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Googleが「メインコンテンツ」の定義と評価基準を追加!品質評価者が見る4つの観点(労力・独創性・スキル・正確性)
公開日:2026年10月04日

●Googleが定義する「5種類のメインコンテンツ」が分かる
●Googleが示す「メインコンテンツの評価観点4つ」が分かる
2026年10月1日、GoogleはGoogle検索セントラルのドキュメント「有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成」を更新し、「メインコンテンツ(Main content)」の項目を新たに追加しました。
当記事ではGoogle公式ドキュメントの原文をもとに、メインコンテンツの定義と、労力・独創性・才能やスキル・正確性という4つの評価の観点を分かりやすく解説します。メインコンテンツとは何かという定義に加え、検索品質評価者がメインコンテンツを評価する4つの観点についてご紹介します。
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目次
Googleが「有用で信頼性の高いコンテンツ」のドキュメントにメインコンテンツの項目を追加!
該当のGoogle検索セントラル公式ドキュメントはこちら

引用:Creating helpful, reliable, people-first content
↑上記はGoogle検索セントラル公式の「有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成」です。「E-E-A-Tと品質評価ガイドラインについて」セクションの直後に、メインコンテンツの定義と、品質評価者がメインコンテンツを評価する4つの観点をまとめた「Main content」セクションが新設されました。
品質評価ガイドラインが「メインコンテンツの品質」を最も重要な要素の1つと強調
Beyond E-E-A-T, the Search Quality Evaluator Guidelines emphasize that one of the most critical factors for assessing page quality is the quality of the main content, specifically how effectively it allows the page to achieve its purpose and provide a satisfying user experience.
翻訳:E-E-A-Tのほかにも、検索品質評価ガイドラインでは、ページ品質を評価するうえで最も重要な要素の1つはメインコンテンツの品質であることが強調されています。具体的には、メインコンテンツによってページがどれだけ効果的に目的を達成し、満足のいくユーザー体験を提供できているかということです。
今回の更新では、「E-E-A-Tと品質評価ガイドラインについて」セクションの最後にも、上記の一文が追加されています。つまり、ページ品質を考えるうえでは、そのページの目的を果たすメインコンテンツ自体の品質が重要な評価の軸になるということが理解できます。
現時点では英語版のみ更新(日本語版との違いと確認方法)
2026年10月4日時点では、今回の追加は英語版のドキュメントにのみ反映されており、日本語版にはまだ反映されていません。また、Google検索セントラルのドキュメント更新履歴にも、今回の追加に関する記載は見当たりません。
>>該当のGoogle検索セントラル公式ドキュメントはこちら
現在の英語版のドキュメントを確認されたい方は上記のテキストリンクをクリックして確認してみてください。
Googleが定義する「メインコンテンツ」とは(5種類)
Google検索では、メインコンテンツを「ウェブページのうち、そのページが目的を達成するのに直接役立つあらゆる部分」と定義しています。ページの主な目的に応じて、メインコンテンツには上記の5種類が含まれる可能性があるとされています。では、それぞれを簡潔に整理してご紹介します。
1. 主要なテキスト・メディア

引用:Creating helpful, reliable, people-first content
1つ目は、ページ上のメインテキスト、記事、画像、音声、動画ファイルです(原文:Primary text and media)。
記事ページであれば本文や記事内の図解、動画ページであれば動画そのものが該当します。一般的に「コンテンツ」と聞いて思い浮かべる部分が、この項目に当たるといえるでしょう。
2. インタラクティブ機能(ツール・計算機など)

引用:Creating helpful, reliable, people-first content
2つ目は、計算機、オンラインツール、ゲーム、検索機能などの組み込み機能です(原文:Interactive features)。
たとえば、ローン計算ページのシミュレーター、文字数カウントツール、サイト内の検索機能などが該当します。文章が少ないページでも、ツールがページの目的を果たしていれば、それがメインコンテンツとして扱われる点が特徴です。
3. ユーザー生成コンテンツ(レビュー・コメントなど)

引用:Creating helpful, reliable, people-first content
3つ目は、フォーラムでの議論、カスタマーレビュー、コメント、ユーザーがアップロードしたメディアです(原文:User-generated contributions)。
ただし、Googleは「ページの目的を直接果たしている場合」という条件を付けており、例として、特定のユーザーの質問について議論するためのページが挙げられています。ページの目的と関係のないコメント欄は、メインコンテンツに当たらない可能性があると考えられます。
4. タブや展開式セクション内の情報

引用:Creating helpful, reliable, people-first content
4つ目は、インタラクティブなタブの中に格納されている情報です(原文:Tabbed or expanded sections)。
Googleは例として、製品仕様、安全上の注意、ユーザーレビューを挙げています。ECサイトの商品ページなどで、クリックしないと表示されないタブ内の情報も、メインコンテンツの一部として扱われることが明記されました。
5. ページタイトルと見出し

