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ChatGPTはGoogle検索結果を使用していると複数テストで示唆された(=SEOの重要性は依然高い)
公開日:2025年08月12日
2025年8月上旬、複数の独立テストがChatGPT PlusがGoogle検索結果を参照している可能性を浮き彫りにしました。もし事実なら、AI時代でもGoogle上位表示は情報露出の必須条件となります。当記事では「実験内容からOpenAIとGoogleの公式コメント状況までわかりやすく解説」します。
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目次
ChatGPTはGoogle検索結果を使用していると「複数テストで示唆」された
Googleでのみインデックスされた造語をChatGPT PlusがAI回答した
どうやら「Googleでのみインデックスされた造語をChatGPT PlusがAI回答」したようです。今回ご紹介する「SEO業界で話題となっているBacklinkoの実験」では、存在しない造語「NexorbalOptimization」を題材に、ChatGPTの情報取得ルートを検証しています。
この造語を解説するページは「Googlebotのみがクロール可能な設定で、外部リンクやサイトマップ掲載も一切なし」で公開されたようです。つまり、「Googleがインデックスしなければ何にも発見されない状態」での公開作業を進めたということが分かります。
Googleインデックス後に複数のAIモデルへ質問した結果、ChatGPT Plus(ブラウジング有)とPerplexityのみが、このページを直接引用し正確な回答を提示とのこと。これすなわち、事実上、「Google検索経由でしか得られない情報」をChatGPT Plusが取得している可能性が強く示唆されたということになります。この事実は「AI時代においてもGoogle上位表示(=SEO)は重要」だということを改めて浮き彫りにした可能性があります。
今回のテスト以外にも、過去に似た複数のテストが実施されており、それらテストでもChatGPTがGoogle検索からデータを利用してAI回答しているとの結果が出ており、「ChatGPTがGoogle検索からデータを利用してAI回答している」ことに対しての信憑性が日に日に増しているようです。
ChatGPT free版やClaudeでは架空用語に対するAI回答は返されなかった
同じ実験環境で、ChatGPT free版やClaudeなど他の大手AIモデルに同じ質問を投げかけたところ、いずれも「その用語は確認できない」や、関係のない推測的回答しか返されなかったようです。特にChatGPT free版は、Plus版と同じOpenAI製であるにもかかわらず結果が異なったことから、ブラウジング機能の有無や使用する検索経路の違いが影響していると考えられます。
この差は、AIの情報ソースがモデルや契約条件ごとに異なることを示し、SEO戦略において「どのAIがどのデータを参照しているのか」を理解する重要性を示唆しているともいえます。つまり、「すべてのAIに情報を拾わせるには、複数の検索エンジンを意識した多面的な施策が必要」ということにもつながります。
OpenAIとGoogleの各公式コメント状況まとめ
【OpenAI】「複数の検索プロバイダーを利用」とだけ説明
OpenAIはこの件について公式な詳細説明を避け、「複数の検索プロバイダーを利用している」とのみ回答しているようです。Microsoftとの継続的な関係を強調する一方で、「Google検索を利用していない」という明確な否定はしていません。
むしろ今回の実験結果から見れば、意図的に含みを持たせているようにも受け取れます。企業の立場からすれば、特定の検索エンジン依存を認めることは戦略的にリスクが伴うため、このような表現は妥当でしょう。
いずれにせよ、SEO担当者にとっては「Google経由で拾われる情報は、ChatGPTの回答精度にも直結する」という事実は重要であり、無視できない情報源であることに変わりはありません。
【Google】「公式コメント」を控えている
Googleは「この件に関するコメントを一切発表」していないようです。企業間の契約や技術的な提携状況は、一般公開されないことが多く、沈黙が戦略の一部である可能性も高いでしょう。結果的に、現時点では「GoogleがAIモデルへの情報源となっているかどうかは確証がない」状態ですが、テスト結果や実際の回答内容を見れば、少なくとも「間接的なデータ参照は行われている可能性が高い」と推測することも間違いではないように思えます。
【まとめ】SEOの重要性は依然高い!AI回答を加味したSEOを施そう!
今回の一連のテストでは「ChatGPT PlusがGoogle検索結果を参照している可能性を強く示唆」しました。公式な契約や技術仕様は明らかではありませんが、Googleにインデックスされた情報がAI回答に影響を与えるケースは確実に存在するようです。この事実は「AI時代でもGoogle上位表示(=SEO)が情報露出のカギ」であることを意味し、従来のSEO施策の価値を裏付けます。
今後は、従来の検索流入だけでなく、AI回答での露出も視野に入れた「AI対応SEO」が求められるでしょう。
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