信ぴょう性の高い情報をインターネットから探し出す方法
自然リンク(ナチュラルリンク)を得るためのパターン10種類
- SEO外部対策
公開日:2014年12月16日
最終更新日:2024年08月13日
「検索エンジンの評価を高めるにはリンクが依然として効果的である」
「ただしGoogleを騙すようなリンクは好ましくない」
「自然リンクを獲得することが有効である」
…といった話はSEOに触れたことのある人であれば聞いたことがあるでしょう。
ただ、おそらくこの手の話を聞いた人の多くが
「とは言っても自然リンクって何?」
「自然リンクを獲得するのなんて難しいんじゃない?」
と思うことがほとんどなのではないでしょうか。
そこで今回は自然リンク(ここでは「Googleを騙すようなリンクではない」という定義にします)はどのような時に設定されているのかをパターン化しました。
どのような時にリンクが貼られるのか、参考になれば幸いです!
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目次
自然リンクとは?(ナチュラルリンクとは?)
1.関連会社・関連サイトからのリンク
Web担当者の方が一番身近に感じるのがこのケースではないでしょうか。
「サービスをリリースしました」「こんなサービスもやっています」などで(自ら)紹介するケースです。
当サイトもコーポレートサイトからリンクを設定しています。
(技術系インターネット広告代理店 | 株式会社フルスピード Full Speed Inc.)
自分でコントロールできるリンクなので、直接的なアンカーテキスト(ここでいうと「SEO」「SEO対策」など)を設定したくなる気持ちが出やすいですが、それを行ってしまうとGoogleを騙すようなリンクとなってしまう可能性が高いのでサイト名などあくまで自然なテキストで設定しましょう。
2.実店舗に行ってきました!リンク
実店舗がある企業様のバックリンクを確認してみると、商品を購入したユーザーがブログで紹介しているケースが多くあります。
「○○さんでソファを購入しました!」
「××ショップで購入したインテリア。部屋がリッチに見えて嬉しいです」
…など。
それ以外にも「店員さんがとても親切だった」「対応が良かった」などが書かれていることもあったりするので実店舗のある方は懇切丁寧な対応を心掛けましょう。(もちろん「リンクのために…」というわけではないですが)
また逆に対応が悪いと苦情がインターネット上にずっと残り続ける…なんてこともあるので要注意です。
3.紹介されました!リンク
メディアサイトで情報発信しているサイトだとお返しリンクも見られます。
例えばこのGrwoth Seedで「△△株式会社」のサイトを紹介したとしましょう。
(イメージ図)
すると、数日後この紹介に気付いた△△株式会社さんの公式ブログで、以下のように紹介し返してもらえました。
リンク獲得狙いでこういうリンクを設定する必要はありませんが、「良い」と思ったものは積極的に紹介していくとよいでしょう。
4.いつかやりたい・あとでよむ勉強系リンク
Growth Seedで以前私が書いたこの記事で見ると分かりやすいです。
この記事がリンク(主にはてなブックマーク)を集めたのは「SEOはいつか勉強したい」「ちょうど入門者向けに勉強の方法まとめが出てきたので」「あとで勉強しよう」という心理が働いているのではないでしょうか。
同様のパターンとしてよく見るものはは
「英会話をたった1ヶ月でマスターする○○の方法」
「仕事を定時で上がれるたった●つの法則」
など、自己啓発系の「自分を生活を豊かにしたい」という気持ちをつつくコンテンツが中心です。
「これをやれば自分は今よりもっと豊かになる」というイメージを閲覧ユーザーに持ってもらうことが重要といえるでしょう。
5.キャンペーンサイトへリンク
世間を賑わせるようなサービス・キャンペーンでリンクが増加する事例です。
以下は11~12月にキャンペーンを開始したサイトの被リンク推移を見ると、キャンペーン後にリンクが増えていっているのが分かります。
※図中の矢印はキャンペーン開始期間。
(事例1)
キャンペーン開始後に被リンク数を急増させています。
元々TwitterやFacebookで応募をする仕組みのため、キャンペーンページそのものがインターネット利用者の目に留まる機会が増えています。その後に「こんなキャンペーンがあったので参加してみました」といったようなブログリンクも増えていることも確認できました。
