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アフィリエイト広告運用の業務内容を具体的に解説┃初心者向け

公開日:2023年06月02日

最終更新日:2024年06月03日

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アフィリエイト広告運用の業務内容を具体的に解説┃初心者向け

当記事ではアフィリエイト広告主の広告運用業務内容について大きく3種類に分類した形で”各業務で具体的に何をすべきか”まとめています。「アフィリエイト広告の全体像は理解しているが”実際どんな作業をする必要がある”のか理解したい」と考えておられる方に向けて順を追ってご説明していますので、ぜひ参考になさってください。

また、当記事を読む前に“アフィリエイト広告の基礎知識(特徴やメリットなど)を再理解”されたい方はこちらの記事をご一読ください。きっと当記事を読み終えたときのアフィリエイト広告の理解度が深まるはずです。

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アフィリエイト広告運用の具体的な業務内容は大別すると3種類に分かれる

アフィリエイト広告運用の具体的な業務内容は大きく3種類

上図の通り、アフィリエイト広告運用の業務内容は大別すると3種類に分かれます。1つ目が「自社アフィリエイト広告を正常に機能させる」ための日々の基本業務、2つ目が「自社アフィリエイト広告の認知/収益UP目的で広告拡散」する業務、3つ目が「自社アフィリエイト広告を正常に機能させる」ための日々の基本業務となります。

このように、前提として”アフィリエイト広告運用の業務内容には3種類の業務パートがある”と整理しておくと各業務内容の立ち位置が鮮明になり、その業務での目的を見失わずに業務に取り掛かれます。ということでここからはそれぞれの業務について1つずつ詳しくご紹介していきます。

「自社アフィリエイト広告を正常に機能させる」ための日々の基本業務は3つ

「自社アフィリエイト広告を正常に機能させる」ための日々の基本業務

1つ目は日々の基本業務となる「自社アフィリエイト広告を正常に機能させる」ための業務内容についてお話します。この業務がアフィリエイト広告運用の地盤(ベース)となる業務になります。上図にまとめています通り、このパートでの作業内容としては3つあり、どれも自社サービスをアフィリエイト広告に載せてインターネット上に展開するうえで重要ですので最低限このパートだけでも覚えて帰ってもらえると嬉しいです。

「自社アフィリエイト広告への提携申請を承認」する業務

1つ目の自社アフィリエイト広告を正常に機能させるための基本業務は「自社アフィリエイト広告への提携申請を承認する業務」です。

あなたがASPを利用してアフィリエイト広告の広告主となるのと並行して、多くのアフィリエイターがASPにメディア運営者としてメディア登録をしています。彼らアフィリエイターはASP内で気になったアフィリエイト広告を見つけると、自身のWebサイト(つまりメディア)でそのアフィリエイト広告を利用するために提携申請を広告主に送ります。つまりアフィリエイト広告主はアフィリエイターから受け取った提携申請を承認or否認する作業を行う必要があります。

アフィリエイターからの提携申請に対する承認作業を怠っている期間中は、アフィリエイターはあなたのアフィリエイト広告が利用できません。ASPには毎日のように新しいアフィリエイターがメディア主として登録し、アフィリエイト広告の提携申請を行いますので、提携申請の承認作業は重要な日々の作業となります。

「アフィリエイターの成果を確定」する業務

2つ目の自社アフィリエイト広告を正常に機能させるための基本業務は「アフィリエイターの成果を確定する業務」です。

アフィリエイターは提携申請の承認を受けたアフィリエイト広告を自身のWebサイトに掲載します。その掲載されたアフィリエイト広告経由でユーザーが商品購入した場合、アフィリエイターには成果が発生するわけですが、その成果を広告主が「確定」しない限りは本当の意味でアフィリエイターの収益にはなりません。

アフィリエイターの立場からアフィリエイト広告収入の獲得過程を説明しますと「提携申請で承認されたアフィリエイト広告を自社Webサイトに掲載→ユーザーがそのアフィリエイト広告をクリックし商品購入→仮成果が表示される→広告主が仮成果を実成果として確定させる→ようやくアフィリエイターの収益となる」ということになります。

