コンテンツマーケティングを社内導入する2つの秘訣
アクセス数を増やすコンテンツにする為のポイント
- コンテンツマーケティング
- 検索キーワード
公開日:2014年07月15日
最終更新日:2021年02月12日
こんにちは。Growth Seed編集部です。
資料請求の件数を増やしたい、サイト・製品のファンを増やしたいなど、コンテンツを追加する目的は様々です。
しかし、どんな目的があってもコンテンツを読んでくれるユーザー(ページへのアクセス数)が増えない事には目的を達成する事はできません。
そこで今回は、自然検索経由に焦点をあてて、ページへのアクセス数を増やすコンテンツを作るために注意するポイントをご説明したいと思います。
これからコンテンツを作っていくという方はもちろん、コンテンツを作ったけどアクセス数がなかなか増えないという方も、ご紹介するポイントを踏まえて改善してみましょう。
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検索ボリュームを持ったキーワードを意識して書くこと
どんなに時間をかけてコンテンツを作っても、検索する人がいなければなかなかページへのアクセス数は増えません。ある程度の検索ボリュームを持ったキーワードを意識してコンテンツを作る必要があります。
Webコンテンツ制作の3ステップでもご紹介しましたが、コンテンツのテーマに合致するキーワードが、ある程度の検索ボリュームを持っている事は大切です。
もしターゲットキーワードで3位以内に表示されていてもアクセス数が増えない場合、そのキーワードで検索する人が少ない事が主な要因だと思われます。
そういった時は、思いきってターゲットにするキーワードを変えてみましょう。
例えば、このページは「コンテンツを見る人を増やす」というテーマで書いていますが、「訪問数 増やす」というワードは検索ボリュームがほとんどありません。
しかし「アクセス数 増やす」というワードだと検索ボリュームは「210」あるので、titleタグなども「アクセス数」「増やす」という言葉を意識して書いています。
コンテンツのテーマが合っていれば、titleタグを変えるだけで効果がある場合もありますので、ターゲットキーワードが合っていない場合には試してみましょう。
疑問に対する答えが一つではないこと
検索エンジンを使う多くのユーザーの目的は「何かを調べる」事です。
ユーザーの疑問に対する答えとしてコンテンツを用意するわけですが、答えが一つしかない疑問に対応するコンテンツはアクセス数が増えない可能性があります。
「○○とは」といったコンテンツが該当しやすいのですが、こういったコンテンツを探すユーザーはある程度存在するので、はまりやすい落とし穴とも言えます。
例えば「FXとは」や「スマホとは」といったコンテンツです。
これらのコンテンツのターゲットキーワードは「fx とは」「スマホ とは」になりますが、「スマホ とは」の検索ボリュームは「140」、「fx とは」にいたっては「27,100」もあります。
検索ニーズはあるのですが、こういった疑問に対する答えは、ほぼ一つの答えに集約されてしまいますので、検索上位の3ページくらい読めば理解できてしまいます。
つまり3位以内、できれば1位に表示されないとアクセス数は増えません。
しかも、「○○とは」といったキーワードは、Wikipediaや大手サイトの下層ページが上位表示されている事が多く、3位以内に入れる事そのものが困難です。
さらにGoogleのアンサーボックスも表示されやすく、ますますアクセス数を増やす事が困難な状況になっています。
疑問に対する答えが複数あるようなコンテンツであれば、検索ユーザーは何ページも読んで自分にあった答えを探してくれますので、あまり検索順位が高くなくてもアクセス数を増やす事ができます。
例えば「一人暮らしの部屋のレイアウト」などは、求める部屋のイメージや部屋の広さ、予算などが絡んでくるので、答えは複数存在します。
「一人暮らし 部屋 レイアウト」は検索ボリュームが「720」あり、ニーズも高い事が分かります。
このような「ひとつの疑問に対して複数の答えがある可能性が高い」というテーマは、アクセス数が増えやすいと考えられます。
さらに複数ある答えをまとめる事ができれば、検索結果の上位に表示される可能性も高まります。
「一人暮らし 部屋 レイアウト」の例で言うと、以下のようなコンテンツになります。
- シンプルモダンなイメージの一人暮らしの部屋
- 北欧風のイメージでまとめた部屋
- 和のテイストを取り入れた部屋
- 木と緑を基調にしたオーガニック感のある部屋
まだまだ他にもいろいろなコンテンツが考えられます。
あらゆる側面が書かれたコンテンツは上位表示されやすい
コンテンツの話をすると必ず出てくる話が「良質なコンテンツ」という話題です。
良質なコンテンツには様々な定義があって一概にどれが良質なのかを決める事はできません。
しかし「ある物事に対して様々な視点であらゆる側面を書いたコンテンツ」は良質なコンテンツと言え、こういったページは検索エンジンも上位に表示させたいと考えているはずです。
実際に検索結果の上位に表示されているページには、そういった「様々な側面を書いたページ」が増えてきたように思います。
当然、検索結果の上位に表示されるとそれだけアクセス数を増やす事ができます。
先ほどご紹介した、一人暮らしの部屋の様々なコンテンツも、「一人暮らしの部屋」に対して様々な側面から書いたものと言えます。
よく「アクセス数を増やす為には何文字くらいのコンテンツが良いのですか?」といった事も聞かれますが、このように物事をあらゆる側面で書こうとすると、到底1,000文字そこらでは収まらないのはお分かりいただけるかと思います。
「何文字以上ならアクセスが増える」ではなく、あらゆる事を書いていった結果として「何文字のコンテンツになった」という事が答えになるかと思います。
まとめ
コンテンツのアクセス数が増えない時には、以下のポイントを確認して改善してみましょう。
- ターゲットキーワードは検索ボリュームがありますか?
- ユーザーが使う言葉をコンテンツでも使っていますか?
- 様々な答えがある疑問に対するコンテンツを作っていますか?
- テーマに対してあらゆる側面からコンテンツを作っていますか?
「様々な答えがある疑問に対するコンテンツ」は、発信する側の考え方が色濃く反映されるという側面も持っています。
こういったコンテンツがきっかけでユーザーの共感を集めて、サイトや製品のファンを増やす事にも繋がっていきます。
アクセス数を増やす事も大切ですが、コンテンツはユーザーとのコミュニケーションをするツールである事も忘れないようにしましょう。
「自分達は何を発信していきたいのか」そんな根本的な事をまとめておく事が、魅力的なコンテンツを作り上げる土壌になります。
その土壌から作り上げられたコンテンツを少しでも多くの人に届けるために、我々のような専門のコンサルタントが技術的な側面からお手伝いできればと思っています。