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Instagramのティーンアカウントとは?いつから・特徴・親による管理のやり方・解除方法まとめ

公開日:2025年01月25日

最終更新日:2025年01月28日

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Instagramのティーンアカウントとは?開始日・特徴・やり方・解除方法まとめ

この記事を読むと理解できること

2025年1月21日、Metaは保護者の見守り機能付きの10代向けアカウントである「ティーンアカウント」を日本国内で順次導入することを発表しました。これによりInstagramの「13歳~17歳の日本国内で利用しているアカウント」は順次自動的にティーンアカウントに移行します。

当記事では、Instagramのティーンアカウントとはどんなものなのかをご紹介したのち、いつから開始したのか?特徴・親による管理の強化方法・解除(緩和)方法など、分かりやすくご紹介いたします。

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目次

Instagramのティーンアカウントとは?

ティーンアカウントは保護者の見守り機能付きの10代向けアカウント

ティーンアカウントとは保護者の見守り付きの10代利用者向けアカウント
引用:Instagram、10代利用者向けのティーンアカウントを日本でも導入開始

Instagramのティーンアカウントとは「保護者の見守り機能付きの、10代利用者向けに新しい体験を提供するためのアカウント」です。ティーンアカウントの対象となるのは13歳から17歳の日本国内の利用者で、順次自動的にティーンアカウントに移行していくことになっています。

(※当記事では「Instagramのティーンアカウント」と説明していきますが、ティーンアカウントはMeta社が実装した機能です。ちなみに、13歳未満のお子様はInstagramを利用できません。)

ティーンアカウントは2024年9月から海外で提供開始されている機能

日本国内でInstagramのティーンアカウントが導入発表されたのは2025年1月21日ですが、海外では2024年9月にアメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダで提供が開始されています。

2024年12月末にはEU域内にも拡大が完了しており、これら海外の導入実績を元に、今回日本でもティーンアカウントが導入された流れとなります。

ティーンアカウント適用対象者は「13歳~17歳の日本国内利用者」

Instagramのティーンアカウント適用対象者は「13歳から17歳の日本国内の利用者」となっています。

過去に「13歳から17歳の日本国内の利用者」に作成されたアカウントは今後自動的にティーンアカウントに切り替わり、今から新しいInstagramアカウントを作成する場合は、アカウント作成時点でティーンアカウントが適用されます。

ティーンアカウントはいつから?(2025年1月21日から導入)

Instagramのティーンアカウントは2025年1月21日から順次自動的に適用されます。

Instagramのティーンアカウントが始まった理由・目的

10代利用者のInstagram体験を再構築するため

Instagramのティーンアカウントが始まった理由・目的の1つは「10代利用者が危険もしくは不適切な体験をすることなく、友達との交流や興味の発見にSNSを使って欲しいという保護者の願いの実現」であるようです。

ティーンアカウント導入により、Instagram10代利用者のUXは「今まで以上にネガティブ情報に接触しない体験に調整」にされました。

懸念される10代利用者のInstagram体験を保護者が管理可能にするため

Instagramのティーンアカウントが始まった理由・目的のもう1つに、「懸念される10代利用者のInstagram体験を保護者の管理下に置けるようにする」という理由・目的があるようです。

今回のティーンアカウント導入によって、10代の子供を持つ保護者は子供たちのSNS利用に対して「適切な保護機能を適用できる」ようにデザインされました。

この保護機能は「ぺアレンタルコントロール機能」と呼ばれ、ペアレンタルコントロール機能を利用することで「ティーンアカウントの利用に関する管理強化と管理の緩和を親アカウントがコントロールできる」ようになります(当記事後半でペアレンタルコントロール機能の設定方法を説明します)。

Instagramのティーンアカウントの特徴7つ(機能まとめ)

「非公開アカウント」がデフォルト設定になる

Instagramのティーンアカウントの特徴の1つ目が「非公開アカウントがデフォルト設定になっている」ということです。これによって、10代の利用者は新しいフォロワーからのフォローリクエストを都度承認することになります。

ティーンアカウントのデフォルト設定が非公開アカウントになっていることで、フォロワー以外の人々が「10代のアカウントのコンテンツをいきなり見る」ことや、「10代のアカウントといきなりやりとり開始する」ことを防ぎます。

