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2カ月でCPA 52%削減に成功! 広告運用の費用対効果改善に大きく貢献、オンラインストレージサービス提供事業者様での広告価値計測ツール「Beyocon」導入事例

    
      
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お客様情報

事業内容法人向けオンラインストレージサービスの提供事業
実施目的無料トライアル申込の増加(本契約への転換を見据えた施策)
導入サービス名広告計測サービス「Beyocon」
実施期間2024年7月~8月
ご予算20万円(10万円×2カ月)
※「Beyocon」利用費のみ(広告費含まず)


無料トライアル後の本契約を見込めるCV(=有効CV)の割合を増やし、 2カ月でCPAを52%削減

施策事例の概要

  • 課題
    広告予算を増額し、計測しているトライアル申込数は順調に増えていたが、内容を確認すると契約見込みのないトライアル申込の比率も上昇していた。売上最大化のためには件数の増加と、トライアル申込の品質改善を両立する必要がある。
  • FullSpeedのご提案
    広告とトライアル申込後のユーザーデータを紐づけ。確度の低い申込が発生する傾向を分析することで、獲得効率を改善できるのではないか。
  • 施策
    広告計測サービスBeyoconを導入。オフラインデータ活用とパフォーマンス改善をご支援。
  • 結果
    本契約が見込めるトライアル申込の割合を増やし、2カ月でCPAを52%削減。

法人向けオンラインストレージサービス
ビジネスモデル

今回ご紹介の、法人向けオンラインストレージサービス提供事業社様(以下:オンラインストレージ事業社様)では、サービスに興味を持ってくれた企業に対し「30日間の無料トライアル」(以下:無料トライアル)を提供しています。そして無料トライアルの利用期間終了後に商談を行い、本契約(有料登録)いただくという流れです。広告はこの無料トライアルの申込促進を目的として実施していました。

広告施策の評価軸

オンラインストレージ事業社様では、トライアル終了後の商談内容から

  • 「本契約に繋がらないと判断した申込」を無効CV
  • 「本契約の可能性があると判断した申込」を有効CV

としてカウント。後者の有効CVのCPAを重要な指標としてチェックをしています。

FullSpeedのアプローチ

お客様が抱えていた課題

広告予算を増額し、計測しているトライアル申込数は順調に増えていたが、内容を確認すると契約見込みのないトライアル申込の比率も上昇していた。売上最大化のためには件数の増加と、トライアル申込の品質改善を両立する必要がある。

より多くのトライアル申込数を獲得することを目指し、出稿中の広告への予算投下を増やしたところ無効CVの割合が増加(全体の約6割)

要因を特定するため営業担当の皆さまにヒアリングを行うと、トライアル申込者の中に本契約が全く見込めないユーザーが一定数存在することが判明しました。

  • 企業の担当者様ではなく個人ユーザー
  • トライアル利用のみを想定しており、その後の本契約を一切考えていないと思われるユーザー
  • そもそも無料トライアルを登録したつもりがなかったユーザー

結果、施策評価の指標である有効CVのCPAが高騰する結果となりました。

変更点であるディスプレイ広告の増額が本事象の要因であることはわかっていたものの、一方でディスプレイ広告では様々なサイトに広告が配信されます。無効CVを増やしているのはどの広告なのか、特定ができない状況でした。

FullSpeedの仮説

広告とトライアル申込後のユーザーデータを紐づけ。確度の低い申込が発生する傾向を分析することで、獲得効率を改善できるのではないか。

この課題を解決するには

  • どのサイトに掲載された広告がトライアルCVに至っているのか?
  • それらのトライアルCVのうち無効CVに至る割合(無効率)が高い広告を表示しているのはどのサイトか

を数値として可視化する必要があります。

この紐づけが行われることで、広告掲載先別の無効率が分析可能に。その結果を運用に反映することで、トライアル申込数を増やしながら品質を改善することができると考えました。

そのためには広告のデータと、トライアル申込後の「有効CV」「無効CV」の判定とを紐づける仕組みが必要です。

施策

広告計測サービスBeyoconを導入。オフラインデータ活用とパフォーマンス改善をご支援。

その方法としてフルスピードの広告計測サービス「Beyocon」をご提案。各広告からのトライアルCVを計測、オフラインデータ(無効CV・有効CVに至ったユーザーデータ)を管理画面に取り込み分析できる状態を作りました。

計測の結果、特定の広告配信先で無効CVの割合が高いことが判明しました。無料で利用できるストレージサービスサイトや、フリーソフトのダウンロードサイトに掲載された広告からの無効CVが多かったことから、それぞれのサイトでのアクション(ストレージサービスの利用やフリーソフトのダウンロード)と誤って広告をクリックしたユーザーからのCVと推測されます。

これらのサイトへの広告出稿を停止、また有効なトライアル申込のみにCVとしての価値を付与する運用を実施しました。


結果

本契約が見込めるトライアル申込の割合を増やし、
2カ月でCPAを52%削減。

本施策開始後、翌月時点でディスプレイ広告での無効CVの削減に成功。また無効CVの発生しやすいサイトへの出稿取りやめにより、不要な広告予算を削減。

最終的にはCPAを52%削減、広告費用対効果の改善につながりました。

運用者からのコメント

媒体CVは運用上の一指標となりますが、リードを獲得する案件の場合その価値は同一ではありません。CV数の最大化を目指した運用を行った結果、最終的なパフォーマンスが悪化することもあります。

Beyoconは今回のケースのように、お問い合わせ内容を広告と紐づけ・可視化を行うことができるツールです。このようにより深い成果地点で施策を評価することで、本質的なパフォーマンス改善を目指すことができます。

当初は期間限定の試験導入として開始したこちらの事業社様におかれましても、有用性をご理解いただき、導入から8ヶ月経過した現在でも、引き続き品質管理・分析を行う手段としてご利用いただいております。

フルスピードではBeyoconを活用した短期間のテスト分析もご提供しております。広告の数値と事業実績の推移に疑問をお持ちになったことがある企業様はぜひお気軽にお問い合わせください。

導入したサービス

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