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Googleサジェストとは?仕組み・関連語との違い・SEOへの活用方法をわかりやすく解説【2025年版】

公開日:2016年08月17日

最終更新日:2025年08月01日

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suggest-1

サジェストとは検索エンジンで検索クエリを入力した際に表示される検索候補のことです。
英語で「suggest」は「提案する」という意味なので、その名の通り検索キーワードを入力した際に検索エンジン側から検索キーワードを「提案する」ものになります。

実際に検索エンジン上では次のようにサジェストキーワードが表示されます。

google検索エンジン_サジェスト

入力した「検索エンジン」の下に「検索エンジン 一覧」「検索エンジン 変更」「検索エンジン 規制なし」「検索エンジン ランキング」など、複数の候補が表示されます。
これがGoogle検索で「検索エンジン」と入力した際のサジェストキーワードです。
(※注:今回掲載するサジェストは2025年8月1日に当社で表示確認をしたものです)

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Googleサジェストはどう決まる?表示の仕組みと影響要因

サジェストの仕組みについては公開されていませんが、GoogleとYahoo!のヘルプには次のように記載されています。
※各社サジェストの正式名称はGoogleでは「オートコンプリート」、Yahoo!では「入力補助」とされています。

(Google)

予測キーワードは人間の関与なしにアルゴリズムによって生成されます。このアルゴリズムは次のような特性を備えています。
他のユーザーがこれまでにそのキーワードを検索した頻度など、客観的な要因に基づきます。
ウェブ上のさまざまな情報を反映するように設計されています。このため、検索キーワードには一見すると奇妙な語句や意外な語句などが表示されることがあります。
オートコンプリートを使用したGoogle検索 – ウェブ検索ヘルプ

(Yahoo!)

「関連検索ワード」の情報は、Yahoo!検索に入力されるキーワードの組み合わせや、関連性の高いキーワードを機械的に収集し、検索回数の多いものや関連性の高いものを独自のアルゴリズムに基づいて自動的に表示しています。
Yahoo!検索ヘルプ – キーワード入力補助機能とは

このように、キーワード検索数の増減や、検索の傾向、話題性などによってサジェストに表示されるキーワードは変化します。
一過性の話題で1日だけサジェストに表示されて次の日には表示されなくなるようなキーワードや、特定の地域でパーソナライズがかかるキーワードもあります。

サジェストに表示されるとユーザーの目に付きやすくなり、検索される機会が増加し、そこで上位表示されていると検索の流入も増加する傾向にあります。
サジェストのキーワードを一括で抽出する無料ツールもあるので、抽出して自社のサイトが上位表示できているかどうかを確認してみるのもいいでしょう。

検索エンジンによって異なるサジェストキーワード

サジェストキーワードは検索エンジンによって表示される内容が異なります。
冒頭の「検索エンジン」というキーワードでGoogle、Yahoo!、Bingのサジェストを比較してみましょう。
※「検索エンジン」の後に半角スペースを入れた際のサジェストの結果です。

Google検索で表示されるサジェストの内容:

「一覧」「変更」「規制なし」「bing」「ランキング」「勝手に変わる」「とは」など..

google検索エンジン_サジェスト

Yahoo!で表示されるサジェストの内容:
「ランキング」「変更」「Bing」「goo」「規制なし」「Yahoo」「safari」「削除」「とは」など..

yahoo_検索画面_サジェスト

Bingで表示されるサジェストの内容:
「変更」「おすすめ」「ランキング」「googleに変更」「設定」「種類」「一覧」「bing」など..

bing_検索画面_サジェスト

Yahoo!はGoogleの検索エンジンを採用していますがサジェストキーワードの表示は異なっており、この部分についてはYahoo!独自のシステムで運用していることが分かります。

サジェストと関連キーワードの違いとは?

サジェスト(Googleサジェスト)は、検索窓にキーワードを入力したときにリアルタイムで検索窓に表示されるキーワードの候補です。
一方、関連キーワード(Googleの検索結果ページ下部などに表示される「他の人はこちらも検索」など)は、検索結果やユーザーの行動データに基づいて後から抽出されたものです。

項目サジェスト関連キーワード
表示場所検索窓の下検索結果の下部
タイミング入力中に表示検索完了後に表示
目的入力補助関連情報の提示
操作性クリックで補完クリックで再検索

サジェストの不正な操作をして自社サイトへの誘導をしないようにする

前述の通り、サジェストに表示されるキーワードで上位表示をすると検索流入が増える傾向にあります。
ここに目をつけてサジェストに意図的に自分の会社の名称を表示させるようスパム行為を行う会社(あるいはサジェストの表示を保証して営業してくる会社)もありますが、このような取り組みは絶対にやめましょう。
単純にサジェストに表示された・表示されなかったという施策面の話だけは済まないことがあります。

例えばYahoo!の場合、公式に以下のような表記があります。

Yahoo!検索では、お客様自身の検索利用を目的としない行為や、機械的なアクセス行為は禁止されています。また、関連検索ワードに故意に特定のキーワードを表示させるような、本機能の操作を図る行為も、本機能の提供目的に反するため、禁止されています。いわゆるサジェスト対策として、特定のキーワードを関連検索ワードに表示させようとする行為も、この禁止行為に該当します。
不正なサジェスト対策行為について

スパムをした企業だけではなく「依頼した側」にも法的な措置がとられる可能性があることを示唆しています。軽い気持ちでスパム行為を実施したり、サービスを依頼したために、検索以外の問題に発展してしまう可能性があるので、絶対に不正はしないようにしましょう。

よくわかる!GoogleサジェストとSEOに関するQ&Aまとめ

Q1. Googleサジェストとは何ですか?
A. Googleサジェストとは、Google検索でキーワードを入力すると自動的に候補が表示される機能です。ユーザーの利便性向上を目的とし、過去の検索やトレンドが反映されます。
Q2. サジェストと関連キーワードの違いは?
A. サジェストは検索窓に表示されるリアルタイムの候補、関連キーワードは検索結果画面下部に表示される参考語句です。生成タイミングと目的が異なります。
Q3. サジェストはどうやって決まるの?
A. 過去の検索データ、トレンド、話題性、地域・ユーザーの属性など複数の要因をもとにGoogleのアルゴリズムが自動生成します。
Q4. サジェストを使ったSEO対策は可能ですか?
A. はい。ユーザーの検索意図に基づいたキーワードが含まれるため、コンテンツの最適化や流入拡大に活用できます。
Q5. サジェストに会社名を出す方法はある?
A. サジェストを意図的に操作する行為(サジェストスパム)は検索エンジンのガイドライン違反です。絶対に行わず、正規のSEO手法で対策しましょう。

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この記事を書いた人
GrowthSeed編集部

GrowthSeed編集部

株式会社フルスピードのGrowthSeed編集部です。企業のマーケティング担当者へ向けてWebマーケティングの成長の種となる情報を発信しています。 Twitter , Facebookで記事の更新情報やセミナーの最新情報などを日々発信しているので、ぜひフォローしてみてください。

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