2015年04月02日
こんにちは。Growth Seed編集部です。
2015年2月26日に、SEOコンサルティングサービス「Expert(エキスパート) SEO」のサービス提供を開始しました。
SEOと聞くと、イコール上位表示、そして人工リンクを使った外部対策を思い浮かべる方も多いと思いますが、SEOの本質は、ユーザーのためにサイト内部を改善・整理することと私は考えています。これを「SEOのスタンダード」として広く認知させたいとの想いが、本サービス立案のきっかけでした。
今回は、サービスをご提供した中から(プレリリースで2014年5月から本サービスを提供していました)サイト改善に役立ったSEOコンサルティングサービスのケーススタディをご紹介したいと思います。みなさんが運営しているサイトと照らし合わせてみて、該当する項目がないかチェックしてみてください。
目次
「Expert SEO」はSEOコンサルティングサービスの総称で、4つのタイプと9つのプランで構成されています。Webサイトの制作~コンテンツ追加・修正~運用管理まで全てのシチュエーションでサポートができ、少額から高額、短期から長期など顧客の要望に応じた柔軟なプラン設定ができます。
表面的な関わりではなく、顧客の事業ドメインに深く関与してWebサイトの課題・問題点を先取りしてつかむことで、顕在層のレスポンスをより高めること、潜在層を顕在層に引き上げてリピート率を高めることを目指しています。 SEO歴約10年、Web歴約13年のコンサルタントを中心に、経験豊富なベテランが総指揮をとることもメリットのひとつです。
みなさんのサイトには専門家が書いた、信頼性が高く競合と差別化できる優良記事があると思います。コラムや特集記事をイメージしてください。 ここで質問です。
「その優良記事からのアクセスはどれくらいありますか?」
社内の専門家や資格保有者が時間をかけて丁寧に作りこんでも、サイトを知っている既存ユーザーしか見てもらえないのであればもったいないですよね。 でも、
などを整理することで多くのアクセスを稼ぐ花形コンテンツに再生することができます。 コンテンツは多くのユーザーに読み込まれてこそ、輝きが得られます。 新しいページを作るよりも先に、まずは足元を見て、既存コンテンツのチェックを行いましょう。再生を繰り返すと、それが社内のルールにもなるので、今後制作する新規ページはアップした段階から流入が得られる好循環も生まれます。
アクセスが少なく埋もれてしまった記事はありませんか?
Webサイトを制作している会社には、社内にデザイナーやコーダー、そしてディレクターやプロデューサーがいると思います。
「その方々にSEO教育を行っていますか?」
ページの更新や追加は日々あると思いますが、制作段階からSEOをふまえて作ったらどのような効果が得られるでしょうか。 最近の検索エンジンのインデックスは非常に早く、クローラの来訪頻度が高ければ数分で新規ページが認知され、翌日には特定キーワードで上位表示されるケースも少なくありません。 これを可能にするのは、制作チームのSEOリテラシーに委ねられます。SEO知見を高めることができれば、上記のような恩恵を受けることができます。 デザイナーやコーダーにとっても、プロモーション視点が加われば有益な付加価値になりますし、社内のコンピテンシー(高いレベルの業務成果を生み出す行動特性)やチームの結束力も向上します。
私どものお客様に「ITスキル推進プロジェクト」に取り組んでいる会社様があり、当社のコンサルタントが訪問しセミナー形式でスタッフを育成することで、プロジェクトの推進に貢献できた例もあります。
SEOスキルを伸ばすプロジェクトを社内で発足しませんか?
