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X(旧Twitter)の採用活動とは?メリット・進め方・向いている企業・事例を解説!

公開日:2025年04月16日

最終更新日:2025年04月17日

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X(旧Twitter)の採用活動とは?メリット・進め方・向いている企業・事例を解説!

この記事を読むと理解できること

当記事ではX(旧Twitter)の採用活動とはどんな活動かご紹介いたします。X採用活動のメリット・進め方・向いている企業・事例までまとめていますので、新しい採用活動の参考資料としてご利用ください。

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目次

X(旧Twitter)の採用活動とは?

X(旧Twitter)の採用活動とは?

X(旧Twitter)の採用アカウントから適材人材を募る採用方法

X(旧Twitter)の採用活動とは「企業が人材採用の目的でXアカウントを作成し、自社魅力をリアルタイムで発信しながら、適材人材を直接的または間接的に募る採用方法」ことです。

転職サイトのような硬い情報ではなく、「日常的な投稿を通して企業の価値観やカルチャーを伝えることができる」ため、ミスマッチを減らし求める人材とマッチングすることができます。若年層やITリテラシーの高い求職者層に響きやすく、応募ハードルも低く提供できることが大きな魅力です。

求職者の「入社意思を固めるための最後のひと押し要素」になりえる

またX(旧Twitter)での採用活動は「求職者の入社意思を固めるための最後のひと押し要素」になりえます。要するに、企業のWebサイトや求人媒体から流入してきた求職者が、X採用アカウントから発信された企業情報を確認したことで不安要素を解消し、「ここに応募しよう」と決断するケースは少なくないということです。

X(旧Twitter)は、「求職者が企業に親しみを持ち、応募動機を強くするための最後のひと押しメディア」として、採用活動に大きな価値をもたらします。

X(旧Twitter)の採用活動のメリット

X(旧Twitter)の採用活動のメリット

テキスト投稿が基本でアカウント運用しやすい

X(旧Twitter)は140~280文字程度のテキスト投稿で情報発信できる「短いテキスト投稿が中心のプラットフォーム」であり、人材採用アカウントの運用に適したSNSといえます。

テキスト中心のプラットフォームであることから、画像作成などに時間を要さず、スピーディに採用広報できることも特徴です。投稿結果はデータとして可視化され確認できますのでPDCAを回しやすいことも魅力です。

母集団形成がしやすい(=企業が求める人材を見つけやすい)

X(旧Twitter)の採用活動は、フォロワーを獲得していく過程そのものが「母集団形成」につながっており、通常の求人媒体よりも自然な形で関係構築することが可能です。企業の投稿に興味を持ち、共感を示してくれるユーザーは潜在的な応募者となりえます。

ライトなコミュニケーションから親近感を感じてもらいやすい

X(旧Twitter)での採用活動ではライトなコミュニケーションが可能で親近感を感じてもらいやすいことも魅力です。テンポよく会話することで「近寄りやすい企業の印象」を求職者に与えることができ、求職者としてはコメントやDMで直接問い合わせする心理的ハードルが下がります。Webサイトなどでの求人募集よりも近い距離でコミュニケーションすることができます。

新卒採用と中途採用の人材発見が可能

X(旧Twitter)では新卒採用・中途採用を問わず人材発見することが可能です。学生向けにはインターン情報や社員紹介投稿、中途向けには職場の働き方やキャリアパスの紹介といった投稿情報を通じて、各層に響くコンテンツ設計から多様な人材を惹きつけるよう設計すると良いでしょう。

X(旧Twitter)での採用活動のデメリット

継続的な運用が求められる

X(旧Twitter)の採用活動では、「継続的に情報発信する」ことが求められます。情報発信を継続することでフォロワーが増え、結果的に採用ターゲット層へリーチが広がるためです。

逆に投稿が止まってしまうと興味を失われてしまい、アカウントの信頼性にも影響し始めるため注意すべきです。採用広報としての成果を出すために「数ヶ月単位での運用計画」と「社内リソース」を十分に確保しましょう。更新頻度や投稿ネタに困らない体制作りが求められます。

