Microsoft広告運用の必須ツール!広告エディタ―の基礎知識
初めてのMicrosoft広告!簡単な広告配信方法・特徴・種類・配信面など分かりやすく解説!
公開日:2024年09月10日
最終更新日:2024年09月30日
●Microsoft広告で成果が出やすい商品が分かる
●Microsoft広告の種類が分かる
●初めてのMicrosoft広告でおすすめの配信方法(全手順解説)が分かる
●Microsoft広告の配信に関する注意点が分かる
●Microsoft広告への広告切替え成功事例のご紹介
●新規事業やテストマーケティングに特化型広告配信サービスのご紹介
2024年現在、Microsoft広告は「競争が少なく低コストで高いコンバージョンを狙える注目の広告プラットフォーム」です。本記事ではMicrosoft広告の特徴や種類や効果的な配信方法(パフォーマンス最大化広告)について解説します。
Microsoft広告を配信することでまだ見ぬ潜在顧客との接点を作り、ビジネスを次のステージへと押し上げましょう。
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目次
- 1 Microsoft広告とは?どんな特徴を持つ広告か?
- 2 Microsoft広告で成果が出やすい商品・サービス一覧
- 3 Microsoft広告の利用メリット
- 4 Microsoft広告の種類
- 5 パフォーマンス最大化広告の配信面・課金体系・入札戦略・広告タイプ
- 6 検索広告の配信面・課金体系・入札戦略・広告タイプ
- 7 オーディエンス広告の配信面・入札戦略・広告タイプ
- 8 ショッピング広告の配信面・課金体系・入札戦略・広告タイプ
- 9 アプリインストール広告の配信面・課金体系・入札戦略・広告タイプ
- 10 Microsoft広告の配信方法(簡単に広告配信する方法を全手順説明)
- 11 Microsoft広告の配信に関する注意点
- 12 Google広告からMicrosoft広告に変更したことよる成功事例(株式会社フルスピード)
- 13 【まとめ】Microsoft広告を始めよう!まだ見ぬ潜在顧客との接触ポイントを作ろう!
- 14 【スターターAds】新規事業やテストマーケティングに特化した広告コンサルティングサービスのご紹介(株式会社フルスピード)
Microsoft広告とは?どんな特徴を持つ広告か?
Microsoft広告とは「Microsoftが提供する運用型広告」
Microsoft広告はMicrosoftが提供する2022年5月から日本で利用できるようになったオンライン広告プラットフォームです。Microsoft広告を利用すればBingやEdgeなどのマイクロソフトが提供するサービスに広告配信することが可能です。
低いCPCで低コストにコンバージョン獲得可能!(=広告利用企業数が少ない)
2024年9月現在、Microsoft広告を利用する企業数は多くなく、それ故に、低いCPCで低コストにコンバージョンを獲得しやすい広告媒体となっています。Microsoft広告の利用者はGoogle広告に比べて少数ですが、これが逆に競合が少なく入札価格が低く抑えられる要因となっています。
BtoB商品と相性が良い!デスクトップPCユーザーへ広告表示しやすい!
Microsoft広告はMicrosoft検索エンジンであるBingに広告表示できる広告媒体です。BingはMicrosoftのPCデスクトップユーザーのデフォルト検索エンジンとして設定されており、比較的ビジネスパーソンに広告表示されやすい広告媒体となります。
つまり「Microsoft広告はBtoB商品と相性が良い」という大きな特徴を持っています。
Microsoft広告で成果が出やすい商品・サービス一覧
BtoB商品
Microsoft広告は特に「BtoB商品に対して高い効果を発揮」します。Bingのユーザー層はビジネスユーザーが多く、LinkedInのデータを活用したターゲティングも可能であるため、BtoB市場において特に効果的です。職業や業界、役職に基づいたターゲティングを施し、意思決定者やキーパーソンに対して直接的に広告を配信するよう調整してみましょう。
例えばソフトウェアやITサービス、専門機器など、企業向けの商品やサービスを提供する企業にとってMicrosoft広告は理想的な広告チャネルでしょう。
PCの配信割合が多い商品
Microsoft広告の主要な利用者はデスクトップPCユーザーであり、PCを介して商品やサービスを検索するユーザーが多いことが特徴です。このため「PCでの使用が前提の商品」や「PCに関連する商品やサービス」を扱うMicrosoft広告は非常に効果的です。
