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アフィリエイトマーケティングとは┃特徴・注意点・有力メディアに広告掲載してもらうコツを解説

公開日:2023年04月03日

最終更新日:2024年02月28日

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アフィリエイト広告とは┃仕組み・利用メリット、始め方や成果を出すコツまで紹介

本記事では『アフィリエイトマーケティング施策の特徴・注意点・有力メディアに広告掲載してもらうコツ』を”広告主の立場でアフィリエイトと向き合っていこうと考えておられる方々”に対して解説したいと思います。

アフィリエイト広告を広告主として実施したいものの、アフィリエイトに関する全体像が掴めず、「果たしてアフィリエイト広告を出稿する意味はあるのだろうか?」とモヤっとしたお気持ちを抱えた方にこそ読んで頂きたい1記事です。ぜひ最後までお読みください。

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目次

アフィリエイトマーケティングとは

アフィリエイト広告なら自社サービスに「第3者からの商品評価」を受けつつサービス販売を実施できる

アフィリエイトマーケティングは「アフィリエイトを使ってマーケティングを実施」するマーケティング戦略の一つです。アフィリエイトによって自社サービスに「第3者からの商品評価」を受けつつサービス販売を実施できるため、「自社サービスの付加価値を高めながら収益を積み上げることができるマーケティング手法」といえます。

そもそもアフィリエイトとはどんな販売手法なのか?

アフィリエイトとは、「広告主のあなたが所有する自社サービス」を「アフィリエイター」に広告宣伝してもらい、「消費者」がアフィリエイターから商品購入することで自社サービスを消費者に届ける成果報酬型のインターネット広告手法です。

>>アフィリエイト広告とは┃仕組み、利用メリット、始め方、成果を出すコツまで紹介

↑上記の説明文がアフィリエイトとは何であるかを説明した文章となります。要するに、アフィリエイトとは”自社サービスを自分で購入者に直接的に宣伝”するのではなく、”アフィリエイターと呼ばれる「アフィリエイト広告を掲載して広告主から成果報酬を得る人間」に自社商品を間接的に購入者に対して宣伝”してもらうことで成立させるマーケティング手法です。

もっと分かりやすく説明すると、「【広告主】自社サービスの広告を作ったので誰か宣伝してくれませんか?→【アフィリエイター】宣伝させてください。広告からあなたのサービスが売れたら報酬を下さい→【広告主】分かりました。それではお願いします。」といった流れで自社サービスが消費者に届けられていると思ってください。

アフィリエイトマーケティングはWebマーケティング施策の一部

アフィリエイトマーケティングはWebマーケティング施策の一部ですので、他Webマーケティング戦略と密接にリンクしています。アフィリエイト広告は基本的に「Webマーケティングにおいて『集客施策』」を担当しており、例えばリスティング広告(Google検索結果に表示される広告枠に広告出稿する広告手法)やアドネットワーク広告(GoogleアドセンスやYahoo!ディスプレイアドネットワークなど)と同様のポジションに位置します。

アフィリエイト広告が”リスティング広告やアドネットワーク広告と異なる点”は「第3者であるアフィリエイターの評価が反映された形で広告表示される」ことです。つまり、「第3者から得た高評価(口コミ)付きアフィリエイト広告」がインターネット上に拡散されることで、自然かつポジティブに自社商品を宣伝することが可能です。

例えば、「第3者の口コミ付き広告(つまりアフィリエイト広告)」で安心感を提供しつつ、「リスティング広告やアドネットワーク広告」で自社サービスの露出度を担保するとした場合、単純にリスティング広告やアドネットワーク広告で自社サービスの露出を増やすよりクリック率の高い広告集客施策となりえます。

