Search Liveでライブ動画検索とリアルタイム音声検索が可能に!(AI Mode Labs)
Google検索のAIモードとは?機能・メリット・注意点・使い方・SEOへの影響まとめ
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公開日:2025年09月08日
●Google検索の「AIモード」の機能が読める
●Google検索の「AIモード」のメリットが読める
●Google検索の「AIモード」の注意点が読める
●Google検索の「AIモード」の使い方が読める
●Google検索の「AIモード」のSEOへの影響が読める
当記事ではGoogle検索の「AIモード」とは何かについて、機能・メリット・注意点・使い方・SEOへの影響まで簡潔にご紹介します。
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目次
Google検索のAIモードとは
「AI(人工知能)が検索体験をナビゲーション」してくれるAI検索機能
(引用:Ask Search Anything-Google公式YouTubeチャンネル)
GoogleのAIモードは「検索ユーザーが知りたいことに対してAIが深い理解を持ち、最適な答えや次のステップを導く新時代のAI検索機能」です。検索意図に対してAIが検索結果をナビゲーションしてくれる機能であり、従来の検索行動よりも簡単に答えにたどり着けるサポート機能といえます。特に検索行動に慣れていないユーザーにとってはこれまで以上にGoogle検索を利用する価値が高まるでしょう。
「AIと会話するように検索でき、検索結果を深掘りして要約」してくれる
GoogleのAIモードでは、テキストやリアルタイム動画やリアルタイム音声を利用しながら「AIと会話するように検索行動を進める」ことができます。さらに、この検索行動で得た検索結果をAIが深掘りし、要約してくれます。複雑な問いや曖昧なキーワードで検索しても、AIが自動で関連情報を整理」してくれるので、「従来のように検索結果を複数ページに渡って探し回る労力」が減ることが期待されます。
AIモードとAI OverViewの違い
AIモードは「AIチャットとAI検索の融合機能で、検索そのものをAIがナビゲーションしてくれる機能」です。一方、AI Overviewsは「検索結果ページの上部に短くまとめたAI回答を表示する機能」で、検索キーワード(=クエリ)に対する検索結果のサマリーを表示するAI機能です。AIモードは「動的な検索結果を返してくれる機能」であるのに対し、AI Overviewsは「静的な検索結果を返してくれる機能」と違いを理解することもできます。
改めてAIモードの機能情報を整理しますと、AIモードは「AIとチャット形式で会話でき、その会話からAIが検索者に最適な検索結果を提供してくれる機能」です。
AIモードの日本での利用開始日はいつ?(2025年8月21日~)
Google検索のAIモードの日本での利用開始は2025年8月21日から始まっています。2025年8月21日からGoogleはAIモードを180以上の国と地域で一般提供すると公式ブログで発表しており、日本はその180国のうちの国に含まれていました。
とはいえ、日本でAIモードが正式展開されましたが、AIモードの全機能全てが日本で確認できる状況には至っていない状況です。現時点で日本から確認できるAIモードの機能は一部分であり、アメリカのようにAIモードの最新機能がすべて確認できる状態には至っていないのが現状です。
また、AIモードの日本語対応については現時点では実装されておらず、英語対応のみとなっています。今後の日本におけるAIモードの機能拡充と言語対応拡大を待ちましょう。
Google検索のAIモードの機能一覧
・Deep Search(=検索結果を高度にリサーチしてくれるAIサポート機能)
・Search Live(=リアルタイムのカメラや音声を使って質問できるAI機能)
・AIエージェント機能(=予約やタスクを代行してくれるAI機能)
・AIショッピング機能(=ショッピング体験をサポートしてくれるAI機能)
・個人の検索結果をカスタマイズしてくれるAI機能
・検索結果をチャート化したりグラフ化してくれるAI機能
上表の通り、「Google検索のAIモード」の機能は7つ存在します。今後もAI機能が増えていく可能性が十分に高いと考えられますが、今回は発表されている7つの機能について1つずつご紹介いたします。
検索のAIモード(=高度なリサーチをサポートしてくれるAI機能)
Google検索のAIモードの1つ目の機能は「検索のAIモード」です。従来のGoogle検索にAI機能が付与され、検索行動がAIサポートによって強固になります。検索行動に慣れていない検索ユーザーや、曖昧な問いを検索する場合に有効なAI検索機能です。当記事の冒頭で説明しました通り、「検索のAIモード」は検索意図に対してAIが検索結果をナビゲーションしてくれる機能で、従来の検索行動より簡単に欲しい検索結果にたどり着ける検索機能といえます。