例えば、ソフトウェア、オンラインサービス、PC周辺機器など、PC利用が中心の製品やサービスは、Microsoft広告と相性が良い傾向があります。ビジネス向けソリューションやクラウドサービスなども、PCを利用するユーザーに直接訴求することができ、コンバージョン率の向上が期待できます。
他媒体でクリック単価が高騰している商品
例えば「保険」、「金融サービス」、「法律関連商品」など、一般的にクリック単価が高いとされる業界はMicrosoft広告を利用することで広告費用を抑えつつ、十分なリーチとコンバージョンを達成できる可能性があります。Microsoft広告はGoogle広告やFacebook広告と比べて競合が少なく「クリック単価が低く抑えられる傾向」にあるためです。
「他の広告媒体でクリック単価が高騰している商品やサービス」に関してはMicrosoft広告は費用対効果の高い選択肢となる場合があります。
Microsoft広告の利用メリット
企業に対してアプローチしやすい
Microsoft広告を利用すればBingに広告配信することが可能です。Bingは企業のPC環境でデフォルト検索エンジンとして使用されることが多いため、BtoB向けの広告には最適なプラットフォームと言えます。Microsoft広告を利用すれば企業担当者やビジネスユーザーにリーチしやすい特徴があります。
要するに、Microsoft広告なら「BtoB企業がターゲットとする企業担当者に対して効果的にアプローチすることが可能」だということが理解できるでしょう。
Microsoft広告独自のターゲティングが設定できる
Microsoft広告は「Microsoft広告独自のターゲティングオプションを提供」しています。例えばLinkedInデータを活用した職業や業界、企業規模に基づくターゲティングは、他の広告プラットフォームにはない強力な機能です。LinkedInデータを活用したターゲティングを設定すれば「特定の業界や企業内の特定の役職者に対して精度の高い広告配信が可能」になるなど、他広告媒体との比較時に妙味を持つ場合があります。
Microsoft広告独自の広告表示オプションが設定できる
・行動喚起(CTA)表示オプション
・フィルターリンク表示オプション
・動画表示オプション
上記のMicrosoft広告の広告表示オプションはGoogle広告やYahoo!広告には存在しないMicrosoft広告独自の広告表示オプションです。以下説明の通り、これら独自の広告表示オプションを利用することで、特定の商品やサービスをより視覚的に訴求することができ、ユーザーの購買意欲を高める効果が期待できます。
行動喚起(CTA)表示オプション
(引用:アクション拡張機能:アクション拡張機能を使用してアクション呼び出しボタンを追加する)
上図はMicrosoft広告の「行動喚起(CTA)表示オプション」のイメージ図です。イメージ図の通り、行動喚起(CTA)表示オプションを利用すると検索広告の右側に行動を促すボタン(CTA)を表示させることが可能です。
CTAボタン押下後の遷移先URLを問い合わせフォームURLやダウンロードフォームURLにすることで、広告配信成果を高めることができます。
フィルターリンク表示オプション
(引用:フィルター リンク拡張機能: クリック可能な製品または機能のカテゴリを追加する)
上図はMicrosoft広告の「フィルターリンク表示オプション」のイメージ図です。イメージ図の通り、フィルターリンク表示オプションを利用すると、特定の商品カテゴリやサービスのリンクを広告追加することが出来るようになります。
動画表示オプション
(引用:動画表示オプション: ブランドの独自性を表現します)
上図はMicrosoft広告の「動画表示オプション」のイメージ図です。イメージ図の通り、動画表示オプションを利用すると、特別案件や、感情や雰囲気や文化、具体的アクションなどを紹介することができるようになります。
Microsoft広告の種類
・パフォーマンス最大化広告
・検索広告
・オーディエンス広告
・ショッピング広告
・アプリインストール広告
主要なMicrosoft広告として、「パフォーマンス最大化広告」、「検索広告」、「オーディエンス広告」、「ショッピング広告」、「アプリインストール広告」の5つの広告種類が存在します。
これより以下記述では、上記の主要なMicrosoft広告の各広告形式について詳しくご紹介します。
パフォーマンス最大化広告(PMAX)
パフォーマンス最大化広告(PMAX)は、Microsoft広告が提供する最先端の広告形式です。Microsoft広告のパフォーマンス最大化広告は「最先端のAIを使って自動的に最適化したい方」や「初めてのMicrosoft広告を利用する方」、「Microsoft広告の配信に不慣れな方」におすすめできる広告配信方法といえます。
