サジェストとは
記事作成に便利!無料で使えるツール
- コンテンツ制作
公開日:2014年11月10日
最終更新日:2021年02月12日
こんにちは!Growth Seed編集部です。
コンテンツの内容を考えるとき、皆さんはどんなツールを使っていますか?
「ツールなんて使わなくてもどんどんアイデアが溢れてきて困ってるよ!」という方は、前半部分を読み飛ばしていただいて結構です。
しかし、ほとんどの方は「コンテンツの内容を考えるのに苦労してるよ!」と感じているのではないでしょうか。
そんな方のために、コンテンツの内容を考える時に役立つツールなどをご紹介したいと思います。
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目次
検索キーワードを探すための定番ツール
Webサイトの読者を増やすには、検索エンジンを利用するユーザーを無視するわけにはいきません。
当然、月間検索ボリュームが多いキーワードで上位表示されるコンテンツの方が、より多くのユーザーにコンテンツを読んでもらえる可能性が高まります。
Google Adwordsキーワードプランナー
GoogleAdwordsのキーワードプランナーは、入力したキーワードの月間検索ボリュームや、関連キーワードを調べる事ができる便利なツールです。
GoogleAdwordsを利用していなくても、Googleアカウントがあれば無料で利用できます。
Google Adwords
キーワードサジェストツール
検索エンジンの入力フォームにキーワードを入力していると、これから検索するであろうキーワードを、検索エンジンが推測して表示してくれます。これがサジェスト(提案)です。
例えば「SEO」と入力しようと「SE」まで入力すると、「セブンイレブン」や「姓名判断」といったキーワードが表示されます。
さらに「SEO」と入力した後に「半角スペース」を入力すると、「SEO 対策」や「SEO 順位」といった、「SEO」と組み合わされる検索キーワードが候補として表示されます。
この「半角スペース」を入力した時に表示されるキーワードの候補を、一覧表示もしくはCSVでダウンロードできる無料サービスの事を、キーワードサジェストツールと呼んでいます。
キーワードサジェストツールを使うと、メインのキーワード(ここではSEOというキーワード)をより深堀りしたユーザーニーズを知る事ができます。
「キーワードサジェストツール」か「サジェスト調査ツール」と検索すると、たくさんのサービスがヒットしますので、使いやすいツールを探してみましょう。
新しい情報を探すための定番ツール
どんなキーワードで検索されるのかを意識しながらコンテンツの内容を考えていく事も重要ですが、それだけだとインターネット上にあるコンテンツと差別化する事が難しく、Webサイトのコンテンツが偏ってしまう可能性があります。
GoogleのAvinash Kaushik (アヴィナッシュ・コーシック)氏によると、毎日Googleで検索されるキーワードのうち、16%はそれまでまったく使われていなかったキーワードだそうです。
過去の検索数だけを頼りにコンテンツを作っていると、こういった「新しい検索キーワード」に対応する事が難しくなってしまうかもしれません。
そこで、常に自社のサービス・製品に関する新しい情報を仕入れてコンテンツを作成する意識を持った方が良いでしょう。
Googleトレンド
検索のトレンドを調べる事ができるGoogleのツールです。気になるキーワードを登録しておくと、そのキーワードの検索ボリュームが急上昇した時にメールで知らせてくれる機能があります。
テレビで取り上げられたり、興味を持つ人が多い関連製品のプレスリリースが流れたりすると検索数は急上昇しますので、「旬な話題」も織り交ぜながらコンテンツの内容を考えていくと幅が広がります。
Googleトレンド
Googleアラート
登録したキーワードに関するトピックがWeb上に公開されるとメールで知らせてくれる、Googleのツールです。
自社の扱っている製品に関して、どんなコンテンツが新たに公開されたのかなどを知る事ができますので、コンテンツ作成のヒントになるでしょう。
Googleアラート
競合他社のメールマガジン
競合他社が始めた新しい取り組みやサービスなどは、常にチェックしておきましょう。
そこから自社で取り組める事がないかどうか、自社の取り組みの内容をバージョンアップさせることができないかどうか、競合他社の調査ではコンテンツ作成にも結びつく、多くの気づきが得られます。
ポータルサイトのRSSフィード
もし業界内に有名なポータルサイトがある場合は、RSSフィードを購読して常に情報を仕入れておきましょう。
ニュースのチェックだけでなく、ポータルサイトに掲載されているコラム記事などは、コンテンツ作成のヒントにもなるはずです。
また、ソーシャルメディアで拡散されているコラム記事などがあれば、どうして拡散されているのかを調べてみましょう。
ソーシャルメディアで拡散されるという事は、良くも悪くも多くの人の目に触れる事ですので、Webサイトの読者を増やすヒントが見つかるかもしれません。
ユーザー心理を調べるために役立つツール
自社の顧客について、どのくらい分析ができているでしょうか。
年齢層、性別、購買傾向などをセグメントして分析をする事も重要ですが、一人一人の顧客の声やその心理を調べる事も、コンテンツ作成において重要です。
Yahoo!知恵袋
知恵袋などの相談サイトには、多くの相談が書き込まれています。リアル世界で友人などには相談できない事も多いのですが、自社製品やサービスに関連するトピックを読むと、肌感で感じる事ができなかったユーザーの心理に気づくかもしれません。
他にもOKWaveや発言小町などが有名です。
Yahoo!知恵袋
アンケート
自社の顧客には、製品やサービスに関するアンケートを定期的に行いましょう。
歴史が長い企業であるほど、顧客の心理を「分かっているつもり」になっている事がありますので、顧客像が正しいのかどうか定期的に確認しておく事をお薦めします。
もし顧客像に変化が見られたなら、新しいコンテンツを作成するチャンスです。
Googleドキュメントのフォーム機能を利用すれば、専門の知識なしで簡単にアンケートフォームを作成する事ができます。
Googleドキュメント
本当に大切なのはキーワード選びではありません
検索されるキーワードを探すツールなどをいろいろとご紹介してきましたが、コンテンツ作成において本当に大切な事はキーワード選びではありません。
Webサイトに新しいユーザーを増やしていく事は大切なことなのですが、いかにしてそこからWebサイトの読者になってもらい、自社製品を購入する顧客になってもらえるようにするのかという点が大切です。
ユーザーに検索されるコンテンツには人を集める役割はありますが、Webサイトの読者・ファンになってもらう役割を持つコンテンツとは基本的に異なります。
先日、プライベートである企業のサービスを利用した時の話です。
最初はコストパフォーマンスの良さに惹かれてそのサービスの利用を決めたのですが、実際に利用してみると、まったく別の部分にも素晴らしい点がある事に気づきました。
この気づきがあった事で、このサービスを利用した事に対する満足度は高まったのですが、同時にこの部分の素晴らしさを最初から知っていたら、もっと多くの人がこの素晴らしさを知る機会があれば・・・とてももったいないなと感じました。
どのように製品やサービスの素晴らしさを伝えれば良いのか。使い方のケーススタディかもしれませんし、事例コンテンツなどが良いのかもしれませんので一概には言えません。
しかし、こういったコンテンツは検索キーワードを調べているだけでは、見つかりにくいコンテンツである事は確かです。
企業が伝えたいことをユーザーに届くようにコンテンツで伝えるためには、キーワードの検索数やサジェストなどを調べるツールを活用するだけでなく、ユーザーのニーズや心理を正しく把握する事も欠かせないのです。

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