引用:Creating helpful, reliable, people-first content
5つ目は、ページ全体に表示されるタイトルと見出しです(原文:Page titles and headings)。
Googleは、タイトルと見出しがページのトピックを要約し、ユーザーがそのページを訪問するかどうかを判断するのに役立つものだと説明しています。タイトルや見出しも、本文と同じくメインコンテンツの品質に含まれると意識しておきましょう。
Googleが示すメインコンテンツの4つの評価観点(労力・独創性・スキル・正確性)
Googleは同じ「Main content」セクションの中で、メインコンテンツの品質を評価するための4つの基本的な観点を示しています。「コンテンツの品質を確認する際、検索品質評価者はメインコンテンツの次の基本的な属性を評価するよう訓練されている」として挙げられているのが、上記の労力・独創性・才能やスキル・正確性の4つです。
なお検索品質評価者とは、「Googleのアルゴリズムが適切な検索結果を表示しているかどうかについて、Googleに知見を提供する役割を担う人のこと」です。では、4つの観点をそれぞれ簡潔に整理してご紹介します。
1. 労力(Effort)

引用:Creating helpful, reliable, people-first content
まず、労力とはコンテンツ、またはコンテンツを支えるシステムの作成に、人の手による作業がどの程度費やされているかを指します。
Googleは、独自の分析を書くこと、詩を手作業で翻訳すること、ゲーム用のカスタムインタラクティブマップを構築することを、労力が大きい例として挙げています。反対に、フィードからページを自動生成することや、手動による監視や取捨選択なしに生成AIで大量のテキストを作ることは、労力がほとんど、またはまったくない例とされています。
2. 独創性(Originality)

引用:Creating helpful, reliable, people-first content
次に、独創性とは他のウェブサイトでは得られない、独自の情報や視点をコンテンツがどの程度提供しているかを指します。
検索上位の記事をまとめ直しただけのコンテンツは、他のサイトですでに得られる情報にとどまりやすくなります。自社で得たデータや実際の取り組みから得た知見など、そのサイトならではの情報を盛り込むことが求められるといえるでしょう。
3. 才能・スキル(Talent or skill)

引用:Creating helpful, reliable, people-first content
3つ目の才能・スキルとは、訪問者に満足のいく体験を提供するのに必要な才能、スキル、専門知識をコンテンツが示しているかどうかを指します。
Googleは例として、明確な文章、質の高い動画、正しく機能するページツールを挙げています。一方で、すべてのコンテンツに専門知識が必要なわけではないとも明記しており、自宅の私道の雪かきの新しい方法を見つけた体験を共有する場合などは、必ずしも専門知識を必要としないと説明しています。
4. 正確性(Accuracy)

引用:Creating helpful, reliable, people-first content
最後に、正確性とは情報提供を目的とするページの内容が、事実に基づいて正確であることを指します。
さらに、人々の生活や幸福に大きな影響を与えうるトピック(YMYLトピック)については、内容が非常に正確であり、確立された専門家の見解と一致している必要があるとされています。健康や金融などを扱うサイトでは、特に注意しておきましょう。
メインコンテンツの評価基準からコンテンツ制作者が見直すべきこと
出典を明記しても独自の労力の代わりにはならない
労力の説明の最後には、他の情報源を明記したりクレジットを与えたりしても、独自の労力が必要なことに変わりはないと書かれています(原文:Attribution or giving credit to other sources doesn’t replace the need for original effort.)。
他サイトの情報や海外ニュースを紹介するコンテンツでは、出典を示すことは大前提です。そのうえで、情報を並べ直すだけで終わらせず、独自の分析や読者に役立つ視点を加えられているかを見直しておきましょう。
人の監視なしにAIで量産したテキストは労力がほぼない
前述の通り、手動による監視や取捨選択なしに、生成AIで大量のテキストを作ることは「労力がほとんど、またはまったくない」例として挙げられています。
同じ日に更新されたAI生成コンテンツのガイダンスでも、公開前にすべてのAI生成コンテンツを手動でファクトチェック・レビューすることが「極めて重要」と明記されました。2つのドキュメントは、AIを使う場合も人が内容を確認し、品質に責任を持つことが前提であるという点で共通しています。
品質評価者の評価はランキングに直接影響しない点に注意
注意しておきたいのは、検索品質評価者はページの掲載順位を制御できず、評価者のデータがランキングのアルゴリズムで直接使われることもないという点です。この点は今回の更新前から同じドキュメントに明記されています。
Googleは評価者のデータを「飲食店で客が記入するアンケートのようなもの」と例え、システムが機能しているかを確認するために利用していると説明しています。4つの観点は順位を直接決める要素ではなく、Googleが目指す「質の高いコンテンツ」の考え方を知るための手がかりとして活用しましょう。
【まとめ】ページの目的を果たすメインコンテンツの品質を高めよう
2026年10月1日のドキュメント更新により、Googleはメインコンテンツの定義と、労力・独創性・才能やスキル・正確性という4つの評価の観点を明記しました。本文だけでなく、ツールやタブ内の情報、タイトルや見出しまでがページの目的を果たす要素として整理された形です。
これまでは「この部分は評価される」「この部分は評価されない」と、サイト運営者が独自に判断していたケースも多かったのではないでしょうか。今回の更新によって、何がメインコンテンツに当たるのかを公式ドキュメントで明確に確認できるようになりました。
ページ全体で充実した情報を提供することはもちろん大切ですが、その中でも特にメインコンテンツとなる領域については、正しく評価を受けるためにも、内容のチェックやブラッシュアップを怠らず、品質を高めることを意識して運用していきましょう。
自社サイトのコンテンツがページの目的を十分に果たせているかを見直したい方は、フルスピードのSEOコンサルティングサービスもぜひご検討ください。貴社サイトの課題に合わせてメインコンテンツの改善方針を一緒に考えます。
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