Deep Search(=検索結果を高度にリサーチしてくれるAIサポート機能)
Google検索のAIモードの2つ目の機能は「Deep Search」です。Deep Searchは、「検索のAIモード」をより高度にリサーチするためのAI機能です。より詳細な回答が必要な質問に対して、ディープサーチによりAIモードにディープリサーチ機能を導入します。煩雑な情報収集を短時間で整理することができ、まるでプロのリサーチャーがまとめたような検索結果情報が得られる点が魅力の機能です。
Search Live(=リアルタイムのカメラや音声を使って質問できるAI機能)
Google検索のAIモードの3つ目の機能は「Search Live」です。Search Liveは、カメラを使いながらリアルタイムに動画とリアルタイム音声からAIに質問できる機能です。上図を確認すると、左側に「検索者のリアルタイム音声」が、右側に「AIによるリアルタイム検索結果」がテキスト表示されているのが分かるはずです。
「Search Live」ではこのように、目の前にあるものを撮影し、そのまま問いかけることで、言葉では説明しづらい対象にもAIが的確に応答します。「視覚的な問いかけ」と「即時応答」を組み合わせた画期的な検索体験となっています。
参考記事:Search Liveでライブ動画検索とリアルタイム音声検索が可能に!(AI Mode Labs)
AIエージェント機能(=予約やタスクを代行してくれるAI機能)
Google検索のAIモードの4つ目の機能は「AIエージェント機能」です。AIエージェント機能では、検索ユーザーがAI検索した内容に基づき、AIが予約行動を起こしたり、タスク管理を代行してくれます。たとえばレストランの予約やチケット取得など、指定した条件に沿って外部サービスと連携し、自動で候補を絞り、リンクや情報を提示するなどが可能です。
AIショッピング機能(=ショッピング体験をサポートしてくれるAI機能)
Google検索のAIモードの5つ目の機能は「AIショッピング機能」です。AIショッピング機能を利用すると、検索におけるショッピング行動をAIにサポートしてもらうことができます。具体的には、自分の写真を1枚アップロードするだけで、数十億点ものアパレル商品をバーチャルに試着できたり、理想のアイテムを見つけた場合はGoogle Payで適切な価格で購入してもらえたりなど、一連のショッピング行動の全てをAIがサポートしてくれます。
個人の検索結果をカスタマイズしてくれるAI機能
Google検索のAIモードの6つ目の機能は「個人の検索結果をカスタマイズしてくれるAI機能」です。この機能により、過去の検索履歴に基づいてパーソナライズされた検索結果の提案を催促できるようになります。例えば、あなたが旅行前に「今週末、友達と東京でやるべきことが知りたいです。私たちは音楽好きでグルメな人たちです。」と検索していた場合、AIモードは過去のレストラン予約や検索履歴に基づいて、おすすめのレストランを表示してくれます。
検索結果をチャート化したりグラフ化してくれるAI機能
Google検索のAIモードの7つ目の機能は「検索結果をチャート化したりグラフ化してくれるAI機能」です。この機能を利用すると、AIが複雑なデータセットを解析し、検索クエリに応じたグラフを生成することができます。スポーツ成績や金融指標など数字の多い分野で特に有効で、視覚的にわかりやすい分析結果を得られるとされています。
Google検索のAIモードの利用メリット
AIモードが検索行動をナビしてくれるので検索疲れしづらい
Google検索のAIモードの利用メリットの1つ目は「AIモードが検索行動をナビしてくれるので検索疲れしづらい」ことです。複雑な検索や長い文脈の質問でも、AIモードは関連トピックを自動で整理し、必要な情報を次々と提示してくれます。そのため、ユーザーが複数のページや検索キーワードを試す苦労が減り、検索疲れを大幅に軽減。検索労力を大きく割かずに、まさに「疲れ知らずの賢い検索ガイド」としてAIが機能してくれます。
リアルタイム動画やリアルタイム音声で検索できる
Google検索のAIモードの利用メリットの2つ目は「リアルタイム動画やリアルタイム音声で検索できる」ことです。Search Liveなどのマルチモーダル機能により、音声や視覚情報を使ってリアルタイムで検索できるようになり、音声対話やカメラ入力と組み合わせた「直感的な検索」が実現。従来のキーワード中心の検索から脱却し「新たな感覚で検索情報を得られるUI/UX」が設計されています。
Google検索のAIモードの注意点
