お客様情報
企業名 | 東京ライゼ株式会社 |
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業種 | トランクルーム事業 |
商材 | レンタル収納スペース「ライゼボックス」 |
サービスサイト | https://www.reisebox.jp/ |
ターゲット | 主婦や単身赴任のサラリーマンなど |
ご利用サービス | MEOサービス |
KPI |
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「トランクルーム×地名」での
Googleマップ掲載順位
施策事例の概要
- 課題Googleマップでの表示順位が圏外になっている
- 仮説競合性が高い→他社が未対策の部分を強化すれば良いのではないか
- 施策競合調査の結果に基づき、競合が未対策の「画像の追加」を実施した
- 結果「トランクルーム×地名」のキーワードで圏外から1位へと掲載順位が上昇した
FullSpeedのアプローチ
Googleマップでの表示順位が圏外になっている
競合性が高い→他社が未対策の部分を強化すれば良いのではないか
上位表示できていない原因として、Googleビジネスプロフィールのアカウント立ち上げ直後のためまだ評価を受けられていないということと、周辺エリアの競合性が高く、そもそも上位表示が難しいということが挙げられました。そこで、競合を調査することで、競合と差別化できる運用方法が見つかるのではないかと考えました。
競合調査の結果に基づき、競合が未対策の「画像の追加」を実施した
Step1 周辺にある競合店舗を調査
都内の区ごとの競合店舗数と対象店舗周辺の店舗数を調査して競合性を把握した上で、周辺の競合店舗のMEO実施状況について分析しました。その結果、画像の追加数が少ないという傾向が見られました。
Step2 実際の店舗の雰囲気が伝わりやすい画像を追加
店舗の外観/内観、トランクルームのセキュリティや設備など、トランクルーム利用を検討しているユーザーが気になりそうな箇所、かつ、実際に来店しないと分かりづらい箇所の写真を重点的に掲載しました。各店舗6枚~8枚ずつ追加しました。画像を充実させることでGoogleからの評価が上がるとともに、ユーザーの来店ハードルも下がると考えました。
<Google検索結果表示例>
「トランクルーム×地名」のキーワードで圏外から1位へと掲載順位が上昇した
上位(3位以内)に表示されていなかった5店舗に対して「トランクルーム×地名」のキーワードを各店舗4つずつ抽出して対策を行いました。以下のグラフでは、施策開始から6か月目までの、各店舗における4キーワードの月別平均順位の推移を示しています。
<対象キーワードの月別平均順位>
施策後3か月目ごろから順位が上昇し始め、全ての店舗で順位改善を達成しました。キーワード単体で見ると、全ての店舗に、上位(3位以内)への表示を達成したキーワードがありました。特に、5店舗中3店舗では、圏外(20位以下)表示から1位表示を獲得したキーワードも見られました。
Googleビジネスプロフィールのアカウント開設直後は、順位が安定せず、日ごと・時間ごとに大きな変動が見られることがありますが、施策後一定期間経過後も、多少の波はあるものの安定して上位に表示されているため、MEOでの画像の追加は効果が高い可能性があります。ただし、画像の追加が順位に反映されるまでにタイミングのずれが出る場合もあるようです。
また、Googleビジネスプロフィール経由のサービスサイトへのセッション数は、少々の変動はあるものの施策開始後から増加しており、施策前と比較すると約2倍にまで増加しました。Googleマップでの順位上昇がアクセス増加に貢献していることが分かります。
<Googleビジネスプロフィール経由のセッション数>
運用者からのコメント
「画像を追加する」という施策は、あくまで今回のMEO実施店舗の条件上で得られた結果であり、全ての店舗に共通して同様の効果が見られるとは限りません。とはいえ、Googleビジネスプロフィールで上位表示を目指す上での重要な要素であると言えるでしょう。今回のようにMEOでの競合性が高い場合は、競合の運用方法を調査して対策が弱いポイントを見つけ出し、自社の運用で強化することが重要です。