パフォーマンス最大化広告(PMAX)を利用すると、後述します「検索広告」、「オーディエンス広告」、「ショッピング広告」、「アプリインストール広告」に最適にそれぞれ広告表示されるよう自動調整されます。
目標値とアセット(広告テキストや画像)、シグナル(最適化の参考となるユーザーの属性や興味関心など)を設定することで、ターゲティングや配信面が自動で最適化されるため、悩まずMicrosoft広告の配信設定ができおすすめできます。
検索広告
検索広告はBing検索エンジンでユーザーが特定のキーワードを検索した際に「検索結果ページの上部や下部に表示されるテキスト広告」です。Microsoft広告の中で最も利用されている広告形式です。
広告主は指定したキーワードに基づいてオークション形式で広告を入札します。ユーザーが広告をクリックすると費用が発生するクリック課金制(CPC: Cost Per Click)を採用しており、広告予算に合わせた柔軟な運用が可能です。
オーディエンス広告
(引用:オーディエンス キャンペーンとは)
Microsoft オーディエンス広告は、Microsoft Audience Network(マイクロソフト オーディエンス ネットワーク)と呼ばれるMSNや、Outlook.com、Microsoft Edgeなどの主要サイト、およびその他のパートナーサイトに配信される広告です。オーディエンス広告は「画像ベースの広告」と「フィードベースの広告」の2つの広告形式が存在します。
オーディエンス広告はBingのパートナーサイトに表示され、ユーザーが訪問したウェブサイトや閲覧したコンテンツに応じて最適な広告がレスポンシブ表示されます。特定のユーザー層に対して効率的にターゲティングできる広告で、ブランド認知の向上やリマーケティングに非常に効果的です。
ショッピング広告
(引用:ショッピング広告とは)
ショッピング広告を利用すると、検索結果に商品カタログ (Microsoftマーチャントセンター内で作成されたもの)で使われている独自の画像のほか、個別のプロモーションテキストや価格、販売者の詳細などが掲載できる広告です。
特にECサイトを運営する企業にとって「豊富な視覚的要素を提供できる効果的な広告形式」です。この広告形式では、検索結果ページに商品画像、価格、商品名などが表示でき、エンゲージメント、クリックスルー率、コンバージョン率の向上の期待が持てます。
アプリインストール広告
アプリインストール広告は、スマートフォンやタブレット向けのアプリのインストール促進や、アプリ内行動の促進を目的とした広告形式です。
アプリインストール広告は「Bing検索エンジンやMicrosoftのパートナーアプリ内」に表示されます。アプリインストール広告はモバイルユーザーに特化した広告であり、アプリインストールのためのリンクを提供します。アプリインストール広告はアプリプロモーションやダウンロード数の増加を目指す企業にとって非常に効果的です。
パフォーマンス最大化広告の配信面・課金体系・入札戦略・広告タイプ
パフォーマンス最大化広告の「配信面」について
・マイクロソフト広告の全ての配信面
(※最適化され全配信面に広告配信される)
パフォーマンス最大化広告を利用すると、Microsoft広告のすべての配信面に最適化された形で広告配信されます。Microsoft関連の配信面に最適に配信されるのであれば「どの配信面に広告配信されても良い」とお考えの方であればパフォーマンス最大化広告のご利用がおすすめできます。
パフォーマンス最大化広告の「入札戦略」について
・コンバージョン数の最大化
・コンバージョン値の最大化
・手動CPA
(引用:入札単価の管理は入札戦略を用いて Microsoft Advertising に任せましょう)
パフォーマンス最大化広告の課金体系は、「コンバージョン数の最大化」、「コンバージョン値の最大化」、「手動CPA」の3つです。
パフォーマンス最大化広告の「広告タイプ」について
パフォーマンス最大化広告のは「アセット」という概念で広告情報を登録していきます。アセットを複数登録することで、各アセットに最適な組み合わせが自動で作成され、広告配信されることになります。
検索広告の配信面・課金体系・入札戦略・広告タイプ
検索広告の「配信面」について
・Bing検索結果画面
Microsoft検索広告の配信面はBing検索エンジンの検索結果ページとなります。
検索広告の「課金体系」について
・クリック課金のみ(CPC)
Microsoft検索広告の課金体系はクリック課金制(CPC: Cost Per Click)を採用しています。広告がクリックされるたびに広告費が発生します。1円から入札額を設定できます。
検索広告の「入札戦略」について
・拡張クリック単価
・クリック数の最大化
・コンバージョン数の最大化
