多くのキーワードで検索される良質なコンテンツの作り方
2015年のコンテンツ制作における重要ポイントは何だったのか?過去記事を振り返る
- コンテンツ制作
公開日:2015年01月14日
最終更新日:2025年01月22日
当記事は2015年に公開した「2015年のコンテンツ制作における重要ポイントは何か?」という内容の記事です。この記事を読むと「現在のWebサイト運営におけるコンテンツ制作の重要ポイント」と「過去(2015年)のWebサイト運営におけるコンテンツ制作の重要ポイント」が比較できます。
10年以上も過去に公開されたこのような記事は、リライトされたり、削除されたりすることが多く、なかなか出会えることがなく、貴重です。当記事は2015年に公開した記事コンテンツのライティングをそのままに、補足情報を付与しつつリライトしています。
当記事を一通り読むことで、「過去も現在も、コンテンツ制作で重要なのは読者ファーストなコンテンツである」ことだと理解できるはずです。現在存在するヘルプフルコンテンツシステムなどの概念を意識しながら読んでみましょう。
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目次
2015年もGoogle検索アルゴリズムの進化は止まらない!
2014年もパンダ、ペンギン、ペイデイローンとGoogleのアップデートが続いた
2014年、公表されているだけでも数々のGoogle検索アルゴリズムがアップデートされました。5月と9月に発表された、コンテンツの品質評価に関するパンダアルゴリズムのアップデートをはじめ、10月のペンギンアップデート、5月と6月のペイデイローンアップデートなど、代表的なものだけを見ても、いろいろなアルゴリズムがアップデートされました。
2015年以降もGoogleはアップデートを止めることはない
2015年以降、Googleがアルゴリズムの進化を止める事は100%あり得ません。今後もより評価の基準を厳しく、且つ広範囲に適用できるように進化を続けていくはずです。
ではGoogle検索のアルゴリズムが進化していくと、検索結果はどのように変わっていくのでしょうか。
アルゴリズムはより複雑になっていますので、それぞれのアルゴリズムでどのような変化が起きるのかは予想しにくいのですが、Googleが掲げる10の事実にある通り、ユーザーの利便性が向上するような変化が起きるはずです。
つまり、ユーザーが知りたい情報にいち早く到達できるように検索結果が洗練されていくはずなので、今まで検索エンジン経由でアクセスする人がいなかったようなページからも新規ユーザーが獲得できる状況になるのではないかと考えています。
2015年はスマホからのアクセス数がいよいよ激増する?!
スマホ経由のインターネット利用者が4,000万人超え(2014年4月時点)
ニールセンの調査結果によると、2014年4月時点でスマホからのインターネット利用者は4,000万人を超えています。2015年1月現在、この数字がどうなっているのかは分かりませんが、2013年から2014年の伸び率を考えると、すでにスマホからのインターネット利用者がPCからのインターネット利用者を超えていてもおかしくありません。
2014年4月時点でスマホからのインターネット利用者は4,000万人を突破
「インターネットへの入り口はスマホへ移行 ~ニールセン スマホシフトを見える化したレポートを公開~ ニールセン株式会社」より引用
スマホ経由のアクセス数が過半数越えのWebサイトが増加(2015年時点)
フルスピードでは、アクセス解析アナリストによるWebサイト改善提案も行っていますので担当者に聞いてみたところ、スマホからのアクセスが全体の過半数を超えるWebサイトも珍しくなくなっているそうです。
現時点でのスマホからのインターネット利用者数がどうであれ、2015年も引き続きスマホからWebサイトにアクセスする人は増加していくものと考えられます。そのため、情報を発信する側も「ユーザーはスマホで閲覧する」という事を意識してコンテンツを制作していく必要性が高まるでしょう。
では、スマホで閲覧される事を意識したコンテンツとは、どんなコンテンツなのでしょうか。
スマホで閲覧されるコンテンツを制作する際に重要なこと(2015年時点)
「スマホ表示に最適化したWebページ」の作成・提供は必須事項
スマホでの表示に最適化されたWebページを準備しておく事はもはや必須と言えるでしょう。Googleは2014年11月に、スマホでの検索結果上にて、スマホに対応したページを区別する事ができるラベルの導入をアナウンスしました。
スマホ対応ページには、こういったラベルが付くようになっています
「検索ユーザーがモバイル フレンドリー ページを見つけやすくするために – Google ウェブマスター向け公式ブログ」より引用
私も実際スマホで検索をしているときに、検索結果に似たような内容のページが表示されていたら、このラベルが付いているページを選んでタップします。「スマホ対応」のラベルが付いたページの方が、やはり圧倒的に読みやすいからです。
将来的にはスマホでWebサイトを閲覧する時のユーザビリティなどが、ランキングを決めるアルゴリズムに反映される事も考えられますので、もしまだ準備していない場合には、早めに準備しておく事をお薦めします。
ただし、スマホに最適化したページを用意するだけでは十分と言えません。読んでもらいたいコンテンツにも工夫をする必要があるのではないかと考えています。
「スマホ読者が快適に読める文字コンテンツ」に整理する必要がある
例えばコンテンツの文字量。スマホでWebサイトを閲覧するタイミングは、待ち時間などのちょっとした空き時間などで、ゆっくりと閲覧するというよりも、ササッとチェックする程度の事が多いのではないでしょうか。
いかに有用なコンテンツであっても、すきま時間に5,000文字も6,000文字もある長文を、上から下まで読みきる事は少ないはずです。
そんな時に有効なのは、コンテンツの概要をまとめたページや目次を用意する事です。例えばlivedoorニュースでは、コンテンツの概要をまとめたページを用意してあり、ザックリとした内容が分かるようになっています。
こういったページを用意しておけば、興味のある人だけが本文を読もうとするはずなので、例えコンテンツの本文が長文でもユーザーにストレスを感じさせずに済むはずです。コンテンツの概要をまとめたページを用意する事が難しくても、ページの上部にコンテンツ本文の目次を用意しておけば、同じような効果が期待できるはずです。
「ロイヤルカスタマーを増やす交流の場としてのSNS」を活用する
スマホでWebサイトを閲覧するユーザーの増加に合わせて、SNSでの活動がますます重要になってくると思います。これはコンテンツを気に入ったユーザーが、Facebookのいいね!をしたり、Twitterで呟いたりといった行動をする可能性が高いと考えられるためです。
こういったSNSでコンテンツをシェアしてくれたユーザーは、そのWebサイトに対して好意的な感情を持っていると考えられますので、WebサイトのFacebookページやTwitterアカウントを使い交流を深めていく事で、ロイヤルカスタマーにしていく事も可能ではないでしょうか。
SNSアカウントも作成したけど放置している、何も決めていないのでなんとなく運用しているといった場合、SNSをどのように活用するか、真剣に考えておく事をお薦めします。
【まとめ】多様化するニーズとユーザー行動に最適なコンテンツつくりが必須
2015年はGoogleの検索アルゴリズムのさらなる進化に合わせて、多様化するニーズやユーザーの行動に合わせたアプローチが重要になってくると考えられます。単にコンテンツを作って公開すれば良いという時代ではなくなっています。
2014年はコンテンツマーケティング、コンテンツSEOという言葉が一般化し、大きく広まった年だったと言えるでしょう。しかしいろいろと見ていると、残念ながら名前ばかりのコンテンツマーケティングになってしまっている事も少なくなかったのではないかと思います。
2016年、同じように今年を振り返ると思いますが、その時どんな世の中になっているか、いまからとても楽しみです。
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