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Googleが「サイトの評判の悪用に関するポリシーの更新」を発表(悪質なドメイン貸しに対する対策資料)
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公開日:2024年11月20日
最終更新日:2024年11月26日
Googleは2024年11月20日、ドメイン貸しによるWebサイト運営に対して「サイトの評判の悪用に関するポリシーの更新」という形で取り締まり方を公式発表しました。当記事では「サイトの評判の悪用に関するポリシー」の更新内容について簡潔にご紹介いたします。
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目次
Googleが「サイトの評判の悪用に関するポリシーの更新」を発表(悪質なドメイン貸し対策用まとめ資料)
Google Search CentralのXアカウントから情報拡散される
Today we shared an update to our site reputation abuse policy. See our blog post for more details on what changed and why:https://t.co/cLm3vzhtvR
— Google Search Central (@googlesearchc) November 19, 2024
上記のようにGoogle Search CentralのXアカウントで「サイトの評判の悪用に関するポリシーの更新」が発表されました。英文説明されていますので、引用文を分かりやすく以下の通り日本語で記述いたします。
本日、弊社はサイトの評判の悪用に関するポリシーの更新を共有しました。変更内容と変更理由の詳細については、弊社のブログ投稿をご覧ください。(引用:https://twitter.com/googlesearchc/status/1858918615073898740)
Google Search Centaral Blogで公開された「サイトの評判の悪用に関するポリシー」の更新内容
引用:Updating our site reputation abuse policy
上図はGoogle Search Cental Blogで公開された「サイトの評判の悪用に関するポリシー」の更新内容です。この更新で、悪質なドメイン貸し、つまり”サイト評判の悪用に対抗するためにスパムポリシー”が明記された形となりました。
Google Search Centaral Blogで公開された「サイトの評判の悪用に関するポリシー」の更新内容は以下の通りです。
・サイトのランキングシグナルを悪用するためにサイト上でサードパーティのコンテンツを使用することは、ファーストパーティの関与やコンテンツの監視の有無にかかわらず、スパムポリシーに違反する
(※ファーストパーティ=当事者)
(※サードパーティ=第3者)
要するに「第3者が所有するサイトの評判の悪用」はスパムポリシーに違反するということ
サイト評判の悪用とは、「ホストサイトのランキングシグナルを利用して検索ランキングを悪用しようとして、サイトにサードパーティのページを公開する行為」だとされています。まとめますと、「第3者が所有するサイトの評判を悪用したWebサイト運営、つまり”ドメイン貸しを利用した悪質なサイト運営”はGoogleのスパムポリシーに違反します」という内容が記述されています。
第3者が所有するサイトを利用する行為を「ドメイン貸し」と言いますが、近年、このドメイン貸しがSEO業界で問題となっており、今回Googleがそれに対して公式発表した形となりました。
【まとめ】今後はスパム行為としてGoogleに評価される可能性が非常に高い
当記事でご紹介しました情報をまとめますと、「ドメイン貸しを実施する目的が”高ドメインパワーを利用してGoogle検索結果上でコンテンツを上位表示させる”ための手段」であったならば、悪質な行為だとみなされ、Googleのスパムポリシーに確実に違反することとなります。
ドメイン貸しを実施することは法律を犯すわけではありませんが「どの程度ならば悪質な行為だと評価されるのか?」の判断基準は曖昧です。
前述しましたように「ファーストパーティの関与の程度がどれだけ大きくても、コンテンツの基本的なサードパーティの性質や、ホストのサイトのランキング シグナルを利用しようとする不公平で搾取的な性質は変わらないと分かった。また、サイトのランキングシグナルを悪用するためにサイト上でサードパーティのコンテンツを使用することは、ファーストパーティの関与やコンテンツの監視の有無にかかわらず、スパムポリシーに違反する。」というGoogleの見解から、ドメイン貸しによるサイト運営は基本的にスパムポリシーの違反対象とみなされやすく、今後ますます厳しくなると予想できます。
サイト運営は長期運用することで認知度や信頼度を積み上げていけます。しかし、悪質なサイト運営を行えば、これまで積み上げてきたWebコンテンツ資産の一瞬のうちに価値を失いかねません。健全なサイト運営を継続すること、それこそが遠回りのようで実は近道です。今一度このタイミングで、ご自身のサイト運営方法を見つめ直してみましょう。
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矢野翔大
パチンコ遊技機開発者としてパチンコパチスロメーカーで8年間の業務を経たのち、2022年から株式会社フルスピードのオウンドメディア『GrowthSeed』のマーケティング担当として入社。"WEBサイト運営は商品開発である"というモットーのもと、自身が得意とするエンタメ思考を取り入れつつ日々マーケティング業務に取り組んでいる。趣味はキャリアそのままにWEBサイト運営、パチンコ、パチスロ、ゲーム。
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