・コンバージョン値の最大化
・目標コンバージョン単価制
・目標インプレッションシェアによる入札
・目標費用対効果
(引用:入札単価の管理は入札戦略を用いて Microsoft Advertising に任せましょう)
上表の通り、Microsoft広告の検索広告では複数の入札戦略を用いることができます。広告主はキャンペーンの目的に合わせて最適な戦略を選択することが可能です。
検索広告の「広告タイプ」について
広告タイプ | 設定可能項目 | 備考 |
---|---|---|
レスポンシブ検索広告 | 見出し15個(半角30文字) 説明文4つ(半角90文字) | – |
マルチメディア広告 | 短い見出し15個(半角30文字) 長い見出し5つ(半角90文字) 説明文5つ(半角90文字) 画像16個 | アスペクト比1.19:1と1:1の画像が それぞれ1枚以上必要 |
動的検索広告 | 説明文2つ(半角90文字) | 見出しと最終URLは キーワードとリンク先の コンテンツに基づき自動生成 |
Microsoft検索広告では「レスポンシブ検索広告」、「マルチメディア広告」、「動的検索広告」の複数広告タイプが利用できます。広告主は自社の目的に合った最適な広告タイプを選択することができます。
オーディエンス広告の配信面・入札戦略・広告タイプ
オーディエンス広告の「配信面」について
・Microsoft Edgeのトップページ
・MSNのトップページ
・Outlookのメール受信ボックスの上部など
上表の通り、オーディエンス広告の配信面は「Microsoft Edgeのトップページ」、「MSNのトップページ」、「Outlookのメール受信ボックスの上部」などとなっています。
オーディエンス広告の「課金体系」について
・クリック課金
・インプレッション課金
・動画視聴課金
オーディエンス広告の課金体系は、クリック課金制(CPC: Cost Per Click)とインプレッション課金制(CPM: Cost Per Mille)と動画視聴課金の3つが採用されています。インプレッション課金は「1,000回表示あたりの平均費用で課金される方式」です。
オーディエンス広告の「入札戦略」について
オーディエンス広告における入札戦略は、と「手動 CPM」と「手動 CPV」の2つです。
オーディエンス広告の「広告タイプ」について
・Microsoftオーディエンス広告
オーディエンス広告の広告タイプは1つのみとなっています。
Googleディスプレイ広告やYahoo!ディスプレイ広告には「バナー広告」、「レスポンシブ広告」、「動画広告」、「カタログフィードを使用した動的広告」などの広告タイプがありますがマイクロソフトオーディエンス広告で選択できる広告タイプは「Microsoft オーディエンス広告」のみとなっている点が他広告と異なります。
ショッピング広告の配信面・課金体系・入札戦略・広告タイプ
ショッピング広告の「配信面」について
・Bing検索結果画面
ショッピング広告は、Bing検索エンジンを中心に表示される広告形式です。
ユーザーが特定の商品名や関連キーワードを検索した際に、検索結果上部などに商品リストとして表示されます。ショッピング広告を利用することで視覚的にユーザーの関心を引くことができ、クリック率やコンバージョン率の向上が期待できます。
ショッピング広告の「課金体系」について
・クリック課金
ショッピング広告の課金体系は、クリック課金制(CPC: Cost Per Click)が採用されています。広告をクリックされるたびに広告費が発生する仕組みになっています。
ショッピング広告の「入札戦略」について
・クリック数の最大化
・コンバージョン値の最大化
・コンバージョン数の最大化
・目標広告費用対効果
(引用:入札単価の管理は入札戦略を用いて Microsoft Advertising に任せましょう)
Microsoftショッピング広告では、「クリック数の最大化」、「コンバージョン値の最大化」、「コンバージョン数の最大化」、「目標広告費用対効果」の入札戦略を利用することができます。
ショッピング広告の「広告タイプ」について
・ショッピング広告
Microsoftショッピング広告の広告タイプは「ショッピング広告」のみとなっています。
アプリインストール広告の配信面・課金体系・入札戦略・広告タイプ
アプリインストール広告の「配信面」について
・Bing検索結果画面
アプリインストール広告は「Bing検索エンジンの検索結果画面」に表示されます。広告をクリックするとアプリストアに遷移する仕組みになっています。
アプリインストール広告の「課金体系」について
・クリック課金
アプリインストール広告の課金体系は、クリック課金制(CPC: Cost Per Click)が採用されています。広告をクリックされるたびに広告費が発生する仕組みになっています。
