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新規予約数154%アップ!Beyocon導入で広告施策ごとの新規ユーザー獲得率を可視化し、最適な予算配分を実現したリラクゼーションサロンの事例

    
      
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お客様情報

業種リラクゼーションサロン
ターゲット30代・40代を中心とした身体の痛みや悩みを抱えている方
ご利用サービス広告計測サービス「Beyocon」
運用型広告(リスティング広告・ディスプレイ広告)運用代行
SNS広告運用代行
アフィリエイト広告コンサルティングサービス
154%
新規予約数

施策事例の概要

  • 課題
    広告運用におけるコンバージョン数は増えているが
    総予約数に大きな変化がないように感じていた
  • 仮説
    広告運用で獲得できている来店予約のうち、リピートの来店予約の割合が多いのではないか?
  • 施策
    広告運用のコンバージョンが新規の来店予約かリピートの来店予約かを可視化するため、フルスピードの広告計測サービス「Beyocon」を導入
  • 結果
    新規ユーザー予約数が154%、総予約数が149%アップ!

FullSpeedのアプローチ

お客様が抱えていた課題

広告運用におけるコンバージョン数は増えているが
総予約数に大きな変化がないように感じていた

新規ユーザー獲得のため、Google広告、リスティング広告(Yahoo)、ディスプレイ広告(Yahoo)、Facebook広告を運用しており、以前から広告運用をフルスピードに委託しコンバージョン数やCPAは目標に達していて順調のように思えていました。
しかし、広告運用のコンバージョン数は増加しているにも関わらず、総予約数は以前と変わりませんでした。お客様は広告運用の実績が売上に直結していないように感じていて、総予約数が増加しない原因を模索している状況でした。

<図1 . 年間の広告運用と新規予約数の推移変化>
FullSpeedの仮説

広告運用で獲得できている来店予約のうち、リピートの来店予約の割合が多いのではないか?又、上記仮説を調べる上で、新規の来店予約とリピートの来店予約どちらに該当するコンバージョンなのか可視化できるスキームを作る必要がある

そもそも、広告運用のコンバージョン計測のみでは、そのコンバージョンが、新規の来店予約かリピートの来店予約かを判別することはできない状況でした。そこで、お客様が保有していたCRMの顧客データから、来店予約の内訳を調べていただいたところ、大半がリピートの来店予約であることがわかりました。


図2 . Beyocon導入前の広告評価状況

そのため広告運用で獲得できているコンバージョンには、リピーターが多く含まれているのではないかという仮説が立ちましたが、当時はコンバージョンデータとCRMの顧客データが紐づけできておらず、仮説が証明できない状況でした。そこで、広告運用のコンバージョンが新規かリピートかを判別できるようにし、そこから新規来店予約数を最大化させる方法を模索する必要があると考えました。

実施した施策内容

広告運用のコンバージョンが新規の来店予約かリピートの来店予約かを可視化するため、フルスピードの広告計測サービス「Beyocon」を導入


図3 . Beyocon導入後のイメージ図

ランディングページとサンクスページにそれぞれBeyoconのLPタグとCVタグを設置することで、コンバージョンが発生した際、LPタグで得られた獲得経路の情報(広告媒体・キャンペーン・キーワード・クリエイティブ)とCVタグで得られたコンバージョンデータ(ユーザーの予約情報)を紐づけすることが可能になりました。
さらにお客様が予約情報を管理するための予約番号と一緒に自動出力することで、下の表のような広告経由コンバージョンデータが得られます。


表1 . Beyoconによって紐づけし得られた広告経由コンバージョンデータ

そしてお客様より、コンバージョン発生後にユーザーが新規ユーザーかリピーターかのオフラインデータをご共有してもらい、紐づけすることで、どの広告経由で獲得したユーザーが新規ユーザーでどうアクションしたかまで評価できるようになりました。


表2 . 広告経由コンバージョンデータとオフラインデータ

どの広告経由で獲得したユーザーが新規ユーザーでどうアクションしたかまで評価できるようになった結果、下の表(表3)のようにキャンペーン別、広告グループ別、キーワード別、クリエイティブ別などの施策別でコンバージョンの新規ユーザー率を可視化することができるようになりました。

CPAだけで見比べたら、リスティング(一般)より、リスティング(指名)の方が安いです。しかし、40%近くの予算投下をしていたリスティング(指名)施策が、実際は新規ユーザー率58.4%と低いことがわかりました。

そのため、もっと新規ユーザー率の高い広告施策であるリスティング(一般)とリターゲティング広告に予算を投下した方がいいことが分かりました。


表3 . 施策別新規ユーザー割合

広告施策別に新規ユーザー率、新規ユーザーのCPAをKPI指標とし、配信予算を適切に再配分

新規ユーザーの獲得効率が高い施策が判明したことで、新規率の高い施策に予算を追加し、加えてクリエイティブ改修など、広告運用上での新規ユーザー向け施策を実施しました。


図4 . Beyocon導入前後の予算分配

施策の結果

新規ユーザー予約数が154%、総予約数が149%アップ!

施策の結果、新規ユーザーの獲得率が可視化され、どのキャンペーン、どのキーワード、どんなクリエイティブだと、新規ユーザーが効率的に獲得できるのかがわかり、新規ユーザー予約数が154%、総予約数が149%と増加した。


図5 . Beyocon導入前後の各施策による予約数
期間:2022年10月(施策前)/2023年7月(施策後)

お客様からのコメント

広告運用における見えづらい部分であった獲得ユーザー区分において、媒体反響やコストなど、反響軸をベースに調整をかけるといった精度面への懸念がありましたが、Beyocon導入にて状況が可視化でき、対策毎の正解/不正解の判別が可能となることで、web戦略のクオリティーが高まったと感じています。

運用者からのコメント

運用期間が長い案件かつ、競合が多い業種でしたので、新しい施策提案や目標とするKPI達成が年々困難になっておりました。
Beyoconを導入したことで、キーワードやクリエイティブなど細かな粒度でも、今まで可視化が難しかった新規CV数や新規率を追えるようになり、別角度での広告施策の提案に繋げやすくなりました。
提案も『新規ユーザー拡大・改善』という内容だったこともあり、お客様も納得感のあるものが多かったです。

導入したサービス

       

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