アフィリエイトマーケティングの特徴

アフィリエイト広告と他のWeb広告の違い

アフィリエイト広告なら「深い成果地点(例えば「購入」や「申込」などの地点)」で広告費を支払うよう設定可能

アフィリエイト広告と他Web広告の違いとして『広告主が支払う広告費の「タイミング」』が挙げられます。アフィリエイト広告の場合、サービス購入に直結しやすい「深い成果地点(例えば「購入」や「申込」などの地点)」にユーザーが達した場合に広告費が発生するよう設定できる広告形態ですが、他Web広告の場合は以下のような課金方式で「浅い成果地点」に対して広告費を支払わなければいけないようになっているのが一般的です。

<他Web広告の一般的な広告費の支払い方法>
・CPA課金 …ユーザーの行動に対して課金される課金形態
・imp課金…広告の表示回数に対して課金
・CPC課金…消費者が広告をクリックした回数に対して課金
・CPV課金…消費者が動画を視聴完了した回数に対して課金

アフィリエイト広告なら「自社サービスが購入された」ことを契機に広告費の支払いを行うことができ、自社の利益に直結する”深いタイミング”に広告費支払いタイミングを設置できますが、上記4つの課金方式はアフィリエイト広告より”浅いタイミング”で広告表示を支払うこととなります。

このように、インターネット広告には様々な課金形態の広告が存在しますが、アフィリエイト広告は売上に直結し無駄な広告費を抑制する事ができる費用対効果の良いWeb広告手法と言えます。

アフィリエイトマーケティングの役割

アフィリエイトマーケティングなら「自社商品の魅力の底上げを果たす」ことができる

アフィリエイトマーケティングの役割はいくつかありますが、中でも「アフィリエイターが第3者目線で商品紹介してくれることによるウィンザー効果を自社商品にもたらす」ことが大きな役割でしょう。ウィンザー効果とは、当事者よりも第三者が発信した情報のほうが信頼されやすいという心理効果のことで、この心理効果を自社商品に付加価値的に生み出せるのはアフィリエイトマーケティングの強みです。

ウィンザー効果によって自社サービスをユーザーに”自然かつ情報深度を深く訴求する”ことが実現できれば「自社商品の魅力を底上げを果たす」ことができます。その結果として、ターゲットになりうる未来の消費者(潜在層)まで幅広くアプローチすることを可能にするだけでなく、他のWebマーケティング手法にも副次的なポジティブな結果をもたらすというわけです。

広告主がアフィリエイトマーケティングで注意すること

ここまでアフィリエイトマーケティングの魅力をお伝えしてきましたが、悪質なアフィリエイターによって不正な成果を発生させられたり、企業ブランドイメージを毀損するリスクも潜んでいることは包み隠さずお話すべきだと思いますのでご紹介しておきます。アフィリエイトマーケティングを実施する際は、注意するべき点をしっかり理解する必要があります。

アフィリエイターに広告主が意図しないサービスの紹介をされてしまう

アフィリエイターは広告主の商品を様々な視点から訴求してくれる反面、商品メリットの誇大表現など意図していない紹介をされてしまうことがあります。そのため、広告主は「アフィリエイターがどのように自社商品を紹介しているか管理し、リスク対処」する必要があります。「アフィリエイターの自社サービスの紹介方法」と「自社サイトでの自社サービスの紹介内容」に乖離があると、アフィリエイターのコンテンツから興味を持って自社サイトに訪問してくれたユーザーでも、思っていた商品と違うと購買意欲が削がれて、結果的に購入に至らなくなってしまう場合があるため注意が必要です。

上記のような不一致を発生させないための対策方法として、例えば「複数のランディングページ(ウェブサイト訪問者が初めに着地するページ)を用意」すると良いでしょう。この対策を実施しておくことで「”アフィリエイターが素直に訴求したい内容”を発言できる環境」を整備でき、ユーザーの購入導線をきれいに作ることができます。アフィリエイターの紹介コンテンツの管理は膨大な工数がかかりますが、例えば弊社である株式会社フルスピードが自社開発するブランドセーフティーツールなどを利用しながら効率的に管理することで、正しくアフィリエイターのコンテンツが管理できるでしょう。

