検索エンジンとは?日本の利用シェア率から種類や違いを説明
サジェストとは
- 用語解説
公開日:2016年08月17日
最終更新日:2025年01月09日
サジェストとは検索エンジンで検索クエリを入力した際に表示される検索候補のことです。
英語で「suggest」は「提案する」という意味なので、その名の通り検索キーワードを入力した際に検索エンジン側から検索キーワードを「提案する」ものになります。
実際に検索エンジン上では次のようにサジェストキーワードが表示されます。
入力した「検索エンジン」の下に「検索エンジン シェア」「検索エンジン 変更」「検索エンジン 登録」「検索エンジン おすすめ」など、複数の候補が表示されます。
これがGoogle検索で「検索エンジン」と入力した際のサジェストキーワードです。
(※注:今回掲載するサジェストは2016年8月15日に当社で表示確認をしたものです)
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目次
どのような仕組みでサジェストのキーワードが表示されるのか
サジェストの仕組みについては公開されていませんが、GoogleとYahoo!のヘルプには次のように記載されています。
※各社サジェストの正式名称はGoogleでは「オートコンプリート」、Yahoo!では「入力補助」とされています。
(Google)
予測キーワードは人間の関与なしにアルゴリズムによって生成されます。このアルゴリズムは次のような特性を備えています。
他のユーザーがこれまでにそのキーワードを検索した頻度など、客観的な要因に基づきます。
ウェブ上のさまざまな情報を反映するように設計されています。このため、検索キーワードには一見すると奇妙な語句や意外な語句などが表示されることがあります。
(オートコンプリートを使用したGoogle検索 – ウェブ検索ヘルプ)
(Yahoo!)
本機能は、お客様が、キーワードを追加したり、キーワードを入力し直すなどの手間を減らし、より簡単に目的の情報にアクセスできるよう補助するために、一定のアルゴリズムに基づいて、検索キーワードを表示しています。
(Yahoo!検索ヘルプ – キーワード入力補助機能とは)
このように、キーワード検索数の増減や、検索の傾向、話題性などによってサジェストに表示されるキーワードは変化します。
一過性の話題で1日だけサジェストに表示されて次の日には表示されなくなるようなキーワードや、特定の地域でパーソナライズがかかるキーワードもあります。
サジェストに表示されるとユーザーの目に付きやすくなり、検索される機会が増加し、そこで上位表示されていると検索の流入も増加する傾向にあります。
サジェストのキーワードを一括で抽出する無料ツールもあるので、抽出して自社のサイトが上位表示できているかどうかを確認してみるのもいいでしょう。
検索エンジンによって異なるサジェストキーワード
サジェストキーワードは検索エンジンによって表示される内容が異なります。
冒頭の「検索エンジン」というキーワードでGoogle、Yahoo!、Bingのサジェストを比較してみましょう。
※「検索エンジン」の後に半角スペースを入れた際のサジェストの結果です。
Google
サジェストの内容:「シェア」「変更」「登録」「おすすめ」「仕組み」「削除」「種類」「比較」
Yahoo!
サジェストの内容:「おすすめ」「変更」「Bing」「設定」「ランキング」「Yahoo」「Google」「Goo」「Bing 削除」「エキサイト」
Bing
サジェストの内容:「変更」「ランキング」「登録」「登録方法」「設定」「一覧」「おすすめ」「とは」
Yahoo!はGoogleの検索エンジンを採用していますがサジェストキーワードの表示は異なっており、この部分についてはYahoo!独自のシステムで運用していることが分かります。
サジェストの不正な操作をして自社サイトへの誘導をしないようにする
前述の通り、サジェストに表示されるキーワードで上位表示をすると検索流入が増える傾向にあります。
ここに目をつけてサジェストに意図的に自分の会社の名称を表示させるようスパム行為を行う会社(あるいはサジェストの表示を保証して営業してくる会社)もありますが、このような取り組みは絶対にやめましょう。
単純にサジェストに表示された・表示されなかったという施策面の話だけは済まないことがあります。
例えばYahoo!の場合、公式に以下のような表記があります。
このようなスパム行為に関しては、実際にスパム行為を行なっている企業(実行者)だけでなく、当該企業に依頼を行なっている各サイト(依頼者)に対しても何らかの措置を検討する場合がありますのでご注意ください。
(Yahoo!検索の品質向上に対する取り組み – Yahoo!検索 スタッフブログ)
スパムをした企業だけではなく「依頼した側」にも法的な措置がとられる可能性があることを示唆しています。軽い気持ちでスパム行為を実施したり、サービスを依頼したために、検索以外の問題に発展してしまう可能性があるので、絶対に不正はしないようにしましょう。
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