「メッセージ機能が制限」される

Instagramのティーンアカウントの特徴の2つ目が「メッセージ機能が制限される」ことです。

この特徴によってティーンアカウント対象者は「フォローしている、もしくは既に繋がっている相手からのメッセージしか受け取ることができない設定」に調整されます。

「不適切なコンテンツの表示制限」が機能する

Instagramのティーンアカウントの特徴の3つ目が「不適切なコンテンツの表示制限が機能する」ことです。

この不適切なコンテンツの表示制限が機能することで、発見タブやリールなどで確認できる、例えば、人々が戦う様子や美容整形を勧める内容などの種類のコンテンツに表示制限がかかります。

具体的に何が起きているかと言いますと、「不適切なコンテンツをコントロール」の設定で最も制限度の高いオプションが自動的に適用されています。この自動オプション設定によって、Instagramの10代利用者に対する過激なコンテンツ表示を防ぎます。

「タグ付け・メンション」がフォローアカウントのみに制限される

Instagramのティーンアカウントの特徴の4つ目が「タグ付け・メンションがフォローアカウントのみに制限される」ことです。

タグ付けとメンション機能が制限されることで、「情報の拡散性」と「特定アカウントへのダイレクト訴求」が制限されます。

「コメント・DM」への攻撃的な言葉がフィルタリングされる

Instagramのティーンアカウントの特徴の5つ目が「コメント・DMへの攻撃的な言葉がフィルタリングされる」ことです。

これによって、コメントやメッセージ(DM)のリクエスト内に含まれる攻撃的な言葉やフレーズを含んだコミュニケーションが弾かれるようになります。

具体的に何が起きているかと言いますと、「非表示ワード」がいじめ対策の機能として最も制限度の高い状態に自動設定されています。

「アプリを閉じる通知」が1日60分の利用で届く

Instagramのティーンアカウントの特徴の6つ目が「アプリを閉じる通知が1日60分の利用で届く」ことです。

ティーンアカウント利用者に対して1日60分アプリ利用したことを告知することで、Instagramアプリの利用にのめり込みすぎることを緩和します。

Instagramを複数のデバイスで使用する場合、Instagramの使用時間の合計に時間制限が適用されます。また、保護者は、ティーンアカウントに対してアプリを閉じるように通知するか、時間制限に達した後にInstagramの使用をブロックする設定にも変更可能です。

「スリープモード」が午後10時から午前7時まで適用される

Instagramのティーンアカウントの特徴の7つ目が「スリープモードが午後10時から午前7時まで適用される」ことです。自動的にスリープモードに切り替わることで、Instagram利用による睡眠時間の阻害リスクを軽減します。

スリープモードに自動設定されると、通知がミュートになり、DMには自動返信メッセージが送信されるようになります。保護者は、ティーンアカウント対してアプリを閉じるように通知するか、スリープ モード中にInstagramの使用をブロックするかを選択可能です。

Instagramのティーンアカウントの利用制限を強化・緩和する方法

ペアレンタルコントロールを親と子のアカウントで設定する必要がある

親アカウントがティーンアカウント(=子供のアカウント)の利用制限の強化・緩和をコントロール可能にするためには、「ペアレンタルコントロール機能」を設定する必要があります。

次の記述を参考に、ペアレンタルコントロール機能で「Instagramの親アカウントとティーンアカウント」を紐づけてみましょう。

ペアレンタルコントロールの設定手順(操作手順まとめ)

Instagramのペアレンタルコントロールの設定手順(操作手順まとめ)

【ペアレンタルコントロールの設定手順1~5】
手順1:ホーム画面に移動する(上図①部分をタップ)
手順2:ホーム画面右上の三本線をタップ(上図②部分)
手順3:「ファミリーセンター」をタップ(上図③部分)
手順4:「開始する」をタップ(上図④部分)
手順5:ティーンアカウントを招待(上図⑤部分)

