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インテント(検索意図)とは?インテント種類ごとの検索結果の違いから理解すべき理由を解説!

公開日:2017年01月20日

最終更新日:2025年03月06日

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この記事を読むと理解できること

当記事では、インテント(検索意図)とは何か?についてご紹介いたします。インテントを理解することで、コンテンツ制作に大いに役立ちます。最後まで当記事をお読みください。

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インテントとは?

「何の意図があり、何が調べたいのか」という検索目的のこと

インテントとは検索ユーザーが「なにを調べたいのか」「なんの意図を持って検索しているのか」という検索の目的のことです。「検索意図」と呼んだりもします。

インテント(検索意図)の種類は大きく3種類に分けられる

  1. ナビゲーショナルクエリ

    案内型クエリとも呼ばれます。「アマゾン」や「youtube」などの検索クエリがそれに該当し、検索したWebサイトそのものに訪問したいという場合に使われる検索クエリです。

  2. トランザクションクエリ

    取引型クエリとも呼ばれます。「沖縄旅行 格安」や「渋谷 ランチ」など、何をしたい(取引をしたい)場合に使われる検索クエリです。

  3. インフォメーショナルクエリ

    情報型クエリとも呼ばれます。「履歴書 書き方」「エアコン 修理方法」など、何かの情報を知りたい場合に使われる検索クエリです。
    検索クエリの大半が、このインフォメーショナルクエリだと言われています。

上記の通り、インテントは大きく3つのタイプに分類されます。別記事でまとめた「検索クエリ」の項目で触れているので抜粋してみました。

集客したいキーワードがどのタイプのクエリに当たるのかを理解しておくと、集客するためにどのようなページを作成したらいいのかが見えてくるようになります。

また一般的にナビゲーショナルクエリ・トランザクショナルクエリはCVに直接つながりやすく、インフォメーショナルクエリはCVに直接つながりにくいという傾向もあることを理解しておきましょう。

インテントの種類ごとの検索結果の違い

実際にインテント別に検索をしてみてどのようなサイトが表示されているのかを確認すると理解しやすいです。

ナビゲーショナルクエリの検索結果

tube

↑「youtube」のクエリで表示された検索結果

この場合、インテントは「YouTubeを見たい」「YouTubeのサイトに行きたい」というものなので、検索結果にもYouTubeのサイトが上位に3つ並んでいます。大まかに言うと指名検索に近いイメージです。

トランザクションクエリの検索結果

ikebukuro

↑「池袋 ランチ」のクエリで表示された検索結果

インテントが「池袋でランチをしたい」というものなので、検索結果も「池袋おすすめのランチ」「池袋の美味しいお店」などのサイトが表示されます。

検索結果を見てみると、単純に「ランチをしたい」ではなく「美味しい」「(誰かの)おすすめ」「安い」などもインテントの背景に見え隠れします。

インフォメーショナルクエリの検索結果

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↑「履歴書 書き方」のクエリで表示された検索結果

インテントは「履歴書の書き方を知りたい」というもの。
履歴書の書き方マニュアルのようなサイトが上位表示していることがわかります。

インテントを理解しなくてはいけない理由

インテントにマッチしたページが上位表示されるため

検索結果にはユーザーのインテントに合ったページが上位表示されます。インテントを理解しなくてはいけない理由はここにあります。

インテントを理解せずキーワードや検索ボリュームしか見ていないと、ユーザーのインテントに合った内容のページを作ることができません。検索意図に合っていないコンテンツはtitleやキーワードを最適化させるだけでは決して上位表示することができません。

インテントの理解不足がコンテンツ制作精度を低くする

例えば「池袋 ランチ」というクエリに対して、「池袋でランチもいいけど、渋谷の方がおすすめ!渋谷のおすすめランチ10選」といったような、キーワードだけ最適化した渋谷のランチ一覧ページを作っても、ユーザーのインテント「池袋のランチに行きたい」と異なっているために上位に表示されることはありません。

もし「コンテンツを作ってみたけどまったく上がってこない…」という場合にはそもそものインテントが異なっているのではないかというところも疑ってみるといいでしょう。

検索ユーザーのインテントの裏側を読み取っていくことが重要

検索ユーザーの検索意図を多角度から想定すべき

  • どんな状況で検索しているのか(緊急性の高さなど)
  • どこで検索しているのか(布団の中なのか、外出先なのか)
  • どんな人が検索しているのか(性別・年齢・職業)
  • 実はこんなことが知りたいのでは?(本人も気付いていないことなど)

ここまではページを検索ユーザーのインテントに合わせるために最低限知っておかなくてはいけないことです。さらにコンテンツを深掘りしていくには、インテントの裏側を探っていく必要があります。

例えば前述の「履歴書 書き方」のインテントは大まかには「履歴書の書き方を知りたい」ですが、その裏側には様々な意図が存在しています。ユーザーの背景を探るには上記のように具体的なシチュエーションを思い浮かべてみることが重要です。

「履歴書 書き方」の例で言うと「これから就職・転職を考えている」「マナー違反にならない履歴書の書き方を知りたい」「就職・転職をあまり経験したことがないので失敗したくない」などが想像できるでしょう。

コンテンツ作成時は検索ユーザーのインテントを考慮しよう

コンテンツ作成の際に背景を考えてみると、「こうした内容を追記しておいたほうがユーザーにとって便利なのではないか」「こうした補足をしておくとユーザーの満足度が高まるのではないか」といった発想を持つことができます。

そこに自分自身のサイトの強みなどを合わせていくと顧客の獲得にも繋げやすくなります。

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この記事を書いた人
GrowthSeed編集部

GrowthSeed編集部

株式会社フルスピードのGrowthSeed編集部です。企業のマーケティング担当者へ向けてWebマーケティングの成長の種となる情報を発信しています。 Twitter , Facebookで記事の更新情報やセミナーの最新情報などを日々発信しているので、ぜひフォローしてみてください。

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