(事例2)
こちらは事例1と異なりTwitterやFacebookで参加する形式のキャンペーンではありません。ただし、そのキャンペーンページにインパクトがあることから、個人ブログ、2ちゃんねるなどを中心に様々なサイトに紹介されています。
6.一次情報へリンク
当サイトの事例です。
当社が独自で調査した検索ユーザーの利用状況データです。この情報もブックマークやTwitterを中心にリンクを獲得し、その後も継続的ににさまざまなサイトで「検索ユーザー動向」として紹介されています。
「検索ユーザーの利用動向について新しいデータがそこまで多く出回っていない」という現状があり、そのデータを探しているユーザーが「参照データの引用元としてリンクを貼っておこう」という気持ちになっているのではないでしょうか。
このように他社が出していない「一次情報」というのも重宝される傾向にあります。
難しいことのように考えられがちですが、自社しか持っていない情報は案外あるものなので、それらを公開することによりリンクを獲得するチャンスに繋がります。
7.ツールへリンク
こちらも当サイト事例です。
順位変動率モニタリングツール(※現在閉鎖中です。)
このツールは少しづつ色々なサイトに紹介されています。
競合ツールもありますが、まだ同様のツールの数が少ないことから参照される機会も多いのかなと感じます。
「一次情報」項目と同じく「他社が提供していない」という部分が強みです。
「一次情報」系コンテンツが最初に跳ね上がったリンクを獲得するのに対し、継続的に使用されるツールへのリンクは徐々にリンクを増加させるのが特長です。
※個人的な欲を言えば1000キーワードの情報を取得して変動率に反映しているのは強みでもあるのでもうちょっと注目されたいです(笑)検索エンジンの変動の際にぜひご参照ください!
8.著名人コンテンツへリンク
著名人のコンテンツで面白いなと思っているものの一つがこちら。
ぐるなびさんのグルメ情報コンテンツです。メニューを見ていただくと分かる通り、著名人の連載が多く掲載されています。
著名人の方はその人そのものがコンテンツのような感じなので、その人を好きなファンからのリンクが貼られやすく、また最初の露出も非常に高くなります。
ファンがいるということは紹介される(リンクを貼られる)機会が多いとも言えるでしょう。
9.キャラクターへリンク
最近はゆるキャラが流行していますが、それらのキャラクターページにもリンクが貼られることがあります。
例えば熊本のゆるキャラ「くまモン」の公式サイト。
リンクを確認してみるといろいろな人が紹介してくれているのが分かります。
このキャラものサイトで非常に面白いのが、海外の人にも紹介してもらえることがあるという点です。
※海外サイト・自然リンク事例
Conheça a pera dançante japonesa com milhões de views no YouTube – #OMG | INFO
同ページでふなっしーも紹介されていますね(笑)
「キャラクター」は言語の壁を越える(視覚的に理解が出来る)ものなので海外の人にも支持されることがあります。
その他、日本のアニメは海外でも人気があるのでいわゆる萌えキャラのページなどに海外の人がリンクしているということは調べてみると案外あったりするので面白いです。
10.(非推奨)炎上リンク
企業では全くと言っていいほど使われない手法「敢えて人の感情を逆撫でしてリンクを獲得する」という方法もあります。たまに個人でやっている方がいますが、この方法は企業ブランドイメージに傷をつけてしまう可能性が多大にありますのでおすすめしません…
リンク獲得のポイントは露出
最後になりますが「いいコンテンツを作ったからリンクが集まる」わけではありません。
いいコンテンツを作ってもそれがユーザーの目に触れなければリンクを獲得することができません。
リンクを貼ってくれる人の心情を考えるのはもちろんのこと、その人にどうやってそのコンテンツが届くのかをきちんと考えていく必要があります。最近では露出を高めるためにSNS周りを意識した導線づくりに注力しているサイトも多くありますね。
ただ「作る」だけではなく「露出する」ことも意識しながらコンテンツを設計していきましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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