アプリインストール広告の「入札戦略」について
・拡張クリック単価
・クリック数の最大化
・コンバージョン数の最大化
・コンバージョン値の最大化
・目標コンバージョン単価制
・目標インプレッションシェアによる入札
・目標費用対効果
(引用:入札単価の管理は入札戦略を用いて Microsoft Advertising に任せましょう)
アプリインストール広告では、検索広告と同様に複数の入札戦略を用いることができます。広告主はキャンペーンの目的に合わせて最適な戦略を選択することが可能です。
アプリインストール広告の「広告タイプ」について
・アプリインストール広告
アプリ広告の広告タイプは「アプリインストール広告」のみとなっています。
Microsoft広告の配信方法(簡単に広告配信する方法を全手順説明)
Microsoft広告の導入は比較的簡単で、初めての広告運用でもスムーズに開始できます。ここからMicrosoft広告のアカウント作成から広告配信完了までの基本的な流れを解説します。
【手順1】Microsoftアカウントを作成する
↑Microsoft広告を配信するためには「Microsoftアカウントを作成」する必要があります。Microsoft Advertisingにアクセスしてサインアップ(アカウント登録)を始めましょう。
↑上図の通り、「Create one!」というリンクをクリックし、新規Microsoftアカウントを作成に進んでください。
↑Microsoftアカウントを作成するためのメールアドレスを記入します。メールアドレスを入力したら「次」をクリックします。
↑次にパスワードを入力します。パスワードを入力したら「次」をクリックします。
↑次に氏名を入力します。氏名を入力したら「次」をクリックします。
↑次に生年月日を入力します。生年月日を入力したら「次」をクリックします。
↑次にメールボックスに届いたコードを入力します。コードを入力したら「次」をクリックします。
↑次にあなたがロボットではないことを認証確認します。英語で質問されますので、例えばGoogle翻訳などを利用しながら上手に進めてみて下さい。
↑認証確認が終わったら、次は上図のような本人認証メール確認を行います。
上図赤枠内のメールアドレスをクリックして、メールボックス内に届いた本人認証メールを確認して、本人か認証を済ませて下さい。
↑次に「アカウントを作成する」をクリックします。
↑次にあなたのビジネスについて「会社がどこの国にあるか」、「言語は何か」を選択してください。設定完了したら「次」をクリックします。
↑次に「あなたのビジネス用のWebサイト」のURLを入力します。入力が終わったら「次」をクリックします。
【手順2】アカウントとキャンペーンを作成する(パフォーマンス最大化)
↑次に「アカウントとキャンペーンを作成する」か「アカウントのみを作成」します。今回は上図の赤枠内にある「アカウントとキャンペーンを作成する」を選択して進みます。「アカウントとキャンペーンを作成する」を選択して進むと、アカウント作成をしながらパフォーマンス最大化広告の配信設定まで完了することができます。
初めてのMicrosoft広告配信に挑戦する方は余計な設定作業が少ないという理由から、当記事では「アカウントとキャンペーンを作成する」を選択してMicrosoft広告の設定を進めていきます(※パフォーマンス最大化広告以外の広告配信を実施されたい方は、上図の右側に表示されています「アカウント作成のみ」を選択して進んでください)。
【手順3】資産グループを作る(広告を確認する)
↑ここではパフォーマンス最大化広告の配信に必要となる「アセット(画像とテキスト)」を設定していきます。上図で細かく説明していますが、要するに「広告配信で利用する画像」を選択して、「広告配信で利用するテキストを入力する」2つの作業をここで進めます。
最終URL
上図の説明の通り、広告クリック時の遷移先となるURLを「最終URL」に入力してください。
画像
Microsoft広告の配信時に利用する画像をここで設定します。広告で利用したい画像をアップロードしても良いですし、最終URLによってAI表示された関連おすすめ画像から選択しても良いです。
広告には最大20枚の画像が追加できます。画像の縦横比(解像度)をの推奨指定があったりしますので、画面内に表示される提案を確認しながら、画像用意してみましょう。
短い見出し
↑「短い見出し」に入力したテキストはMicrosoft広告に表示されるテキストとして利用されます(上図の黄色枠箇所がMicrosoft広告のイメージ表示領域)。パフォーマンス最大化広告を利用していますので、短い見出しパターンを複数作成していた方が、広告素材のAIによる自動掛け合わせ時に有効となります。バリエーションを豊富に作るイメージで見出し入力しておきましょう。
