2014年05月22日
前回はタイトルのイメチェンについて話しました。 今回は本文について。
今のSEOはコンテンツの質が大事とよく言われますが、無数に存在するサイトの中で、自身のコンテンツを差別化させ、より価値のあるものにするというのは非常に困難なことでもあります。
ただ、質が高い記事そのものについての話になると奥が深過ぎてしまいます。そこで今回は、何てことはないコンテンツでも、本文にちょい足しすることで味を引き立てることができる(アクセスが増える、よりわかりやすくなるなど)という要素について、いくつか挙げてみたいと思います。
コーヒーにひとつまみの塩を入れるとおいしくなると言われるように、コンテンツもちょい足しでグンと魅力的になるものです。
目次
例えばお菓子がテーマの記事なら、「ケーキ」「レシピ」「カロリー」などがテーマにまつわる関連検索ワードとして挙げることができるでしょう。
関連語はきちんと記事を書けば自然と含まれるものだとも言えますが、いつも自分が使っている言葉と、他者が求めている言葉というのに差異がある場合もあります。他者がどんな言葉を求めているかを意識することが大事です。
例) 「食べても太りづらいケーキの作り方をご紹介します」 ↓ ちょい足し!) 「食べても太りづらい、低カロリーなケーキを簡単に作れるレシピをご紹介します」
ちょい足しの文章に含めておいた「簡単」というのも、ユーザーがよく検索に使うワードです。
ただし、関連語を無理に押し込もうとして文章が変になってしまうのはいただけません。重要なワードがいくつも入っているからといって、どのワードでも上位表示が達成できるわけでもありません。欲張りは禁物です。
話の腰を折らない程度に、豆知識を追加してみましょう。 実は今回の記事の冒頭でも、「コーヒーに塩を入れるとおいしい」という豆知識を含めてみました。本筋と直接は関係のないことですが、読者の好奇心を刺激し、続きの文章にも興味を持ってもらえます。付け加えた豆知識のテキストが原因での思わぬアクセスというのも期待できるかもしれません。
例えば、マンションを購入するべきか賃貸にするべきかを比較する記事があるとしましょう。それぞれのメリットやデメリットがだらだらと語られたところで、どうにも頭に入ってこないものです。 10年後、20年後には実際にどのくらいの差異が生じるのか、どんな失敗例があるかなどもちょい足ししてみるといいでしょう。読者はより現実的でイメージのしやすい情報を欲しているのですから。
普段の会話でも、最近のニュースというのは良いネタになります。
アップしてすぐの時点での読者が多数見込まれているようなコンテンツの場合は特に、旬のニュース情報も混ぜてみましょう。これはメールマガジンでもよくみられる常套手段です。身近な話題が入ることで、読者に興味と親近感をわかせることができます。
例) 「今回はゴミ処理問題について考えていきましょう。」 ↓ ちょい足し!) 「ここ東京では桜が満開で、お花見スポットも大変賑わっています。花見といえば、大量に残されるゴミがしばしば問題になっていますよね。このゴミを処理するのに、どれだけの経費がかかっているかご存知ですか。今回はそんなゴミ処理問題について考えていきましょう」
テーマの提示部分に時事ネタを追加するだけで、こんなにボリュームが増しました。ニュース情報といっても、このように季節の話題を出すだけでもいいのです。
それが起こったらどうなるか、という可能性についてちょい足ししてみましょう。
例) 「このようにロボット技術は発展しているのです。」 ↓ ちょい足し!) 「このようにロボット技術は発展しているのです。将来は家事も仕事もロボットに任せてしまい、誰も働かなくてもすむような世界がやってくるかもしれませんね」
書いてあることが結局どういったことにつながりうるのかということを、わかりやすく解説できます。断定ではなく可能性なので、あまり深く考えずに書けるというメリットもあります。
さて、今回のちょい足し例は以上です。 こういったちょい足し技を自然に駆使できるようになれば、アクセスも倍増するかもしれませんね。
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