広告主であるあなたがアフィリエイターの成果を確定しない限りアフィリエイターに収入を届けることができないため、成果確定の業務を怠った場合はアフィリエイターからの信頼を失います、大切な日々の業務となります。

「不正なアフィリエイトに対応」する業務

3つ目の自社アフィリエイト広告を正常に機能させるための基本業務は「不正なアフィリエイトに対応する業務」です。

残念ながら、あなたが提携を結んだアフィリエイターのすべてが正しくアフィリエイト広告を掲載し成果を上げるかどうかは不確実です。ですのでアフィリエイト広告主となった場合、彼らが不正を行っていないか確認して正す必要があります。不正によって自社サービスが売れることは健全ではありませんし、不正によって成果を生み出した過程でユーザーを騙して購入させている可能性も否めません。

正しく成果を生み出してくれたメディアに対して誠実に成果確定を実行するためにも、不正な成果にしっかり成果否認することも重要です。

以上3点が「自社アフィリエイト広告を正常に機能させる」ための日々の基本業務となります。アフィリエイト広告主となった場合はこれら業務を怠らないようにしましょう。

「自社アフィリエイト広告の認知と収益UP目的で広告拡散」する業務は4つ

「自社アフィリエイト広告の認知と収益UP目的で広告拡散」する業務

では次に「自社アフィリエイト広告の認知と収益UP目的で広告拡散」する業務についてもお話します。実施する業務としては上図で説明している通りの4つの業務です。では、1つずつ説明していきます。

「有力メディアをリストアップ」する業務

1つ目は「有力メディアをリストアップする業務」です。

アフィリエイト広告はアフィリエイターに集客してもらいサービスを販売してもらう構造になっています。この文面は正しく”アフィリエイト広告主になればすべてアフィリエイターにお任せできる”ということなのですが、例えば有力な10個のメディアを持つ広告主と、作りたての認知度の低い10個のメディアしか持たない広告主とではアフィリエイト広告で成果を出せる確率は圧倒的に異なるはずです。つまり、アフィリエイト広告主になったなら、ご自身で自社広告にマッチする有力メディアをリストアップする必要があります。

個人的にはアフィリエイト広告主になる前から「どのメディアでアフィリエイト広告を発信してもらいたいか」は検討しておくと良いと思います。有力メディアをリストアップする業務を行えば、自社サービスと競合する他社サービスのアフィリエイト広告の露出状況も把握できるという意味でも価値がある作業です。

「有力メディアへ広告掲載の打診」をする業務

2つ目は「有力メディアへ広告掲載の打診をする業務」です。

当たり前ではありますが、有力メディアをリストアップしたなら、信頼がおけそうなメディアには積極的にコンタクトを取り自社アフィリエイト広告の掲載の打診をすることをお勧めします。ちなみに有力メディアの定義はいくつかありますが、例えば自社サービスと関連性の高いメディア(化粧品の広告掲載を打診したいならコスメサイトなど)を探し、そのメディアが月間どれほどのアクセス数を稼いでいるのかなど調査すると良いでしょう。この時、メディア分析にはahrefsなどのメディア分析ツールを利用すると素早く分析でき快適です。

有力メディアに自社広告を掲載してもらうことができたら「認知拡大の可能性」もそれに伴う「収益UPの可能性」も高まりますので可能な限り注力しましょう。

「利用中のASPの再精査」をする業務

3つ目は「利用中のASPの再精査をする業務」です。

アフィリエイト広告の広告主になるにはASPに登録することが一般的ですが、ASPは弊社株式会社フルスピードグループが運営しますafbを筆頭に様々あります。複数のASPに広告主として登録すると”各ASPの特性を持ったアフィリエイターが存在しているため様々なアフィリエイターと接点を持てるメリット”を作れるのですが、その反面、広告主としてASP登録した場合は「各ASPごとに広告費として固定費を支払わなければならないデメリット」も発生します。

初めはどのASPに属するアフィリエイターに対して自社広告の反応が良いのか分からないことが多いので、複数ASPを広告主として利用するのも良いと思います。ただしある程度の期間をレポーティングしてみて、成果が出ていないASPがあったなら再精査し利用ASPの数を減らしましょう。そうすることでASP利用に関する固定費が削減でき、収益性を高めることができるはずです。