長い見出し
↑「長い見出し」に入力したテキストはMicrosoft広告に表示されるテキストとして利用されます(上図の黄色枠箇所がMicrosoft広告のイメージ表示領域)。短い見出しパターンと同様に、パフォーマンス最大化広告を利用していますので、長い見出しパターンを複数作成していた方が、広告素材のAIによる自動掛け合わせ時に有効となります。バリエーションを豊富に作るイメージで見出し入力しておきましょう。
説明
↑上図の赤枠で示した内容の通りですが、「説明」に入力したテキストがMicrosoft広告の見出しの下に表示されるようになっています。「説明」のテキストバリエーションも複数作成できますので、パフォーマンス最大化広告のパフォーマンスが最大化できるよう豊富にテキストパターンを作成しておかれることをお勧めします。
会社名
↑「資産グループ」の設定の最後は「会社名」を入力することです。上図の通り、会社名の記入欄に「あなたがMicrosoft広告を配信するのに表示したい会社名」を記入しましょう。
ここまで「資産グループ」の設定が完了したら「次」をクリックして進みましょう。
【手順4】ターゲティングを設定する(広告を確認する)
地域ターゲットを追加する
↑次に「ターゲティング」の設定を進めていきます。上図の通り、「広告表示する地域を広告配信者が選択できる」ので、例えば日本にのみ広告配信したい場合は「日本」を選択して進みましょう。
オーディエンスシグナル(適切な顧客にリーチするために設定)
↑上図のように、Microsoft広告のパフォーマンス最大化広告では「広告表示したい視聴者の興味の属性」を広告配信者サイドが指定して広告配信することができます。他媒体の広告配信時でも利用できる設定だと思いますので、上手に設定してみて下さい。
オーディエンスの興味リスト一覧(参考にしてください)
↑上図はオーディエンスシグナルのリスト一覧です。大量の選択肢がありますので、あなたの広告内容に最適な興味を選択してみましょう。
広告配信先となるユーザー層の「年齢」と「性別」を設定する
↑次にあなたが広告表示したい視聴者の「年齢層」と「性別」をターゲティングします。年齢と性別をターゲティングすることで「配信する広告内容に最適な視聴者」を選んで広告表示することが可能です。年齢と性別のターゲティングが完了したら「次」をクリックします。
【手順5】予算と入札戦略を設定する
月額予算を設定する
↑次に「月額予算」を設定します。ここで設定した月額予算が今回のMicrosoft広告における月額配信上限金額となります。Microsoft広告の配信に慣れていない方は月額予算を抑えた状態で確認してみたい方もいらっしゃるはずです。上手に設定してみましょう。
入札戦略を設定する
・CPAよりもコンバージョン数重視で広告運用をしている場合
・予算内で最大限コンバージョン獲得を目指したい場合
・広告からの収益を最大化させたい場合
・ECサイトなど複数の商材を扱っている場合
・CPA重視でコンバージョン数を最大化したい場合
・月100件以上コンバージョン獲得があり、多くコンバージョンを獲得したい場合
↑月額予算を設定したあとは「入札戦略」を設定します。入札戦略とは「目的に応じて入札を最適化してくれる機能」のことです。
例えば上図の場合だと、「コンバージョンを最大化する」という入札戦略を選択していますが、この入札戦略の場合は「CPAよりもコンバージョン数重視で広告運用をしている場合」や「予算内で最大限コンバージョン獲得を目指したい場合」におすすめできる設定です。
「コンバージョン値の最大化」の選択は「広告からの収益を最大化させたい場合」や「ECサイトなど複数の商材を扱っている場合」におすすめできます。
【手順6】アカウントの詳細(=個人情報の入力)
↑次に、Microsoft広告を配信するアカウントの詳細情報を入力してください。あなたの個人情報を入力すれば良いです。
【手順7】支払い設定を済ませる(クレジットカードor銀行振込の設定)
↑最後にMicrosoft広告配信に関する支払い情報を入力します。クレジットカードで請求金額を支払うか、銀行振り込みで請求金額を支払うか選択して進みましょう。
【手順8】Microsoft広告の配信設定完了(パフォーマンス最大化)
↑上画像のように「完了」と表示されたらMicrosoft広告の配信設定が完了した状態になります。お疲れ様でした。
Microsoft広告の配信に関する注意点
Microsoft広告は効果的な広告運用を行うためにいくつかの重要なポイントと注意点を押さえておく必要があります。Microsoft広告を最大限に活用するための基本的なポイントや、運用時に気をつけるべき注意点について解説します。
