X(旧Twitter)運用におけるKPIはどう設定する?目的別にKPI指標を解説
Xのエンゲージメントとは?エンゲージメントを上げる方法・計算方法・平均・目安まとめ
公開日:2025年03月27日
●Xのエンゲージメントとなるユーザー行動が分かる
●Xのエンゲージメントを上げる方法が分かる
●Xのエンゲージメント率の計算方法が分かる
●Xのエンゲージメント率の平均・目安が分かる
当記事ではX(旧Twitter)におけるエンゲージメントの定義や、エンゲージメントを上げる方法、エンゲージメント率の計算方法、平均、目安などを紹介します。
Xを活用する上で「エンゲージメント」を高めることは非常に重要です。当記事でXのエンゲージメントについて学んでみましょう。
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目次
Xのエンゲージメントとは?
Xにおけるエンゲージメントの定義
X(旧Twitter)におけるエンゲージメントとは「ユーザーが投稿に対して示す反応の総称」です。具体的には「いいね」、「リポスト」、「リプライ」、「引用ポスト」、「画像クリック」、「動画再生」、「保存」など、投稿に対するあらゆるアクションがエンゲージメントとして含まれます。エンゲージメントが多いほど、投稿が広く拡散され、他のユーザーの目に触れる機会が増えます。
Xでエンゲージメントが増えると得られる効果
・フォロワーの増加
・ブランドの認知度向上
・アルゴリズムによる優遇
エンゲージメントが増加すると上記のようなメリットがあります。リポストや引用ポストが増えることで新しいユーザーにリーチできできるだけでなく、興味を持ったユーザーのフォローに繋がります。
企業アカウントの場合、エンゲージメントを高めることで「商品やサービスの認知度」が高まる可能性があります。Xのアルゴリズムはエンゲージメントの高い投稿を優先的に表示する傾向があるため、さらに多くのユーザーの目に留まります。
Xでエンゲージメントとカウントされるユーザー行動(7つ)
Xで「いいね/リポスト/リプライ/引用ポスト/画像クリック/動画再生/保存」のユーザー行動を増やすことで、エンゲージメントを高めることができます。
いいね
「いいね」は、「投稿に共感したり、好意的に思った際にユーザーが押すアクション」です。投稿の魅力が高ければ高いほど、「いいね」の数が増えやすくなります。「いいね」が増えると、投稿者のモチベーション向上にもつながり、フォロワーとの関係が深まります。また、「いいね」を押したユーザーのフォロワーにも通知されるため、投稿の拡散力が向上します。
リポスト
「リポスト」は、「他のユーザーの投稿を自分のタイムラインにそのまま共有するアクション」です。リポストが増えると、投稿の露出が広がり、新しいオーディエンスに届く可能性が高まります。特に、影響力のあるユーザーにリポストされると、一気に多くのユーザーに拡散されるため、重要なエンゲージメント指標となります。
リプライ
「リプライ」は、「投稿に対して直接コメントを送る行動であり、会話を生み出す重要なアクション」です。フォロワーとの積極的な交流を促進し、より深い関係を築くことができます。また、リプライが多い投稿は、Xのアルゴリズムによって優先的に表示されるため、さらなるエンゲージメントを生み出す可能性があります。
引用ポスト
「引用ポスト」は、「他のユーザーの投稿に自分の意見やコメントを加えてシェアするアクション」です。通常のリポストと異なり、投稿者の見解が追加されるため、議論を生むきっかけにもなります。引用ポストをうまく活用することで、フォロワーとの会話を活性化し、より多くのユーザーに投稿を届けることができます。
投稿内の画像クリック
「投稿内の画像をクリック」すると拡大表示されます。このアクションもエンゲージメントとしてカウントされ視覚的な要素が投稿の魅力を高めることができます。特にインフォグラフィックやユニークなビジュアルを活用した投稿は、クリック率が高くなる傾向があります。
動画の再生
Xでは「動画の自動再生機能」があるものの、「ユーザーが動画を積極的に視聴する」こともエンゲージメントの1つです。動画の尺や内容が魅力的であれば、視聴完了率が高まり、多くのエンゲージメントを獲得できます。
保存
「保存」は「投稿を後で見返すためにブックマークするアクション」です。情報価値の高い投稿や、後から参照したい内容が含まれている投稿は、保存数が増える傾向があります。保存が多い投稿は長期的に価値があると判断されやすく、ユーザーの信頼を獲得する要素にもなります。
Xのエンゲージメントを上げる方法
画像・動画・GIFを利用する
視覚的に魅力的な投稿はユーザーの関心を引きやすく、エンゲージメントが向上しやすい傾向があります。画像や動画は情報を直感的に伝えやすく、文字だけの投稿よりも多くのユーザーに興味を持たれやすい特徴があります。特に短尺の動画やアニメーションGIFは視認性が高く、エンゲージメントを促進する効果があります。オリジナル性のあるビジュアルを活用することで、フォロワーにとって記憶に残りやすい投稿を作成できます。
