【コンテンツSEO事例】月間15,000PVを稼ぐコンテンツの作り方
検索アナリティクスを使った検索キーワードの分析方法
- Google Search Console
- SEO 分析
- 検索キーワード
公開日:2015年06月05日
最終更新日:2024年06月03日
こんにちは。アナリストの荒木です。
Search Console(旧ウェブマスターツール)に検索アナリティクス(ベータ版)が導入されました。検索アナリティクスの登場でユーザーが検索する際に使ったキーワードをより詳細に分析できるようになりました。導入前はサイト全体か上位のページの検索キーワードを確認できましたが、導入後はページ毎に検索キーワードを分析できます。
そこで今回は、検索アナリティクスを使った検索キーワードを分析する方法をお伝えします。
↓【無料DL】「SEO内部対策チェックシート」を無料ダウンロードする
目次
検索アナリティクスからデータをダウンロード
今回は、AppVIPのコラム記事のアクセスデータを使います。
はじめに、検索アナリティクスをクリックします。
続いて、「ページ」にチェックを入れます。
次に、「ページをフィルタ」から「次を含むURL」でコラム記事のディレクトリを指定します。
最後にダウンロードボタンをクリックします。
※ダウンロードしたデータはそのままエクセルで開くと文字化けします。テキストエディタ等で文字コードをShiftJISに変更してからエクセルで開くようにしましょう。
検索キーワードを分析する
ダウンロードした検索アナリティクスのデータを分析します。
今回はリライトの必要があるページを抽出し、どんな検索キーワードでリライトするかを検討します。
ポジショニングマップを使った分析
リライトの必要があるページの定義は様々ですが、今回は「表示回数が少なく、掲載順位も低い」ページを対象とします。
対象となるページは、狙ったキーワードで検索エンジンに評価されていない場合と、そもそも検索されにくいキーワードである場合が考えられます。
ダウンロードしたデータから表示回数や掲載順位の中央値を基準にリライトが必要なページを抽出します。
※リライトが必要なページに「×」を記載しています。
各ページの検索キーワードを分析する
今回リライト対象として抽出したURLは以下の通りです。
- http://app-vip.jp/column/get-androids/choose-your-android-phone.html
- http://app-vip.jp/column/backup/android-backup-apps.html
- http://app-vip.jp/column/problem/spam-mail.html
- http://app-vip.jp/column/get-androids/androidapps-overseas.html
- http://app-vip.jp/column/marketing/promotion-apps.html
- http://app-vip.jp/column/develop/application-interface.html
- http://app-vip.jp/column/develop/can-do.html
- http://app-vip.jp/column/get-androids/determine-version-android.html
- http://app-vip.jp/column/get-androids/features-android-jelly-bean.html
- http://app-vip.jp/column/get-androids/choose-android-phone.html
- http://app-vip.jp/column/get-androids/iphone-app-android.html
- http://app-vip.jp/column/develop/
- http://app-vip.jp/column/get-androids/
- http://app-vip.jp/column/develop/development-environment.html
- http://app-vip.jp/column/backup/
この中から、記事ページを抽出します。
- http://app-vip.jp/column/get-androids/choose-your-android-phone.html
- http://app-vip.jp/column/backup/android-backup-apps.html
- http://app-vip.jp/column/problem/spam-mail.html
- http://app-vip.jp/column/get-androids/androidapps-overseas.html
- http://app-vip.jp/column/marketing/promotion-apps.html
- http://app-vip.jp/column/develop/application-interface.html
- http://app-vip.jp/column/develop/can-do.html
- http://app-vip.jp/column/get-androids/determine-version-android.html
- http://app-vip.jp/column/get-androids/features-android-jelly-bean.html
- http://app-vip.jp/column/get-androids/choose-android-phone.html
- http://app-vip.jp/column/get-androids/iphone-app-android.html
- http://app-vip.jp/column/develop/development-environment.html
続いて、検索アナリティクスを使って検索キーワードを確認します。
今回の例では、以下のページを分析します。
- http://app-vip.jp/column/get-androids/choose-your-android-phone.html
特定ページの検索キーワードを確認する方法は以下の通りです。
まず、検索アナリティクスからクエリを確認します。
続いて、対象ページの検索キーワードとなるようにフィルタリングします。
最後に、表示回数、掲載順位にチェックを入れます。
上記の手順で表示された検索キーワードは以下の通りです。
また、このページのタイトル「自分にぴったりのアンドロイド端末の選び方のポイントとは?」です。
従って、表示された検索キーワードとタイトルから「アンドロイド端末 選び方」や「アンドロイド 選び方」ついての記事と考えられます。
そこで、この記事が現在の検索事情にマッチしているかをキーワードプランナーで確認します。
▼「アンドロイド端末 選び方」の結果
▼「アンドロイド 選び方」の結果
※関連性の高い順、上位30キーワードを抽出しています。
この結果から「アンドロイド端末 選び方」や「アンドロイド端末 選び方」は、ほとんど検索されていないキーワードであることがわかります。
また、関連性が高く、意味的に近い「アンドロイド端末 おすすめ」(検索ボリューム:170)のキーワードでのリライトが検討できます。
まとめ
今回は、検索アナリティクスを使ってリライトが必要なページと検索キーワードを分析する方法をご紹介しました。
ちょっとした工夫でアクセスアップする可能性がリライトにはあります。ウェブ担当者の方はこの機会に担当するサイトを見直してみてはいかがでしょうか。
検索キーワードの選定方法には当サイトの「ユーザー行動から知る!SEOキーワードの選定方法」もご参考にしてください。
また、ポジショニングマップは「ポジショニングマップとパレート図で競合調査」から、エクセルをダウンロードいただけますのでご活用ください。
最後までご覧いただきありがとうございました!
株式会社フルスピードのSEOコンサルティングサービスのご紹介
↓株式会社フルスピードのSEOコンサルティングサービスのご紹介(資料DLページ)
株式会社フルスピードはSEOコンサルティングサービスをご提供しています。株式会社フルスピードは2001年の創業から5,500社以上ものSEOコンサルティング実績を積み上げてまいりました。
株式会社フルスピードは世界で60万人が導入する最高水準のSEO分析ツールAhrefsのオフィシャルパートナーでもあり、これまで培ってきたSEOノウハウとAhrefsのサイト分析力を活かしたSEOコンサルティングサービスをご提供することが可能です。SEOコンサルティングサービスの詳細に関しましては上記バナーをクリックしてご確認くださいませ。お気軽にご相談ください。