炎上リスクがある

SNS運用で避けて通れないのが「炎上リスク」であり、X(旧Twitter)での採用活動でも必須対策事項です。企業アカウントから発信された投稿が一部のユーザーに誤解を与えたり不快感を与えてしまった場合は、企業イメージが傷つく危険性があります。ネガティブなリプライへの対応方針を定めておき、トラブル発生時の対策を用意しておくなど、事前対策を打っておくことが重要です。

大量な採用活動に向かない

X(旧Twitter)の採用活動は、濃いファン層・共感層を集めやすい一方で、「大量の応募者を短期間で集めたい場合には不向き」です。多くの人数を素早く採用したい場合は「求人媒体」や「スカウトサービス」との併用を検討すると良いでしょう。

この場合、X採用活動を「求職者が応募したくなる最後のひと押しのための後方支援ツール」として利用しましょう。求人媒体やスカウトサービスから応募者を集めて、X採用アカウントで「企業の雰囲気やカルチャーに共感した人材に刺さる仕組み」を設計します。求職者の疑問が解決できるコンテンツをX採用活動で展開すると効果的です。

X(旧Twitter)採用活動の進め方

X(旧Twitter)採用活動の進め方

アカウント運用コンセプトを決める

まずは「X(旧Twitter)のアカウント運用コンセプト」を決めましょう。具体的には、どんな相手に、どんな情報を、どんなトーンで発信するのかを事前設計し、アカウントの一貫性を整えるイメージです。

例えば、社内の雰囲気を伝える採用アカウント、社員の声を届ける採用アカウント、採用情報をタイムリーに流す採用アカウントなど、分かりやすいアカウント運用コンセプトを立てると良いです。コンセプトがブレない採用アカウントは、フォロワーにとって安心感があり長期的な信頼構築につながります。

アカウント運用コンセプトを崩さない

次に「X(旧Twitter)のアカウント運用コンセプトを崩さない」ことを徹底しましょう。一度決めたコンセプトを守り続けることは採用ブランディングにおいて非常に重要です。「このXアカウントはこのような発信をする採用アカウントなんだ」と印象付けることで、フォローや応募といったアクションに導きやすくなります。

X(旧Twitter)ではトレンドに乗って投稿調整することも大切ですが、それ以上に自社アカウントの運用コンセプトを崩さず進めることが求められます。

X(旧Twitter)の求職者が求める情報を発信する(社内雰囲気・説明会)

「X(旧Twitter)内の求職者が求める企業情報を的確に発信する」ことを意識しましょう。例えば、「社内雰囲気」や「説明会の日程スケジュール」などの情報発信は求職者にとって価値ある投稿になりえます。

社員の働く姿、オフィスの様子、研修制度、たわいもないランチの風景などのリアルな情報は興味を引きます。採用説明会やインターンシップ情報は、求職者と企業の接点を生み出すネクストアクションとなりえます。積極的に企業情報を発信して、エンゲージメントを高めるように設計すると良いです。

X(旧Twitter)の投稿頻度を高く保つ

「情報発信の頻度を保つ」よう意識することも重要です。X(旧Twitter)の採用活動において、定期的な投稿発信がユーザーの関心を維持するために必要です(更新が途切れてしまうとアカウントの存在感が薄れてユーザーの興味も離れてしまう)。

発信する情報濃度にもよりますが、目安としては1日2〜3回以上の投稿を心がけるとアクティブな印象を保てるはずです。投稿内容に迷ったときは、社内イベント、社員紹介、仕事紹介、Q&A、ちょっとした日常など、ネタのバリエーションを広げてみましょう。季節や時事ネタに絡める工夫も効果的です。

X(旧Twitter)の求職者からの連絡に素早く対応する

X(旧Twitter)の採用活動では「求職者からのリプライやDMに素早く丁寧に対応」することが基本です。素早い対応は、求職者が企業に抱いた熱量を高く維持するために重要です。

可能な限り素早く返信することを意識しつつも、他業務と兼任していて素早く対応できない理由がある場合は、例えばプロフィール欄でその旨を事前共有しておくのも1つのやり方です。対応が遅れる可能性があることも考慮したアカウント設計に整備されていると、求職者としては納得感があり理想的です。