現在コンサルタントにサイトプロモーションを依頼しているけど、その意見が正しいか判断に迷った。あるいは、今対策している内容以外に良い方法はないか考えを巡らせた経験はありませんか? このような場合、別のコンサルタントから意見を聞くセカンドオピニオンを活用するのも有効です。
セカンドオピニオンは医療業界では頻繁に使われており、お医者さんによって治療方法が異なるように、SEOも誰に相談するかによって答えや提案内容が大きく変わります。 既存コンサルタントと同じ意見が得られれば安心して対策に専念できますし、既存コンサルタントと異なる意見が示された時は、お客様自身でより良い選択をする判断材料を得られます。 以下のような内容で依頼を検討してみてはいかがでしょうか。
第三者の意見を聞くことで、納得と安心を得ることも時には必要です。
サイトをリニューアルをする目的はデザイン面や機能面など様々あると思います。その中で自然検索からのアクセスを増やしたい、あるいは新規ユーザーの獲得を伸ばしたい。このような目的でサイトをリニューアルするならば、検討段階からSEOを取り入れることをお奨めします。
様々なサイトを見ていると、比較的修正がライトなHTMLのチューニング以外に、
など、工数やコストがかさむ修正が必要なケースが見受けられます。
例えばリニューアル後にこのような修正点が発覚した際、前工程までさかのぼらなければなりません。修正にかかる工程、そして検索エンジンに修正した個所を認識してもらう日数を考えると、結果がでるまでの期間はリニューアルと同時にSEOを行った場合と比較すると大きな機会損出になってしまいます。 多くの時間を費やし、コストをかけて取り組んだプロジェクトなのに、結果が伸び悩んだらがっかりですよね。 制作における全行程でSEOチェックを取り入れると漏れがなく、検索エンジンとの親和性が高いサイトが誕生します。
サイトはユーザーに見てもらい、満足いただくことで価値が備わります。 リニューアル後、すぐに自然検索からのアクセスが伸びるサイトを目指しましょう。
SEOとユーザビリティを別物とお考えの方もいると思いますが、私は一緒に検討すべき視点だと考えています。 例えば、SEOで内部を改修した結果、上位表示が叶いアクセスも伸びたとします。でも、想定より成約に結びつかない場合は、キーワードとページの一致性が低いか、サイト内にユーザーの意向をそこなう問題が隠れている可能性があります。そのような時は、サイト内にどのような課題点があるのか、ユーザーの気持ちでサイトの使い勝手を確認してみましょう。
Yahoo!JAPANがYahoo!ニュースのUI改善を行った事例を紹介します。記事の行間を5ピクセル広げたバージョンにしたところ、従来のデザインよりも総クリック数が伸びたようです。
Yahoo!ニュースの見出し行間「5ピクセルの差」に見えた光~ヒートマップでUI改善
Yahoo!JAPANのようにABテストを行い日々の改善に活かすのも良し、リニューアル前のボトルネック探しに行うのも効果的です。
アクセスが伸びるのは嬉しいことですが、目的はそこではありませんよね?ユーザーに満足してもらってこそ、SEOを行った意味も増加します。大切なことはユーザー目線のサイトであることです。
ユーザーの満足度と信頼性を高める改善を行う必要はありませんか?
サービスリリース後に、BIZ&TECH Terminal様からインタビューを受けました。サービスリリースに至る経緯やSEOコンサルティングサービスの可能性などに答えていますので、一部をご紹介をさせていただきます。
Q:「Expert SEO」サービス提供開始のいきさつを教えて下さい。 ↓↓↓ A:検索エンジンから高評価を受ける、親和性が高いサイトを見かけることは残念ながら非常に稀です。それは、リンク対策に頼ったり小手先の対策をしているケースが大半だからです。サイトの根源、コンセプトワークから見直すことが明日のビジネス開拓につながることから、付加価値を創造する参謀役として、SEOコンサルティングサービスをリリースしました。
Q:どのような顧客をメインターゲット層に想定にしていますか? ↓↓↓ A:マーケティング担当者、WEB管理者・運用者、制作会社などのお困りごとを解決したいと思っています。企業の規模やジャンルは問いません。
Q:SEOコンサルティングの可能性とは、具体的にどのようなところだとお考えですか? また、その可能性を実現するために「Expert SEO」ではどういった部分を担っていこうとお考えですか? ↓↓↓ A:サイトの想いとユーザーの願いをマッチさせる架け橋となることで、サイトとユーザーの会話が自然と発生し、共に成長できる環境をサイトに生みだすことを目的としています。私たちSEOコンサルタントが携わることで、ユーザーの行動プロセスを見える化し、それに対するコンテンツを磨き、そしてノウハウの言語化と体系化を推し進めたいと思っています。
Q:今後理想とする「Expert SEO」のヴィジョンを教えて下さい。 ↓↓↓ A:サービスラインナップを増やす事よりも、コンサルタントとしての専門技術を磨き、自分達の価値を適切に伝えられる表現力をもってサイトの範囲を最大化することができる、エキスパート集団を築くことです。
記事は3月9日に紹介いただいておりますので、以下より参照ください。 フルスピード、ベテランコンサルタントによるSEOの総合プロデュースサービス「Expert SEO」をスタート
Expert SEOの全体像が分かる資料と、各プランの詳細資料をご用意しています。 興味を持っていただけましたら、以下よりお気軽にお問い合わせください。
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