「ワンタグサービスを利用」する業務

4つ目は「ワンタグサービスを利用する業務」です。

3つ目の業務として述べました複数ASP利用における広告主業務において、ワンタグサービスを利用すれば専用の1画面ですべて管理することができます。ワンタグサービスを利用しなければ、利用しているASPの管理画面をそれぞれチェックする必要が生じます。ワンタグサービスを利用することで、すべてのASPのレポート画面を逐一確認する必要がなくなり、作業効率が各段に向上するため、余った時間を認知拡大と収益率の拡大のための作業に充てることができお勧めです。

「アフィリエイターにとって魅力的な広告条件」を整える業務は4つ

「アフィリエイターにとって魅力的な広告条件」を整える業務

最後に「アフィリエイターにとって魅力的な広告条件を整える業務」についてご紹介します。実施する業務としては上図で説明している通りの4つの業務です。では、1つずつ説明していきます。

「管理画面紹介文の見直し」をする業務

1つ目は「管理画面紹介文の見直しをする業務」です。

アフィリエイターが自身にとって魅力的なアフィリエイト広告かどうかを判断するのにその広告の紹介文から判断することが多々あります。管理画面紹介文をアフィリエイターにとって魅力的な文面に整備することで、例えば成果条件が同じである競合他社のアフィリエイト広告よりも選ばれるようになる可能性が高まります。

「報酬条件の見直し」をする業務

2つ目は「報酬条件の見直しをする業務」です。

これまでに設定していた報酬条件が”競合アフィリエイト広告よりも見劣りする、魅力的でない”と判断できる場合は、報酬条件の見直しを積極的に行うと良いでしょう。報酬条件の見直し方には、例えば、「成果報酬を引き上げる」、「成果地点の難易度を軽くする」、「確定率を引き上げる」などが挙げられます。

「商品リンクとバナーの見直し」をする業務

3つ目は「商品リンクとバナーの見直しをする業務」です。

アフィリエイターにとって利用しやすい商品リンクとバナーが準備されていると、彼らのアフィリエイトサイトにあなたの広告が掲載されやすくなります。例えば、シンプルなデザインのアフィリエイトサイトであればシンプルなバナーデザインをアフィリエイターが求めている可能性がありますし、サイト全体が派手なデザインとなっているアフィリエイトサイトであれば主張の強いバナーデザインを求めているかもしれません。また、トレンドブログなどを運営しているアフィリエイターにとっては、季節感を取り入れたバナーデザインを求めているかもしれません。アフィリエイター目線でどんな商品リンクとバナーが求められているのか試行錯誤しながら更新していくのがお勧めです。

「成果報酬アップキャンペーンを実施」する業務

4つ目は「成果報酬アップキャンペーンを実施する業務」です。

期間限定で成果報酬アップキャンペーンを実施することで”アフィリエイターの感情の起伏に波を生む”ことができ、興味関心からあなたのアフィリエイト広告が選ばれる可能性を引き上げられます。キャンペーンを実施した広告は当然普段よりも魅力的な広告となりますし、ASP画面でもキャンペーンを実施している広告はピックアップ表示されることが多いため、ASP内での露出度を高められるメリットも受けられお勧めです。

アフィリエイト広告の広告主の作業イメージを把握したなら行動に移してみよう!

以上がアフィリエイト広告の広告主になった際の作業イメージです。作業がイメージできると、気持ち的にも「アフィリエイト広告主になってみよう」という思考も整理しやすくなったのではないでしょうか。当記事では”アフィリエイト広告主”を始めるためのガイドブックも掲載しております。以下バナーよりダウンロードページへ遷移可能です。当記事をお読みになった読者様と相性の良いお役立ち資料となっております。ご興味をお持ちになった方は併せてご活用ください。

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この記事を書いた人

矢野翔大

パチンコ遊技機開発者としてパチンコパチスロメーカーで8年間の業務を経たのち、2022年から株式会社フルスピードのオウンドメディア『GrowthSeed』のマーケティング担当として入社。"WEBサイト運営は商品開発である"というモットーのもと、自身が得意とするエンタメ思考を取り入れつつ日々マーケティング業務に取り組んでいる。趣味はキャリアそのままにWEBサイト運営、パチンコ、パチスロ、ゲーム。

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