中の人(採用担当者)の情報を露出させて親近感を提供する

可能であれば「中の人(採用担当者)の情報」を露出させて親近感を提供しながらX採用活動を進めましょう。アイコンではなく、採用担当者の様子が分かる画像が定期的に発信される投稿スタイルでも良いです。

企業アカウントは無機質で堅い印象になりがちです。人材採用アカウントでは「中の人」が見えるよう運営すると親しみを持たれやすく、エンゲージメントを高められます。投稿に人間味のある語り口や絵文字を取り入れることで、求職者としては「話しかけやすい」、「企業の雰囲気が伝わる」と感じやすくなるでしょう。

X(旧Twitter)採用活動が向いている企業

X(旧Twitter)採用活動が向いている企業

社内のカルチャーや雰囲気を打ち出せる企業

X(旧Twitter)の採用活動に最も向いているのは「自社のカルチャーや職場の雰囲気を前面に押し出せる企業」です。例えば、フラットな社風、若手の活躍、ユニークな社内制度、自由な働き方など、「企業の個性」が見える内容を積極的に発信できる企業は多くの求職者から共感を集めやすい傾向があります。

特にZ世代の求職者は「会社の価値観」と「自分との相性」を重視する傾向があるため、日常の些細なシーンの投稿が大きな訴求力を持つでしょう。

採用ブランディングに力を入れている企業

採用活動を“採用”だけでなく「ブランディングの一環」として捉えている企業にも、X(旧Twitter)での採用活動はおすすめです。Webサイトでの求人募集に留まらず、Xでも企業の魅力やビジョンを広めるようブランディングすることで、採用効果のみならず広報効果やファン獲得にも貢献します。

X(旧Twitter)はメディアとしての拡散力も高いため、採用活動だけでなく、長期的な企業ブランディングの観点からも有効な施策と言えます。

本気でX(旧Twitter)で人材採用を成功させると決めた企業

本気で「X(旧Twitter)経由で人材採用を成功させる」と決めた企業採用アカウントの情報発信はどれも魅力的に映ります。結局のところ、何事も「本気かどうか」が重要です。

熱量を長期的に維持するための効果計測ルールや、投稿内容に悩まない投稿環境を事前設計し、本気を継続するための対策を講じましょう。成果を可視化することも、ストレスなく投稿発信できることも、X採用アカウントの運用における熱量維持に寄与します。

X(旧Twitter)採用活動の事例3選

ここではX(旧Twitter)を利用した採用活動事例をご紹介いたします。X採用アカウントの運用方法別に3つほどご紹介しますので、参考にしてください。

読売新聞社 採用(働き方の雰囲気を提供する採用アカウント)

読売新聞社 採用(働き方の雰囲気を提供する採用アカウント)
引用:読売新聞社 採用

読売新聞社 採用」というX(旧Twitter)採用アカウントでは、日本各局に在籍する「読売新聞の各従業員の働き方が画像付きで分かるポスト」が発信されています。日本全国で取材に励む多ジャンルの従業員の姿が確認でき、新聞媒体を作るための多様な働き方が存在することに気付かされます。

伝統文化を取材するポストが確認できたかと思えば、人気観光スポットの取材のポスト、身だしなみを整えている従業員のポスト、食べ物を取材するポストなど、本当に様々な取材の雰囲気を感じ取ることができます。読売新聞社の入社後の働き方がイメージできる採用アカウントだといえます。

freee中途採用チーム(自社サイト記事を併用する採用アカウント)

freee中途採用チーム(自社サイトコンテンツを利用する採用アカウント)
引用:freee中途採用チーム

freee中途採用チーム」というX(旧Twitter)採用アカウントでは、中途人材への情報発信を軸としたポストを発信しています。

主に、Xのポストから自社採用サイトやnoteで従業員の働き方をまとめた記事へ求職者を誘導する流れを構築しています。加えて、セミナーイベントの情報発信も実施することで、従業員と求職者の接点をタイムリーに提供することも行っています。マーケターやエンジニアの働き方をまとめた情報も多く、X利用者の属性とも相性が良いように感じられます。

【獺祭】旭酒造新卒採用アカウント(自社商品を押し出す採用アカウント)

