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アフィリエイト広告運用におけるワンタグとは?利用メリット/デメリットを紹介

公開日:2023年07月03日

最終更新日:2024年11月13日

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アフィリエイト広告運用におけるワンタグとは?利用メリット/デメリットを紹介

当記事ではアフィリエイト広告運用における「ワンタグ」ツールとは何であるかをご説明した後、ワンタグツールの利用メリット/デメリットについてご紹介いたします。ワンタグツールを活用することでアフィリエイト広告運用がどのように効率化できるかを当記事にて学習して下さい。

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アフィリエイト広告運用における「ワンタグ」とは?

ワンタグを利用すれば”複数のアフィリエイトASPタグを一元管理”できる

アフィリエイト広告の運用における「ワンタグ」とは、1つのタグ(コード)をWebサイトに設置することで、複数のアフィリエイト広告を管理・運用することができるシステムのことを指します。このワンタグを使用すると、アフィリエイトASPのタグを手動で設定・更新する必要がなくなるため、アフィリエイト広告運用者の時間と労力を大幅に節約することができ効果的です。

“煩雑になりがちなアフィリエイト広告運用”を効率的に実施するためのツール

また、ワンタグはアフィリエイト広告のパフォーマンスを追跡し最適化する機能も持っています。これにより広告の効果を最大化し収益を増加させることも可能であるため、アフィリエイト広告運用者にとって強力なツールであると言えます。つまり、ワンタグを利用するとアフィリエイト広告運用の不必要な労力や手間を省きながらアフィリエイト広告収益の最大化を目指せるため、アフィリエイト広告運用者にとって大変便利なツールということになります。

さてこれ以降は、ここまでお話しました内容をもっと具体的に詳しくお話し致します。

ワンタグの利用メリット

アフィリエイト広告運用におけるワンタグの利用メリットまとめ

タグ設置が1回で済むため作業の手間を大幅カットできる

前述しました通り、ワンタグを使うと複数のアフィリエイトASPのタグを一度に設置できます。本来、複数のASPでアフィリエイト広告を配信する場合、「計測タグ」と「成果タグ」を各ASPごとに設置する必要がありますが、ワンタグを利用することで「計測タグ」と「成果タグ」を各ASPごとに設置する必要がなくなります。ワンタグシステムを利用すると”ワンタグ(One Tag)”の名の通り、各ASPに設置するタグはタグ1つ(One Tag)のみの設置ですむようになり、タグ設置作業工数が削減でき、スムーズに作業を進められるようになります。

ITP対策をアフィリエイトASPごとに実施しなくてよい

ITP(Intelligent Tracking Prevention)とはAppleのSafariブラウザでクッキーを制限する機能です。ワンタグを利用しない場合、各ASPごとにITP対策を個別に行うことになります。対して、ITP対策機能を持つワンタグを導入すると一度の設定で全てのASPに対するITP対策が完了するため作業工数を削減できメリットです。

近年では個人のプライバシー保護の観点からクッキー規制が進んでおり、アフィリエイト広告運用者はITPへ対応しなければなりません。クッキー利用が規制され始めた経緯はFacebookの個人情報流出問題がきっかけとされています。ご興味がある方はリンク記事をご確認ください。

成果の重複が無くなり不必要な支払いがなくなる

ワンタグを導入すると、複数のASPで同じ成果がカウントされることがなくなります。これにより、1回の購入や申込で複数回分の成果報酬を支払うことがなくなりアフィリエイト広告主にとっては費用対効果が向上しメリットです。

例えば、消費者が「始めにa8.netに登録していたアフィリエイト広告をクリック」し、「その後にafb(アフィビー)に登録していたアフィリエイト広告をクリックしてサービス購入」したとします。この場合、『a8.netのアフィリエイト広告をクリックしたことで付与されるクッキー』と、『afbのアフィリエイト広告をクリックしたことで付与されるクッキー』の2つが生まれた状態で、アフィリエイト広告主のWebサイトからサービス購入されることになります。結果的にサービスは1つしか売れていないにもかかわらず、a8.netとafbのクッキー情報からどちらにも成果が反映されてしまうということになります。対して、ワンタグを利用すると消費者がサービス購入したラストクリックがどのASPであったかを判別し、ラストクリックがafbだった場合はafbのアフィリエイト広告に対してのみ成果を反映することが可能です。

アフィリエイト広告主はワンタグを利用することで上記のような成果の重複がなくなるためコストパフォーマンスを高めることができお勧めです。

成果の承認率が上がりアフィリエイターに利用されやすい広告にできる

成果の承認率の計算式は「成果の承認率=承認件数÷発生件数」となりますが、ワンタグを利用することで”重複する発生件数”を計上しなくてよくなります。成果の承認率が高いアフィリエイト広告は「アフィリエイターにとっては成果を得やすく魅力的なアフィリエイト広告」ということであり、承認率の高さはアフィリエイターが注目するポイントです。つまり、アフィリエイト広告主としてはこの成果の承認率を高めておくことがアフィリエイターに選ばれるアフィリエイト広告を維持するための秘訣であるわけです。では、どうやって成果の承認率を高めれば良いでしょう?