検索広告はオーディエンス広告としても配信される
Microsoft広告の検索広告は「特定条件下でオーディエンス広告としても配信される」ことがある仕様になっています。これは、ユーザーの検索履歴や興味関心に基づいて検索広告がディスプレイ広告のように表示されるためです。
この仕様を極力回避して検索広告に絞って広告配信したい場合は、「配信されるWebサイトを除外する設定」を利用しましょう。「キャンペーンの設定」で処理可能です。
Microsoft広告の配信量はGoogle広告と比較して少ない
Microsoft広告は「Google広告と比較して配信量が少ない」です。Bing検索エンジンのシェアがGoogleに比べて低いため、同時間でリーチできるユーザー数が限られているためです。短期的に大規模なリーチを求める広告主にとっては配信量の少なさがデメリットとなる可能性がありますので注意しましょう。
スマートフォンへの配信量が少ない
Microsoft広告はスマートフォンへの配信量が少ない点に注意が必要です。Bing利用者はデスクトップユーザーが多いためです。スマートフォン関連の商材を販売したいとお考えの方は、モバイルユーザーへのリーチが限定的になる可能性があることを理解しておきましょう。
Google広告からMicrosoft広告に変更したことよる成功事例(株式会社フルスピード)
BtoBサービスのCPCとCV単価の改善成功事例
・【CV単価】Google広告時は¥15,665 → Microsoft広告切替え後は¥9,143(改善!)
弊社、株式会社フルスピードが過去に取り組みました「BtoBサービスのGoogle広告からMicrosoft広告への切り替え作業」では、CPCをGoogle広告利用時の144円からMicrosoft広告への切り替えで71円まで改善することに成功しています。またCV単価もGoogle広告利用時の15,665円からMicrosoft広告への切り替えにて9,143円まで改善することに成功しました。
フォトアルバム商品のCPCとCV単価の改善成功事例
・【CV単価】Google広告時は¥3,462 → Microsoft広告切替え後は¥1,076(改善!)
弊社、株式会社フルスピードが過去に取り組みました「フォトアルバム商品のGoogle広告からMicrosoft広告への切り替え作業」では、CPCをGoogle広告利用時の106円からMicrosoft広告への切り替えで92円まで改善することに成功しています。またCV単価もGoogle広告利用時の3,462円からMicrosoft広告への切り替えにて1,076円までほど改善することに成功しました。
【まとめ】Microsoft広告を始めよう!まだ見ぬ潜在顧客との接触ポイントを作ろう!
Microsoft広告はGoogle広告やFacebook広告といった他の主要な広告プラットフォームと比べて、まだ競争が少なく、費用対効果の高い広告運用が可能です。特にBtoB市場や特定の業界に強みを持つ企業にとって、Microsoft広告は新たな潜在顧客との接触ポイントを作るための理想的なツールです。
今こそMicrosoft広告を始めて「まだ見ぬ潜在顧客との新しい接触ポイント」を作りましょう。競争が少ない今だからこそ「他の広告媒体にはない新たなチャンス」を活かし「効果的な広告運用」を実現できます。Microsoft広告を活用して、あなたのビジネスを次のステージへと押し上げましょう。
【スターターAds】新規事業やテストマーケティングに特化した広告コンサルティングサービスのご紹介(株式会社フルスピード)
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スターターAdsは新規事業特化型コンサルティングサービスであり、テストマーケティング特化型広告コンサルティングサービスとなっております。当記事でご紹介しましたMicrosoft広告にご関心をお持ちのお方にとっておすすめできるサービスです。ご興味をお持ちになられた方はサービス資料を無料ダウンロード下さい。
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矢野翔大
パチンコ遊技機開発者としてパチンコパチスロメーカーで8年間の業務を経たのち、2022年から株式会社フルスピードのオウンドメディア『GrowthSeed』のマーケティング担当として入社。"WEBサイト運営は商品開発である"というモットーのもと、自身が得意とするエンタメ思考を取り入れつつ日々マーケティング業務に取り組んでいる。趣味はキャリアそのままにWEBサイト運営、パチンコ、パチスロ、ゲーム。
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