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CSSのclass名はSEOに直接効果がないとGoogleが発表
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公開日:2025年08月04日
●SEOを意識してclass名を記述する必要はないことが分かる
●CSSの各SEO原則まとめ表(Google公式Podcastより)が分かる
GoogleはGoogleの公式ポッドキャスト「Search Off the Record」にて「CSSのclass名(=クラス名)が検索順位に影響を与えない」と会話をまとめています。当記事では「CSSのclass名(=クラス名)が検索順位に影響を与えることはない」という内容について分かりやすくご紹介いたします。
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目次
CSSのclass名はSEOに直接効果がないとGoogleが発表
class名はSEOのランキング要因ではない(Google公式Podcastより)
改めてご紹介しますが、Google公式ポッドキャスト「Search Off the Record」にて、「CSSのclass名(=クラス名)が検索順位に影響を与えることはない」と会話されています。class名はスタイルを指定するためのものであり、検索エンジンが評価対象とする「コンテンツ」には含まれません。
SEOを意識したclass名の記述例(class=”seo-optimized”)
例えばSEO対策で「class=”seo-optimized”」のキーワードを含むclass名を記述する場合がありますが、今回のGoogleポッドキャストの内容から「class名の記述にSEOとしての効果は直接的にない」と理解できます。GoogleはHTML内のテキストコンテンツを評価対象としており、class名は視覚的な装飾を担当する属性にすぎないとされます。
つまりSEOを意識する場合は「CSSのクラス名で対策するのではなく、HTMLとして記述する」ことが重要だということになります。
SEO担当者はclass名の記述でSEOを意識する必要はない
社内エンジニアと円滑な会話が可能なclass名を記述すると良い
SEOには無関係であるclass名ですが「チーム開発においては非常に重要な役割」を担います。例えば、 class=”main-content” のように役割が明確な名前を使えば、社内エンジニアとの認識ズレを防いで開発効率の向上にも繋がります。SEO目的ではなく「チーム間の共通理解を深めるための命名」を意識することで、作業効率が高まり、間接的にSEOが施されるといった結果が得られる場合はあるはずです。
分かりやすいclass名の記述は開発分析チームの手助けになる
前述の通り、class名はSEOに直接関係しないものの、分かりやすいclass名を採用することはマーケティング部門やデータ分析チームにとっても有益です。例えば、ヒートマップやユーザー行動分析ツールを利用する際に、分かりやすいclass名が付いていれば迷うことなく解析が進められます。分かりやすいclass名の採用は「UX改善やCVR向上」の作業効率を高める要素になるでしょう。
CSSの各SEO原則まとめ表(Google公式Podcastより)
項目 | SEO影響 | SEO側面での推奨事項 |
---|---|---|
class名 | ✕ | 意味のある命名をしてもSEOには無関係 |
::before / ::after | ✕ | 装飾目的のみに使用し、情報はHTMLに記述 |
!important | ✕ | スタイルの強制指定。SEOとは無関係 |
背景画像(CSS指定) | ✕ | コンテンツ画像は必ずimgタグで記述 |
100vh指定 | ✕ | レンダリング上の誤解を防ぐため適切に調整 |
テーブルのCSS再現 | ✕ | 検索エンジンはtableを推奨 |
上表はGoogleの公式ポッドキャスト「Search Off the Record」にて話題に上がった「各CSS記述のSEO効果について」のまとめです。例えば、画像を背景画像としてCSS指定しているブログがたまに確認できますが、SEOを実施する場合は「画像はHTMLで記述(imgタグで記述)すること」が求められます。では、これより以下にてCSSとHTMLの役割分担についてもご確認下さい。
CSSは「HTMLドキュメントの外観を定義するテキストファイル」
CSSはあくまでHTMLの表示方法(スタイル)を定義するためのものです。検索エンジンはHTMLのテキストコンテンツを評価対象としており、CSSの指定内容(色、フォント、装飾など)は評価に関与しません。要するに「CSSは見た目を整えるためのものであり、SEO的な中身はHTML側で構築されるべき」です。
SEOの評価対象となるのは「HTML内のテキストコンテンツ」
Googleが検索順位を決定する際に最も重視するのは「HTMLドキュメント内に記述されたテキストコンテンツ」です。class名やstyle情報は対象外であり、たとえCSSで文字を装飾したり疑似要素でテキストを追加しても、それがDOMに含まれていない限り検索エンジンには認識されません。インデックス対象としたい情報は、HTML内に記述するようにしましょう。
参考:インデックスとは┃Google検索エンジンにコンテンツが認識される仕組み
Google公式PodcastからSEO知識を得よう
Googleは定期的に「Search Off the Record」にて検索エンジンの仕組みや最新のSEOガイドラインを発信しています。「Search Off the Record」はYouTubeチャンネル「Google Search Central」から聞くことができます。
Search Off the Recordを聞くことでGoogle公式の見解を収集することができるため、SEO担当者やマーケターにおすすめのチャンネルです。継続的に情報収集することで「SEO理解が深まり、無駄な施策を減らす」ことができるようになります。積極的に活用しましょう。
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