不正に報酬を受け取ろうとするアフィリエイターが一部存在する

<不正をおこなうアフィリエイターへの対策方法3つ>
①自社が活用しているASPの管理画面から成果データを確認する
②不正が疑われるアフィリエイターの成果発生中コンテンツを実際に確認する
③不正アフィリエイターの広告提携を解除をする

残念ながら不正な成果を意図的に発生させて報酬を受け取ろうとするアフィリエイターも存在します。アフィリエイターは成果が発生しなければ収益を上げることができません。商品をアフィリエイター自身で購入して、その後返品をして報酬だけ得るなど不正な成果を意図的に発生させるケースもありますので注意が必要です。

もちろん、ごく一部のアフィリエイターの方が起こしうる問題ではあるのですが、広告主としてはその問題についても事前に解決策を把握しておくことをお勧めします。上記の3つの確認作業を解決策として推奨します、覚えておいてください。

アフィリエイトマーケティングで利用したい代表的なASPの紹介

アフィリエイトマーケティングを実施するには「ASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)と呼ばれる広告主とアフィリエイターを仲介する業者」と契約を交わして行うのが一般的です。ASPは日本で50社以上あると言われておりますが、ASPによって得意とする業界や、ASPによって抱えるアフィリエイターの性質(例えばインフルエンサーが多いなど)が異なります。代表的なASPを3社ご紹介しますので参考にしてみて下さい。

afb┃高収入メディアが多く在籍するASP会社(美容や健康食品に強み)

アフィリエイトプラットフォームafb

afbは弊社、株式会社フルスピードグループが運営しています「高収入メディアが多く在籍し、高い支持を得ているASP会社」です(※2021年 非営利活動法人アフィリエイトマーケティング満足度調査)。afbは、特に「美容系」や「健康食品」のアフィリエイト商材に強みを持っているASP会社で、「美容」、「健康」、「ヘルス系」の商材を扱っている企業様が広告主として登録されるのに特におすすめなASP会社です。また総合ASPとしてアフィリエイターの登録数も多く、充実した環境が整備されたASP会社でもあるためおすすめです。

A8.net┃運用期間20年以上の大手ASP会社

A8.netは運用期間20年以上の老舗ASP会社です。アフィリエイトサイト登録数は約300万サイトと言われています。日本最大のネットワークを誇っていますので、幅広い業界サービスに対応しています。アフィリエイトを始めて運用する広告主にもおすすめです。

Rentracks┃金融、不動産系の高単価商材に強いクローズドASP

Rentracksは一定の条件を満たさないとアフィリエイターが登録できない、クローズドと呼ばれるASPです。金融、不動産系のサービスを始めとした高単価商材に強みを持ち、「資料請求」や「お問い合わせ」「査定」という成果地点を設定をして運用している広告主が多く存在します。

どのASP会社を選べばよいか分からなくなったら相談してみる

お気軽にご連絡ください。ASP会社を所有する株式会社フルスピードグループはアフィリエイト広告のコンサルティングサービスもご提供中です。

以上、3つのおすすめのASP会社をご紹介しましたが、いざアフィリエイト広告を広告主として運用すると決めた際、「決め手に欠けて選べない」ということもあるかと思います。株式会社フルスピードグループはASP会社を所有しながらもアフィリエイト広告のコンサルティングサービスもご提供しています。ASPを所有しているからこそ実現できる詳細なコンサルティングが可能です。まずはお気軽にアフィリエイト広告コンサルティングサービスの資料をダウンロード下さい。きっとお役に立てるはずです。

アフィリエイトマーケティングで成功している広告主の共通点

アフィリエイトマーケティングで成功している広告主の共通点は、担当者がWebマーケティングの知識を活用ながら工数をかけて運用を行っています。また、アフィリエイターが「この商品を紹介したい」と思える環境を整えることも意識しています。ここでは、アフィリエイトの運用ポイントをご紹介します。

