GA4(アナリティクス4)とサーチコンソールの連携方法【2024年最新】
【無料で使える】GoogleのWebダッシュボードLooker Studioとは?使い方は?
公開日:2024年10月30日
最終更新日:2024年11月13日
Google社が提供するLooker Studio(旧Data Portal)をご存知でしょうか。高性能で直感的に操作できることに加え、無料で利用できるため、Webマーケティング業界での導入や利用が進んでいます。上手に活用することで、社内外へのデータ共有や分析に有効活用していきましょう。
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目次
BIツールとは
BIツールとは、「Business Intelligenceツール」の略で、大量のデータをまとめ、見やすくしたり手軽に分析したりすることに特化したツールの総称です。広告に限らず、事業に関わるデータを活用することで経営判断などにも利用されています。Tableauが有名です。
Looker Studioの特徴
Looker Studioは、Google社が提供するBI(ビジネスインテリジェンス)ツールで、視覚的で直感的なデータ分析を行えるダッシュボードの作成に優れたプラットフォームです。以下は、Looker Studioの特徴とその利点です。
無料で十分な利用が可能
無料で利用できることから、初めてWeb広告に取り組む企業や担当者にもアクセスしやすく、実用的なビジュアル分析機能を提供します。データのダッシュボード化や基本的な分析であれば、追加コストをかけずに業務に取り入れることが可能です。
Google広告、GA4、GCPサービスへの簡単連携が可能
Google製品との統合が容易で、Google広告、GA4(Googleアナリティクス4)、GCP(Google Cloud Platform)と簡単に連携可能です。これにより、異なる広告や解析データをワンストップで取得でき、複雑な連携作業をすることなくデータの管理や分析が効率的に行えます。
随時機能更新がされる
Looker Studioは、Googleによる定期的な機能アップデートが行われ、最新のデータ管理や分析手法にも対応しています。使い勝手の改善が図られており、データの柔軟な表示方法やカスタマイズ機能が拡充されているため、ユーザーは長期間にわたって利便性の高いツールとして活用できます。(Lookerリリースノートはこちら)
Looker Studioの使い方(実際に使ってみよう!)
Googleアカウントが必要
Lookerを利用するには、Googleアカウントでのログインをすることが必要です。後ほどスプレッドシートの利用もあるので、Googleアカウントへログインした状態で始めましょう。
描画するデータをアップ
サンプルデータを用意しましたので、このデータを使ってLookerへグラフを作ってみましょう。
広告サンプルデータ
上記のLookerサンプルデータをコピーし、自身のスプレッドシートに貼り付けておいてください。
Looker Studioにアクセス
Looker Studioにアクセスします。
空のレポートから新規作成
データ接続が出てくるのでスプレッドシートを選択
データを貼り付けたスプレッドシートを選択し、追加を押す
表やグラフを作成
表が現れますので、これを利用してデータを見たい形にしていきましょう
右側の表を選択しクリックするとメニューが現れるので、指標にクリック数・コンバージョンを選びます。
次は表をグラフにします。折れ線グラフを選んでみましょう。
折れ線グラフができました。見づらいので日別でコンバージョンを表示してみましょう。
グラフを選択し、下記を設定してみましょう。
b.内部ディメンション:媒体
c.指標:コンバージョンのみに(クリックは消す)
d.並べ替え:日付(昇順)
データをフィルタ
フィルタリングをしてみます。今回は日で選択できるようにします。上部メニューから「コントロールを追加」→「期間設定」を選択しましょう。
日付コントロールが出てきますので、開始日と終了日を選ぶとグラフの日付が変動します。
サンプルデータを用いて、この程度のビジュアライズが簡単に作成可能です。広告用のテンプレートも用意されていますので使ってみるのもお勧めです。
広告代理店がよく使うLooker Studioのおすすめ活用術5選
Google広告連携
広告出稿しているアカウントと接続することで、Lookerを使って分析が可能です。Lookerのデータ追加から簡単に選ぶだけです。
GA4連携
GA4のデータも同様に連携が可能です。項目やディメンションがかなり多いので慣れが必要ですが、GA4画面より見やすいのでおすすめです。
自社データをエクセル、スプレッドシートで連携
サンプルのように、自社の別システムで取得したデータも表示が可能です。Google以外の広告データもこれで読み込みすることができます。
クリエイティブレポート
広告ならではの使い方として、クリエイティブ別にパフォーマンスを見たいことがありますよね?LookerはURLがあれば画像を読み込むことが可能です。弊社ではこのようにクリエイティブを可視化して広告運用に活用しています。
BigQuery連携
Googleが提供する、データウェアハウスと呼ばれる、データの収集&分析のプロダクトです。広告やアクセスデータのみならず、様々なデータを蓄積することが可能です。BigQueryではSQLを使って分析をすることになりますが、Lookerと接続することで直感的な分析やビジュアライズが可能になります。※BigQueryコストがかかりますのでご注意ください。
まとめ
Looker Studioを使うことで、データの集計や可視化をより良くすることができる可能性が感じられたのではないかと思います。データの集計や構築に悩んだらぜひフルスピードへご相談ください。弊社では広告データの自動集計やBIツール構築なども承っております。
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