【獺祭】旭酒造新卒採用アカウント(自社商品を押し出す採用アカウント)
引用:【獺祭】旭酒造新卒採用アカウント

【獺祭】旭酒造新卒採用アカウント」というX(旧Twitter)採用アカウントでは、日本を代表する日本酒「獺祭」という自社商品を前面に押し出す形で採用アカウントを構築しています。世界的にも知名度の高い「獺祭」という日本酒商品を全面的に押し出すことで、新卒入社希望者とのタッチポイントを増やし、興味関心を高めようとしていることが理解できます。

獺祭の製造雰囲気や、アメリカ進出プロジェクトの活動共有、宇宙空間での人類発の酒造り情報など、日本酒造りのジャンルを広げるための活動も確認できることは、チャレンジ意欲を持つ新卒入社希望者にとって刺激的に映るはずです。

X広告での採用活動も選択肢に入れると進めやすい

X広告の利用でアルゴリズムによるフィルターを軽減できる

X(旧Twitter)のアルゴリズムに採用アカウントが好まれるまでは、通常投稿(=ポスト)での拡散力が高まりづらく、「採用情報がなかなかターゲットに届かない」という課題が生じがちです。この課題を乗り越えるためには、トレンドを意識したポスト作りや、根気強い自社情報の情報発信が必要になります。

どうしても通常投稿で認知と拡散が得られない場合は「X広告」を検討しましょう。X広告では、広告配信先を地域、言語、端末、年齢、性別、キーワード、興味関心(例:プログラミング、クリエイティブ、学生生活)などにターゲティングして情報を届けることができます。X広告は有料ですが素早く認知・拡散ができるという意味では効率的です。X広告の配信はすぐに実施しやすく、スタートアップや中小企業にも導入しやすいのが特徴です。

X(旧Twitter)のアルゴリズムについて学習を進めたい方は「【最新】X(旧Twitter)アルゴリズム解説!おすすめタイムラインに表示する方法!」という解説記事をご確認ください。

短期間での成果獲得はX広告の利用が推奨(説明会/エントリーの締切)

「短期的に成果を求める場合(説明会やエントリーの締切が迫っているタイミングなど)」はX広告配信を利用することをおすすめします。可能であれば、説明会やエントリータイミングの告知を実施する前に、テスト的にX広告を配信して慣れておくと良いでしょう。

X広告は少額から試せますし、A/Bテストを行うことも可能です。テストを重ねながら効果的な表現やターゲティングを見つけることが、採用成功への近道です。

>>SNS広告について株式会社フルスピードに問い合わせる

【まとめ】X(旧Twitter)採用活動で最適な人材採用を実現しよう

X(旧Twitter)採用活動で最適な人材採用を実現しよう

X(旧Twitter)を使った採用活動は「企業の雰囲気や価値観をリアルタイムで発信できる強力な手段」であり、カルチャーフィット重視の採用に最適です。親しみやすいコミュニケーションを通じて求職者との自然な接点を生み出しましょう。

採用アカウントの継続運用方法や炎上リスクへの配慮についての事前設計、通常投稿だけでなくX広告の活用も視野に入れた運用方法などをご検討の方は株式会社フルスピードにお問い合わせください。より多くのターゲットにアプローチするための設計を提供いたします。X採用活動を通じて「企業カルチャーにマッチする人材の採用」に挑戦してみましょう。

X(旧Twitter)コンサルティングサービスのご紹介┃株式会社フルスピード

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株式会社フルスピードはX(旧Twitter)社の認定代理店です。そのため、X(旧Twitter)に関する仕様変更等の重要な情報を素早くキャッチし、お客様に共有することができます。過去にお手伝いさせていただきました企業様のX(旧Twitter)アカウント経由で、平均売上685%を達成した実績もございます。

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この記事を書いた人

矢野翔大

パチンコ遊技機開発者としてパチンコパチスロメーカーで8年間の業務を経たのち、2022年から株式会社フルスピードのオウンドメディア『GrowthSeed』のマーケティング担当として入社。"WEBサイト運営は商品開発である"というモットーのもと、自身が得意とするエンタメ思考を取り入れつつ日々マーケティング業務に取り組んでいる。趣味はキャリアそのままにWEBサイト運営、パチンコ、パチスロ、ゲーム。

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