自社サービスの強み/特徴をハッキリ伝える┃競合サービスとの差を示す

アフィリエイターは、競合と比較した時に明確に強みや特徴がわかると紹介しやすくなります。逆に、他社サービスと比較してもサービス内容が分かりずらいと、アフィリエイターも紹介する気が削がれてしまいます。

アフィリエイトを実施する際は、基本的にASPの管理画面でアフィリエイター向けにPR文を記載します。PR文をわかりやすく書くことはもちろんですが、定期的に新商品やキャンペーン情報などをアフィリエイター向けに情報発信していくことも大切です。

ASPによっては管理画面からアフィリエイター向けにニュース配信ができる機能が付いているので積極的に活用していくこともおすすめです。

アフィリエイターが注目している「3指標の数値」を意識して自社広告をアピールする

アフィリエイターがASP内で紹介されているアフィリエイト商材を選ぶ際によく見る代表的な指標として「広告主販売ページの成約率」と、「成果報酬単価」と、「成果を最終的に承認する割合(=承認率)」の3つがあります。なぜなら、この3つの数値が高いアフィリエイト商材は成果報酬地点に到達しやすい商材であるためです。広告主は上記3指標の数値が競合のアフィリエイト商材と比較して魅力的に提供できるか都度検討すべきです。以下、各指標に関する詳細説明をお読みください。

①広告主販売ページの成約率

アフィリエイターは、サービスを自分のコンテンツから販売ページに誘導するだけでは収益にならず、最終的に、商品購入/資料請求/来店予約までたどり着く必要があります。そのため、消費者を広告主のサービスページに送客した後にどれくらい成約になるかの「成約率」が判断基準の1つとなります。

②成果報酬単価

成果にたどり着くまでの成果ハードルに対しての報酬額が高いほど紹介されやすくなります。自社サービスの1件の成果に対する粗利額や広告予算からアフィリエイターに報酬として支払える金額設定をする必要があります。実績の強いアフィリエイターのみ高単価を用意するなど、費用対効果を意識することも重要です。

③成果を最終的に承認する割合

アフィリエイトは予め広告主が用意した条件をクリアした成果のみアフィリエイターに報酬を支払います。要するに、成果が上がっていても報酬として承認する率が低いとアフィリエイターとしては紹介する意欲が下がってしまいます。

例)
パターン① 成果100件 成果承認率10% 報酬が支払われる成果は10件
パターン② 成果50件 成果承認率90% 報酬が支払われる成果は45件

※このように成果が多くても承認率が低いとアフィリエイターへの見栄えは悪くなります。

フルスピードのアフィリエイトマーケティング成功事例


アフィリエイト広告の施策事例をご紹介!獲得アップを目指すためのポイントも解説

こちらの記事では、株式会社フルスピードのアフィリエイト広告におけるより具体的な運用事例をご紹介しています。広告主として行う取り組みのイメージ想起や、自社で実施しているアフィリエイトプロモーションでの活用に役立つと思いますのでぜひご一読ください。

アフィリエイトコンサルティング/運用代行サービスのご紹介┃株式会社フルスピード

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株式会社フルスピードではリスクを最小限抑えつつ、成果を最大化するために、自社独自のワンタグ「Deep Track」やブランドセーフティーツールを活用しながらアフィリエイト専門チームがコンサルティングサービスを実施しております。

アフィリエイト広告の運用をご検討しておられる方、また、アフィリエイト広告を運用していても効果が出ずお困りの方はぜひ株式会社フルスピードのアフィリエイトコンサルティングサービスの利用をご検討ください。上記URLからアフィリエイトコンサルティングサービスの内容とサービス資料が無料でダウンロードできます。お気軽にご検討下さいませ。

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この記事を書いた人

藤森雅司

株式会社フルスピードのアフィリエイトコンサルタントを担当。 エンドユーザーの購買心理を考えながら、 アフィリエイト広告を専門として運用業務に取り組んでいる。 趣味は野球観戦、ゴルフ。

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