フォロワーとコミュニケーションをとる
リプライやリポストに積極的に反応し、フォロワーとの関係を強化することで投稿への反応率を高められます。質問を投げかけたりフォロワーの意見を募集することで、双方向のやり取りを増やすことができます。また、フォロワーの投稿に対しても積極的に反応することで、相互のエンゲージメントを促進し信頼関係を築くことができます。
トレンドや話題性の高いニュースを絡める
トレンドワードや話題になっているニュースを活用した投稿は、共感を得やすく、拡散力が高まります。特に、旬な話題にユニークな視点を加えた投稿は、他のユーザーによる引用ポストやリポストが増える可能性が高まります。公式のトレンド機能を活用して自分のアカウントのコンテンツと関連するトピックを見つけることで、より多くのユーザーに投稿を届けることができます。
ユーザーがアクティブな時間に投稿する
ターゲットとするフォロワーが最も活動的な時間帯に投稿することで、エンゲージメントを最大化できます。一般的に朝の通勤時間や昼休み、夜のリラックスタイムがエンゲージメントが高まりやすい時間帯とされています。Xの分析ツールを活用し、自分のフォロワーが最もアクティブな時間を把握することが重要です。
自分ごと化しやすい内容にする
ユーザーが共感しやすい内容や、自分の経験と結びつけられる投稿はエンゲージメントが向上しやすい傾向があります。ストーリーテリングの手法を取り入れたり、「あるあるネタ」や「経験談」を交えることで、ユーザーが自身の体験と結びつけやすくなります。また、質問形式の投稿をすることで、フォロワーがコメントしやすくなりエンゲージメントの増加につながります。
定期的にキャンペーンを行う
プレゼント企画やアンケートなどのキャンペーンを実施することでフォロワーの参加率を上げることができます。例えば「リポスト&フォローで応募」といった形式のキャンペーンは、拡散力が高く、新規フォロワーの獲得にもつながります。クイズ形式の投稿やユーザー投稿型のキャンペーンを行うことも、フォロワーのエンゲージメントを高めることに貢献します。
Xのエンゲージメント率の計算方法
エンゲージメント率 = 投稿に反応したユーザー数 ÷ 投稿を見たユーザー数 × 100
エンゲージメント率は「投稿に反応したユーザー数(=インプレッション) ÷ 投稿を見たユーザー数 × 100」で計算可能です。エンゲージメント率は投稿のインプレッション数に対するユーザーの反応の割合を示します。「投稿に反応したユーザー数」とは、「いいね」、「リポスト」、「リプライ」、「引用ポスト」、「画像クリック」、「動画再生」、「保存」などを行ったユーザー数という事です。詳細は以下のインプレッション解説記事をご確認ください。
Xのエンゲージメント率の平均・目安
引用:2025 Social Media Industry Benchmark Report
上画像は、X(旧Twitter)における業界別のエンゲージメント率を示したデータです。全業界の中央値は0.015%とされ、業界ごとに大きな差があります。最も高いエンゲージメント率を示すのはスポーツチーム(0.073%)で、次いで高等教育(0.036%)や金融サービス(0.025%)が続きます。一方で、ファッション(0.001%)やホームデコール(=インテリアショップ)(0.001%)は比較的低い数値となっています。企業アカウントのエンゲージメント率は、一般的に低めであることが分かり、投稿の質やターゲット層の選定が重要であることが示唆されます。
投稿の内容やターゲット層によっても異なり、視覚的に魅力的なコンテンツやトレンドを取り入れた投稿はエンゲージメント率が高くなる傾向があります。自分のアカウントのエンゲージメント率を定期的に分析し改善を図ることが重要です。
【まとめ】魅力的なポストを投稿してエンゲージメントを高めよう
X(旧Twitter)におけるエンゲージメントは投稿の影響力や拡散力を測る重要な指標です。エンゲージメントを高めることで、フォロワーとの関係を深め、ブランドや個人の影響力を強化することができます。視覚的に魅力的なコンテンツを活用し、ユーザーとの対話を重視しながら、戦略的にエンゲージメントを高めていきましょう。
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矢野翔大
パチンコ遊技機開発者としてパチンコパチスロメーカーで8年間の業務を経たのち、2022年から株式会社フルスピードのオウンドメディア『GrowthSeed』のマーケティング担当として入社。"WEBサイト運営は商品開発である"というモットーのもと、自身が得意とするエンタメ思考を取り入れつつ日々マーケティング業務に取り組んでいる。趣味はキャリアそのままにWEBサイト運営、パチンコ、パチスロ、ゲーム。

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