゲーム。

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