AIが提案した情報を鵜呑みにしないこと
AIが提案してくれた検索結果の全てが正しいとは限りません。AIが提案してくれた検索結果は必ず人間であるあなた自身が考えて取捨選択する必要があります。最終的な選択権と責任は自分自身にあることを忘れず、AIモードを上手に利用しましょう。
過度な検索画面のパーソナライズに注意すること
AIモードの機能の1つに検索結果のパーソナライズ機能がありますが、過度に検索結果をパーソナライズすることは「良くも悪くも”得たい検索結果に偏ってしまう”」ことを意味します。世間一般的に得られる検索情報よりも濃い情報が得られる可能性も秘めつつ、世間一般の情報収集内容から乖離するリスクも同時に抱えます。この点を意識し利用されると良いでしょう。
Google検索のAIモードの使い方(初め方)
「Google検索画面の検索窓」からAIモードを使う操作手順
上図のようにGoogle検索画面の検索窓に表示される「AI Mode」タブをクリックすると、AIモードのチャット形式インターフェースに移行します。現在は、上図のようにGoogle検索画面に「AI Mode」を表示させるためにシークレットモード(※)で「https://google.com/」を開く必要があるようです。
(※シークレットモードを開くには、ウェブブラウザのメニューから「シークレット ウィンドウを開く」を選択するか、ショートカットキーを使用します。Windows・Linux・ChromeOSでは Ctrl+Shift+N、Macでは ⌘+Shift+N を同時に押すことで開けます。)
「Google検索画面の右上のフラスコマーク」からAIモードを使う操作手順
2025年9月上旬時点、日本からこの手順でAIモードに遷移することはできないようですが、AIモードがより日本展開されるであろう将来を予想し、以下操作手順もご紹介いたします。
検索ページ右上に表示されるフラスコ(試験管)のようなアイコンをクリックし、Search Labsへアクセスしてください。「AI Modeを試す(Try AI Mode)」ボタンをクリックすることでチャット機能が使えるようになります。
Search LabsはGoogle検索の「実験的な機能」への早期アクセスを試したい方が利用するサービスです。
Google検索のAIモードによるSEOの影響は?
ここからはAIモードがGoogle検索に反映されることによるSEOへの影響についてまとめます。
「AIモードに選ばれるコンテンツ」の作成重要性が高まる
Google検索のAIモードによるSEOへの影響の1つ目は「AIモードに選ばれるコンテンツ作成重要性が高まる」です。事実、この内容を紐解くとシンプルな結論に至ります。要するに、従来進められていた検索順位やキーワード中心のSEOから、「読者のためのコンテンツ作り」の重要性がこれまで以上に求められるということです。
読者に信頼されるコンテンツ作りが「結果的にAIに信頼されるコンテンツ作り」となります。読みやすく整理された情報、フレッシュネス、トレンド、要約やFAQ形式、信頼できる情報源へのリンクをといった「読者が納得できるコンテンツ作り」の重要度が日に日に高まっていますので、この現状をしっかり理解しながらSEOスキルをアップデートしていきましょう。
「指名検索量をいかに獲得できるか」の重要性が高まる
Google検索のAIモードによるSEOへの影響の2つ目は「指名検索量をいかに獲得できるかの重要性が高まる」です。AIモードを利用する必要性さえ感じさせないほどに「検索者が自社サイトに指名検索してくれる状況を作り出せた」のなら、生成AIを介すことによる競合サイト比較を受けずに物事を進められます。
今後はこれまで以上に「指名検索量をいかに増やせるか」に注目しながらコンテンツ制作を進めましょう。つまり、そのメディアしか出せないオリジナリティやフレッシュネス、納得感、特定業界における第一想起が得られるかなどが重要になります。
【まとめ】AIモードに提案されるコンテンツを作りつつ指名検索量も高めよう
今後はAIモードの導入により「生成AIを介した検索結果」の視聴頻度が高まることが予想されます。つまり、AIに好まれるコンテンツが作れるメディアとそうでないメディアで「オンラインの企業成果」が異なってくるはずですので、しっかりと「AIモードに提案されるコンテンツ作り」と「指名検索量を高めるためのコンテンツ作り」を進めましょう。
AIモードは検索者にとって有益なAI検索ツールとなりえます。コンテンツ作成者は「読者ファースト」の気持ちを忘れずコンテンツ作りに励むことで、「AIモードの存在を受け入れながらコンテンツ作り」することができるはずです。今後も継続して読者にとって有益な情報を自社コンテンツから提供していきましょう。
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