結論としては前述しました計算式から読み解けます。承認件数と発生件数の数がイコールに近づくほど成果の承認率は100%に近づくはずです。承認件数と発生件数がイコールにならない状況としては①アフィリエイト広告主の広告管理不備による「成果重複きっかけの発生件数の誤カウント」、と、②アフィリエイターの「不正な成果計上による発生件数の水増しカウント」の2つがあるでしょう。特に、①の問題はアフィリエイト広告主にあるため、コントロール可能であり早急に解決すべき問題であるはずです。そしてこの①の問題の対策に活用できるのがワンタグです。ワンタグを利用することで「成果の重複」を防ぐことができますので、結果的に承認件数と発生件数をイコールの数に近づけることができます。

レポートの一元化ができ、確認作業の効率化が実現する

ワンタグを利用することでワンタグ画面から各ASPに登録しているアフィリエイト広告の状況を一発で確認することができます。仮に、ワンタグを利用せずa8.netとafbの2つのASPにアフィリエイト広告を登録してしたい場合、a8.netに登録したアフィリエイト広告の利用状況はa8.netの管理画面から確認し、afbに登録したアフィリエイト広告の利用状況はafbの管理画面から確認しなければならなくなります。

アフィリエイト広告を利用したアフィリエイトマーケティングは長期的な運用を求められます。つまり、各ASPに登録したアフィリエイト広告の利用状況は極力簡単に時間をかけずに確認したいはずです。この観点からもワンタグを利用することで快適なアフィリエイトマーケティングを実施することができますのでワンタグ利用はお勧めです。

ワンタグの利用デメリット

アフィリエイト広告運用におけるワンタグの利用デメリットまとめ

ここからはワンタグの利用メリットだけでなく「利用デメリット」もご紹介します。とはいえ、アフィリエイト広告運用を快適に実施するために当然必要となるコスト/時間/知識に関するお話をさせていただくだけですので、デメリットに対して過敏に反応する必要はありません。では、これ以降にて1つずつ説明します。

コストがかかる(ワンタグ利用による快適さに対してのコスト消費)

ワンタグを利用すれば快適なアフィリエイト広告運用を実現できますが、当然ワンタグを利用するとコストが発生します。ワンタグを利用せずアフィリエイト広告を極力安く運用したい方にとってはコストが発生することはデメリットです。とはいえ、『ワンタグを利用しなかった場合に発生する「複数のタグ設置作業」、「各ASPごとにITP対応」、「手作業での成果の重複チェック」、「レポートの分散」に対する労力』と、『コストを負担してまでワンタグを利用し快適なアフィリエイト広告運用環境を整備する魅力』の2つのどっちが費用対効果が高いかは検討すべきです。コストをかけることによって利益が最大化するのであればそれは支払うべきコストでしょう。

導入に手間がかかる(作業効率化を図るための事前準備に手間がかかる)

ワンタグの導入はタグの設置やASPとの連携など一定の手間が必要です。特に、自社での導入を考えている場合にはタグや計測周りに関する知識が必要となります。そのため導入には専門的な知識と時間が必要となります。ワンタグ導入に手間がかかることを加味し、専門的な知識を持つ社内人材に早い段階から相談したり、アフィリエイト広告運用チームにアサインするなどできるとスムーズな段取りで業務を進めることが出来るでしょう。

社内にワンタグの専門的な知識を持つ人材が存在しない場合は、お早めに専門知識を持つ広告代理店にご相談されることをお勧めします。

計測周りの知識が必要(専門的な知識を持つ従業員が必要不可欠)

ワンタグとASPのデータを連携する際には、一般的にはソケット連携と呼ばれる方法で連携を行います。この連携作業は計測周りに関する知識がないと対応に苦慮する可能性があります。そのため、社内に対応できる人がいない場合には代理店経由でワンタグを導入し、設定周りを代理店に一任することを検討すると良いでしょう。お悩みを抱え続けるよりもなるべく早くご相談されることをお勧めします。

ワンタグを利用するメリットとデメリットを比較して選択しましょう!

お気軽にご連絡ください。ASP会社を所有する株式会社フルスピードグループはアフィリエイト広告のコンサルティングサービスもご提供中です。

当記事をここまでお読みになられた方は「アフィリエイト広告運用におけるワンタグ利用のメリットとデメリット」をご理解されたはずです。あとはこれらのメリットとデメリットを天秤にかけ、ワンタグを利用するかしないかを決断するだけです。

とはいえ、もっと具体的に専門知識を持った人間と相談しながら利用するべきか決断したいとお考えのかたも多いはずです。そこで弊社株式会社フルスピードのご紹介をさせていただきます。当メディアであるGrowthSeedを運営します株式会社フルスピードにはアフィリエイト広告運用に関する専門家が所属しております。アフィリエイト広告運用の効率化について真剣にご検討されておられる企業様のお悩みやご質問にお答えすることが可能です。ぜひ、弊社へのお問い合わせいただけますよう宜しくお願い致します。

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当オウンドメディアGrowthSeedを運営します株式会社フルスピードでは、複数のアフィリエイトASPタグを一元管理”できるワンタグツール「DeepTrack」をご提供しております。DeepTrackを導入するとアフィリエイト広告のパフォーマンスを追跡し最適化することができ広告成果重複を未然に防ぐことが出来ます。また、アフィリエイトASPのタグを手動で設定・更新する必要がなくなるため、アフィリエイト広告運用者の時間と労力を大幅に節約することも可能です。

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【2024年最新】ASP利用数とワンタグツール利用率の最新調査データを無料DLアフィリエイト広告運用者のASP利用数とワンタグツール利用率の調査(2024年7月アンケート調査まおとめ資料)

この記事を書いた人

矢野翔大

パチンコ遊技機開発者としてパチンコパチスロメーカーで8年間の業務を経たのち、2022年から株式会社フルスピードのオウンドメディア『GrowthSeed』のマーケティング担当として入社。"WEBサイト運営は商品開発である"というモットーのもと、自身が得意とするエンタメ思考を取り入れつつ日々マーケティング業務に取り組んでいる。趣味はキャリアそのままにWEBサイト運営、パチンコ、パチスロ、ゲーム。

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