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ChatGPTがUTMパラメータを詳細URLに追加するアップデート実施!GA4でChatGPTからの流入数を確認する方法も解説!

公開日:2025年06月24日

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ChatGPTがUTMパラメータを詳細URLに追加!(GA4で参照元がChatGPTの流入を正確に計測可能になった)

この記事を読むと理解できること

2025年5月13日、ChatGPT内で表示される「詳細URLにUTMパラメータが付与されるアップデート」が実施されました。このアップデートにより、ChatGPT内の引用URLと詳細URLの両方にUTMパラメータが付与されたことになります。

当記事では「今回のChatGPTのアップデート情報をわかりやすくご紹介」したのち、「ChatGPTのUTMパラメータを利用したGA4での参照元のチェック方法」をご紹介します。

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ChatGPTがUTMパラメータを詳細URLに追加!(GA4でChatGPTの流入数が計測可能に)

今回のChatGPTアップデート情報の詳細をチェック!

ChatGPTの詳細となる詳細URLにもUTMパラメータが付与されるようになった
(図1)

↑上図の通り、2025年6月13日のChatGPTのアップデートにより「詳細URLにもUTMパラメータが付与」されるようになりました。今までは「引用URLにのみにUTMパラメータが付与されていましたが、今回のアップデートによって、詳細URLにもUTMパラメータが付与されたことになります。(図1)

要するに、今回のChatGPTのアップデートによって「ChatGPTで調べごとをした際に表示されるほとんどのURLにUTMパラメータが付与された」ことになります。つまり、ChatGPT経由でどの程度Webサイトにアクセス数を獲得しているのかが「GA4でのUTMパラメータを利用した計測確認」によって可能になったと言えます。

ChatGPTの詳細URLとは?(=情報源URL)

ChatGPTの詳細URLとは?(=情報源URL)
(図2)

ChatGPTの詳細URLとは「ChatGPTの調べごとの最後に表示される情報源となったURL」を意味します(図2)。今回のアップデートでこの詳細URLにもUTMパラメータが付与された状態でWebページを確認することができるようになりました。これまでは詳細URLにUTMパラメータが付与されておらず、GA4でChatGPTからの流入数を正確に集計できない状態が続いていましたが、今回のアップデートによりその問題が解消されています。

ChatGPTの引用URLとは?(=調べごとの最中に各段落で表示されるURL)

ChatGPTの引用元URLとは?(=どこのURLを指すか)
(図3)

ChatGPTの引用URLとは「ChatGPTの調べごとの最中に各段落で表示されるURL」を意味します(図3)。引用URLをクリックすると、詳細URLと同様に、ChatGPTで表示された情報がどのWebサイトから収集されたのかを確認することができます。この引用URLは今回のアップデート以前からUTMパラメータが付与された状態でWebページを確認することができていました。

ここまでお読みになり、「UTMパラメータを利用したGA4でのChatGPT経由の流入数の確認方法」が知りたくなった方も多いはずです。次に「UTMパラメータを利用したGA4でのChatGPT経由の流入数の確認方法」をご紹介いたします。

ChatGPTのUTMパラメータをGA4で確認する方法(2通りある)

GA4の「レポート」でChatGPTからWebサイトへの流入数を確認する方法(手順解説)

GA4の「レポート」でChatGPTからWebサイトへの流入数を確認する方法(手順解説)
(図3)

手順1:メニューから「レポート」をクリック
手順2:「集客」の中の「トラフィック獲得」をクリック
手順3:「+ボタン」をクリックして「セッションの参照元」を追加表示
手順4:ChatGPTからの流入数がリファラー表示されるので数値確認する
(表1)

GA4のレポート画面から「ChatGPTからWebサイトへの流入数を確認する方法」は上表(表1)の通りです。手順3で「セッションの参照元」を追加表示する際に「+ボタン」をクリックして設定する必要があります。「+ボタン」が若干視認しづらいデザインで表示されていますので、ここだけ注意しましょう。上図(図3)も参考にしながら設定してみましょう。

GA4の「探索レポート」でChatGPTからWebサイトへの流入数を確認する方法(手順解説)

GA4の「レポート」でChatGPTからWebサイトへの流入数を確認する方法(手順解説)
(図4)

手順1:メニューから「探索レポート」をクリック
手順2:列に「ランディングページ+クエリ文字列」と「セッションの参照元/メディア」を組み込む
手順3:値に「セッション」を組み込む
手順4:「セッションの参照元」にフィルタをかける(chatgpt.com)
(表2)

GA4の探索レポート画面から「ChatGPTからWebサイトへの流入数を確認する方法」は上表(表2)の通りです。探索レポートを利用すると、どのWebページに対してChatGPTから流入しているかが確認できます。

このレポートで確認できるWebページは「ChatGPTで引用URLまたは詳細URLとして表示されたWebページ」とも理解できます。LLMO(大規模言語モデル最適化)の施策効果の確認手段としても有効ですので、積極的に活用してみましょう。

【まとめ】今回のChatGPTアップデート内容・メリット・将来まとめ

ChatGPTがUTMパラメータを参照URLに追加!(GA4で参照元がChatGPTの流入を正確に計測可能になった)

GA4を使った「ChatGPT経由のアクセス数の計測精度」が高まった

今回のChatGPTのアップデートによって「GA4を利用したChatGPTからWebページへの流入数」が正確に認確可能になりました。2025年現在、ChatGPTを利用した調査行動を起こすユーザーは増加傾向であり、今後もこの傾向は継続することが想定されます。「自社のWebサイトにどれくらいChatGPTからアクセスされているのか」は計測すべき指標だと言えますので、当記事を参考にしてGA4を設定してみましょう。

LLMO(大規模言語モデル最適化)の重要性を再確認してみよう

LLMO(大規模言語モデル最適化)の重要性は日々高まるばかりですが、今回のChatGPTのアップデートにより、さらにその重要性が可視化されたように思います。従来の検索ユーザーはGoogle検索エンジンのみでなく、ChatGPTなどAIツールを利用して調査を進めることが増加しています。当記事をお読みになられたこの機会にもう一度、LLMOの重要性と必要性を再確認してみてください。

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この記事を書いた人
GrowthSeed編集部

GrowthSeed編集部

株式会社フルスピードのGrowthSeed編集部です。企業のマーケティング担当者へ向けてWebマーケティングの成長の種となる情報を発信しています。 Twitter , Facebookで記事の更新情報やセミナーの最新情報などを日々発信しているので、ぜひフォローしてみてください。

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