アフィリエイト広告の広告主になるには?知っておくべきことや始める時することを解説
アフィリエイト広告の施策事例をご紹介!獲得アップを目指すためのポイントも解説
- アフィリエイト
公開日:2023年03月01日
最終更新日:2024年06月03日
アフィリエイト広告はアフィリエイトメディア(アフィリエイター)が広告主の商品やサービスに関する記事等を掲載し、それを見たユーザーが商品購入やサービス申し込みを行うことでコンバージョンが発生する広告です。
しかし、記事を作成・掲載するのはメディアアフィリエイトメディア(アフィリエイター)とはいえ、広告主がアフィリエイト広告でより多くの獲得を目指すためには広告主の積極的な施策実施も不可欠です。
本記事では、「アフィリエイト広告を実施してみたいけどどんな取り組みができるのかわからない」「アフィリエイト広告を実施しているがどんな取り組みや施策を実施したらいいかわからない」そんな広告主様にむけて、株式会社フルスピードのアフィリエイト広告運用の事例をご紹介いたします。
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目次
フルスピードのアフィリエイト広告施策事例
株式会社フルスピードのアフィリエイト広告における運用事例をご紹介いたします。広告主として行う取り組みのイメージ想起や、自社で実施しているアフィリエイトプロモーションでの活用にお役立てください!
アフィリエイト広告 事例①LPの提供拡大によるCVRアップ
医療系の広告主で、各施術メニューごとのLP(ランディングページ)の提供を拡大強化することによりCVRの上昇に繋がった事例です。
この医療系の広告主が提供できるサービスは複数あり、サイトトップページにまとめて紹介しており、施策前はアフィリエイトサイトからの遷移先(ランディングページ)について広告主のサイトトップページに誘導していました。そこで、各施術メニューの詳細な紹介がされているLP(ランディングページ)を用意し、広告主のサービスを紹介している様々なアフィリエイトメディアと関連性の高い施術メニューへ遷移先変更を進めました。
遷移先を変更することでユーザーにより深い情報を届けられ、アフィリエイトサイトを見たユーザーをそのユーザーが求めている情報までスムーズかつ的確に誘導できるようになりました。
CVRが1%変われば、クリックが1,000件のプロモーションであればコンバージョンは10件、クリックが10,000件のプロモーションであればコンバージョンは100件増加します。
CVRはメディアの掲載内容はもちろんのこと、LPや素材など広告主が提供するものによって改善を目指すことができます。そのため、よりCVRの上昇が見込めるものを提供したり、常に改善できる点がないか探すことも大切です。広告主のジャンルにおける傾向やアフィリエイトメディアが求めているものを理解し、積極的に提供していきましょう!
アフィリエイト広告 事例②掲載見送りの回答をもらったメディアへの施策内容を改めての再交渉
一度アフィリエイトメディアへ掲載打診を行ったものの、メディアより掲載見送りの回答をもらった際に、再度施策内容を練り直し再交渉を行い掲載に至った事例です。
複数のSEO上位キーワードを持つアフィリエイトメディアへ、SEO上位に表示されている広告主の商品に関連するビッグワードのページに掲載打診をしていた際、そのアフィリエイトメディアから見送りの返事があり、掲載を進められずにいる状況でした。
そこでSEOのツール等を使用し、その有力メディアのサイトにて、ビッグワードのみでなくミドルワードやテールワードにてSEOの検索結果1ページ目以内に表示されているページを調査を行いました。さらにその中から広告主の商品と記事内容に親和性があるページや強化余地のあるページをリスト化しました。
リスト化したそれらを掲載希望ページとしてメディアへ再度の掲載相談を進めたところ交渉が進み、掲載に至りました。
施策実施後、そのメディアからの広告主の売り上げは約200%増加し、広告主の獲得に大きく貢献しました。アフィリエイトにおいて、施策を進めるためには広告主・アフィリエイトメディア両者にとって施策を検討する材料やメリットがあることが重要です。
アフィリエイト広告 事例③承認ルールなどの見直し・再策定
こちらは獲得アップを目的とした事例ではなく、アフィリエイトにおける広告主のプロモーション全体の設計やルールの見直しを行った事例です。成果(コンバージョン)の承認ルールについて見直しを行い、広告主の現状に合わせたルールの再策定を行いました。
承認ルール(成果条件/却下条件等)で不明瞭な点があると、アフィリエイトメディアからの問い合わせが発生することも珍しくありません。
当事例の広告主は来店系プロモーションを実施しておりました。しかし、成果承認のルールに不明瞭な部分があり、例えばコンバージョン発生(来店予約)後にユーザーと店舗間で連絡がとれず来店予定日が確定しないケースの場合 コンバージョン発生から何日以上経過したものを却下とするのかなどの明確な決まりがない状態でした。
そのためアフィリエイトメディアから、既に却下された成果について「(成果を却下せずに)もう少し待っていれば、ユーザーが来店して成果が承認対象になった可能性もあるのではないか」などの問い合わせをいただいたこともありました。
そこで明確なルールを定めるため、
- 却下成果における各却下理由の割合
- コンバージョンから来店までの平均的なラグの長さ
- 長い場合でどれくらいのラグが発生するのか
…など様々な情報を加味したうえで、広告主・メディア両者にとって可能な限りデメリットのないよう、承認ルールの再策定を行いました。
ルールの再策定によりアフィリエイトメディアからの問い合わせも少なくなり、問い合わせがあった場合にも明確なルールに基づいて回答ができるようになりました。また、アフィリエイトメディアとの関係性が良くなり、アフィリエイトメディア側もより成果を出そうとしてくれました。
このように承認ルールをきちんと整備しておくことはアフィリエイト広告を運用する上で重要です。
特に来店を目的としたプロモーションにおいては、来店予約から来店までに広告主が設けているアクションや導線によって考慮すべき点は変化します。広告主のもつデータとユーザー行動を照らし合わせ、広告主とメディア両者にとって最適なルールを敷くことが大切です。
アフィリエイト広告で獲得を伸ばすために大切なこと
ここまで、是非参考にしていただきたいアフィリエイト広告の施策事例について紹介しました。しかしアフィリエイト広告で広告主がコンバージョンを獲得し、商品やサービスの売上を伸ばすためには何が大切なのでしょうか?