ペアレンタルコントロール機能でInstagramの親アカウントとティーンアカウントを紐づける操作手順は上図の通りです。

ホーム画面の右上に存在する三本線をタップすると「設定とアクティビティ」に遷移しますので、その画面内に存在する「ファミリーセンター」をタップし進みます。それ以降は、画面に表示されたナビゲーションに従い、親アカウントとティーンアカウントを紐づけるために「紹介」してください。

ちなみに、ティーンアカウントを親が管理するためには、親もInstagramアカウントを用意しておく必要があります。Instagramアカウントを持っていない親の方は、新規でアカウント作成してください。

また、上記の操作手順は親アカウントから実施した場合の操作方法ですが、ティーンアカウントから親アカウントと情報を紐づけることも可能です。柔軟に設定してみましょう。

【まとめ】Instagramのティーンアカウントに関する情報を整理

引用:日テレNEWS(【インスタグラム】10代の“利用制限”ナゼ? ティーンアカウントで「非公開」「1日60分まで」)

上動画は日テレNEWSのYouTube動画です。「Instagramのティーンアカウント」の機能と導入背景がわかりやすくまとめられていますので、一度動画視聴してみて下さい。

それでは当記事でご紹介しました「Instagramのティーンアカウントに関する情報」を以下にまとめ記述致します。

ティーンアカウントとは?基本情報まとめ
●保護者見守り機能付きの10代向けアカウント
●対象者は「13歳~17歳の日本国内利用者」
●2025年1月21日から導入
ティーンアカウントの特徴・機能は7つ
①非公開アカウントになる
①メッセージ機能が制限される
③不適切コンテンツが非表示になる
④タグ付け・メンション機能が制限される
⑤コメント・DMへの攻撃的な言葉をフィルタリング
⑥1日60分の利用でアプリを閉じる通知が表示
⑦午後10時から午後7時まではスリープモードに
ティーンアカウントの親による管理方法
●ティーンアカウントの利用制限は強化・緩和が可能
 ┗ペアレンタルコントロール機能を使って調整可能

Instagramのティーンアカウントのよくある質問

Instagramのティーンアカウントが管理できる親アカウントの条件は?

Instagramのティーンアカウントを管理するための親アカウントは「18歳以上」である必要があります。

ティーンアカウントから親アカウントへ保護レベル緩和をリクエスト可能か?

ティーンアカウントから親アカウントに対して、保護レベルの緩和をリクエストすることが可能です。親アカウントにリクエストした保護レベルの緩和が承認されると、それ以降、ティーンアカウントの安全設定が緩和されます。

また親アカウントは、ティーンアカウントから保護レベルの緩和のリクエストがなくても、ティーンアカウントの安全設定の保護レベルを緩和することができます(※親アカウントからの安全設定の保護レベルの緩和が実施される場合は、ティーンアカウントに承認フローが発生することはありません)。

Instagramのティーンアカウントが18歳になったらどうなるか?

Instagramのティーンアカウントが18歳になると、自動的に親アカウントからの保護・監視は終了します。

13歳未満の子供はInstagramのティーンアカウントを利用できるか?

13歳未満のお子様はInstagramが利用できないようになっています。Instagramを利用し始めるには13歳以上である必要があり、その後、13歳~17歳の期間ではティーンアカウントとしてInstagramを利用することが必須条件となります。

13歳未満の子どもを代表するアカウントは、アカウントの自己紹介にそのアカウントが保護者または管理者によって管理されていることを明確に記載し、要求された場合には成人が運営していることを証明する必要があります。13歳未満のお子様のアカウントがあなたや管理者によって管理されていない場合、アカウントは削除されます。

13歳未満のお子様がなりすまし行為をしてInstagramを利用していると判断できる場合、以下URLから未成年ユーザーを報告することができます。

>>Instagramで未成年ユーザーを報告する(Instagramヘルプセンター)

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この記事を書いた人

矢野翔大

パチンコ遊技機開発者としてパチンコパチスロメーカーで8年間の業務を経たのち、2022年から株式会社フルスピードのオウンドメディア『GrowthSeed』のマーケティング担当として入社。"WEBサイト運営は商品開発である"というモットーのもと、自身が得意とするエンタメ思考を取り入れつつ日々マーケティング業務に取り組んでいる。趣味はキャリアそのままにWEBサイト運営、パチンコ、パチスロ、ゲーム。

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