広告主の業界(ジャンル)におけるアフィリエイトの傾向や状況を理解する
アフィリエイト広告において、掲載先メディアの傾向や成果報酬の設定、掲載交渉において押さえるべきポイントやその他留意すべき事項など様々な要素が広告主の商品・サービスのジャンルによって大きく異なります。アフィリエイト広告は商品・サービスのジャンルによって、掲載先メディアの傾向や成果報酬の設定、掲載交渉において押さえるべきポイントやその他留意すべき事項などが大きく異なってきます。
例えば一例として、以下のポイントが挙げられます。
- 広告主のジャンルにおける報酬単価の相場は?
- そのジャンルで多くの成果を出しているメディアの種類は?(SEO / アド / ポイントサイトなど)
- 有力メディアとの掲載交渉の際に必要な単価やその他の交渉材料は?
- 掲載面拡大にあたり商品提供、サービス体験などが必須なジャンルかどうか
- 時期によりコンバージョン数に変動が起きるジャンルかどうか(シーズン要素等でコンバージョン数が変動しやすいジャンルの場合、需要や合わせて掲載交渉や施策を進める必要があります)
そのジャンルにおける特性を把握・理解し、プロモーションの設計や見直し・アフィリエイトメディアへの掲載拡大を図ることが重要です。
広告主・アフィリエイトメディア両者のメリット担保
アフィリエイトはメディアが広告主の商品やサービスを、アフィリエイトサイト等で紹介する広告です。メディアが広告主の商品を掲載し、それを見たユーザーが商品を購入しなければコンバージョンは発生しませんのでメディアにも収益が入らず、広告主も購入を獲得することができません。
メディアに自社の商品やサービスを掲載してもらうには、自社のアフィリエイトプロモーションをメディアにとって魅力的なものにする必要があります。成果報酬などの条件面も欠かせませんが、商品提供やアフィリエイター向けセミナーの開催や取材対応なども積極的に行うことが望ましいです。
特にSEOで上位表示される有力メディア、アドやリスティングの出稿を行うメディア等に対しては、個別での掲載交渉・調整が欠かせません。
ルールやレギュレーションの見直し
アフィリエイト広告で獲得を伸ばすためには、プロモーションとして設定するルールや条件、レギュレーションなどの見直し/改善も重要になってきます。
例えば、下記ポイントを見直しした方がいいです。
- 成果条件 / 却下条件は適切か?
- ルールの中で不明瞭な部分はないか?
- 法律遵守の観点から策定しておくべきレギュレーションはないか?
広告主のジャンルなどによってアフィリエイトメディアが求める条件や提供してほしいと考えるものは異なるため、それらを理解したうえで、現在敷いているルールやレギュレーション等の決まりが適切なものなのか常に見直し、改善を行うことも大切です。
アフィリエイト広告の運用は株式会社フルスピードへ!
↑株式会社フルスピードのアフィリエイト広告コンサルティング/広告運用代行サービス
よりアフィリエイト広告の効果を挙げるには、アフィリエイトメディアやASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)任せにするのではなく、広告主も積極的にアフィリエイト広告の施策に取り組むことが必要不可欠です。
しかし、実際に自社でアフィリエイトメディア掲載の相場の調査や、競合他社の掲載状況の調査、アフィリエイター向けセミナーの開催や取材対応などを行うとなると、ノウハウは必要ですし、工数も必要になってきます。そのため、効果の最大化を目指すための施策を実施できずにいる企業様を多く見かけます。
弊社、株式会社フルスピードでは、アフィリエイト広告に特化した運用チームが広告主のアフィリエイトプロモーションの運用代行やコンサルティングを行っています。
アフィリエイトメディアとの掲載交渉、数字の変動要因の分析やプロモーション全体の見直し・改善などお任せくださいませ!
古屋 賛美
2021年フルスピード新卒入社。アフィリエイト広告の運用やコンサルティングを行う部署に所属。 主に来店プロモーションや美容医療に関するプロモーションを担当している。業界の傾向やトレンドを踏まえ、アフィリエイトを通した各企業様の成果最大化にむけて日々運用を行っている。
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