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ねらった高価格枠の求人応募を1.36倍増! 求人情報サービス様による広告価値計測サービス「Beyocon」の導入事例

    
      
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お客様情報

事業内容求人情報サービス提供事業社様
実施目的 求人情報サービスサイト上に掲載の高価格枠の求人応募数増
導入サービス名広告計測サービス「Beyocon」
KPI高価格枠の求人応募数が導入前比較110%
実施期間2024年7月~12月
ご予算120万円(20万円×6カ月)
※「Beyocon」利用費のみ(広告費含まず)
高価格枠掲載の求人応募(CV)数を
1.36倍増

施策事例の概要

  • 課題
    自社が運営する求人サイトにおいて、
    高価格枠に掲載をしてくれている企業の掲載継続率を上げたい
  • FullSpeedの仮説
    当初、掲載プランを加味した運用はされていなかったため、CVごとにプランを判別し価値スコアを明確にし、広告媒体(Google)に反映することで、高価格掲載枠の求人に対してより多くの流入とCV(求人応募)を増やせるのでは
  • 施策
    広告計測サービス「Beyocon」を導入し、各掲載枠の「CV計測」から「価値スコアの付与」、さらには「広告媒体へのスコア反映」を一気通貫でご支援
  • 結果
    高価格枠掲載の求人応募を1.36倍に増加

求人情報サービス提供事業者様のビジネスモデル

今回、ご支援を行った求人情報サービス提供事業社様(以下:求人情報サービス様)は、自社で運営される求人情報サービスサイト(以下:求人サイト)に求人を希望する企業様(以下:求人企業)の求人情報を掲載し、求人掲載費をいただくというビジネスモデルとなります。

運営されている求人サイトの掲載枠にはA,B,C の3種類の掲載枠があり、それぞれ、掲載価格(求人掲載費)が異なり、A→B→Cの順で高価格となります。求人掲載費が高価格である掲載枠(以下:高価格枠)ほど視認性が高く、求人応募数への期待値も高い枠になります。

FullSpeedのアプローチ

お客様が抱えていた課題

自社が運営する求人サイトにおいて、
高価格枠に掲載をしてくれている企業の掲載継続率を上げたい

求人情報サービス様は、Googleなどに広告を出して求職者を集客し、応募を獲得しています。求人情報サービス様から求人掲載を検討される企業様に紹介をする際「高価格枠の方が、求職者の目に留まりやすいので応募につながると案内しています。そのため、低価格枠に比べ、高価格枠に掲載している求人企業1社あたりの求人応募数(CV)は多く獲得される必要があります。しかし、当初は掲載枠A~Cにおける、掲載費用と獲得できる求人企業1社あたりの求人応募数は大きく変わらず、高価格枠に掲載している求人企業の継続率が低いことが課題でした。

FullSpeedの仮説

当初、掲載プランを加味した運用はされていなかったため、
CVごとにプランを判別し価値スコアを明確にし、
広告媒体(Google)に反映することで、高価格掲載枠の求人に対してより多くの流入とCV(求人応募)を増やせるのでは

掲載枠A~Cに掲載している求人企業1社あたりの求人応募数が大きく変わらない原因として以下2点が考えられます。

原因①:広告媒体(Google)が、掲載枠A~CへのCV(求人応募)の価値を同等と評価しているため

原因②:低価格枠の契約社数が多いため、自動調整により同掲載枠のコンテンツ量や予算配分が増えており、その結果、低価格枠向けの広告露出量の割合が増えている

今回、各掲載枠のCVの最大化をねらいGoogle広告のP-MAXキャンペーンを活用していました。P-MAXキャンペーンの特徴としてCVを最大化するために、広告媒体(Google)がAIをもとに最適な広告の量や予算配分の自動調整を行います。今回、契約社数が多い低価格枠向けの広告が自動調整により多く生成されていたため、契約社数の少ない低価格枠の広告量が多く、高価格枠である掲載枠Aのコンテンツ量の割合が少ないという状況が生まれていました。その結果、コンテンツ量に比例し、広告予算も低価格枠への配分が増え、高価格枠である掲載枠Aへの配分が減り、結果として低価格枠のCV数が増えていたものと考察しています。

上記状況を改善するために、昨今主流となっているGoogle広告のVBB(Value Based Bidding=生み出す収益性(価値)に応じて広告表示機会を自動調整する )という考え方に着目しました。

今回の場合、各掲載枠に向けた広告のCV価値を同等ではなく、価値スコアを明確に付与し差別化し、広告媒体(Google)へ反映。具体的には、高価格枠向けのCVの価値スコアを高く付与し、広告媒体(Google)に反映することで、高価格枠向けのコンテンツ量や広告の予算配分が増え、広告の露出、さらにはその先のCV(=求人応募)を増やすことができるのではと仮説を立てました。

実施した施策内容

広告計測サービス「Beyocon」を導入し、
各掲載枠の「CV計測」から「価値スコアの付与」、
さらには「広告媒体へのスコア反映」を一気通貫でご支援

フルスピードが提供する広告計測サービス「Beyocon」を導入をいただき、「CVの計測」から、「価値スコアの付与」さらには「広告媒体へのスコア反映」まで一気通貫でのご支援を行いました。

具体的には・・・
①各掲載枠のCV数を計測
②掲載枠毎のCVに価値スコアを付与し、広告媒体へ渡すためのオフラインデータを作成する
③上記オフラインデータを広告運用しているGoogle広告の管理画面にインポートする
④Google広告に「コンバージョン値の最大化」を適用し、自動運用を行う

施策の結果

高価格枠の、転職求人応募を1.36倍に増加

サービス導入後、2カ月で先方が期待をしていた高価格枠に掲載いただいた転職求人への応募数を1.36倍に増やすことができました。

運用者からのコメント

「CV計測」は間違いなくWeb広告の強みのひとつで、代理店はより多くのCVを獲得することを求められることも事実です。

しかし広告はあくまで集客の手段でしかありません。今回のような求人情報サービス様はもちろん、来店型やtoBと言ったリード獲得型の案件など、Webで計測するCV=収益ではない企業様は数多くいらっしゃいます。

「CV計測」が当たり前になった現在、次に目指すべきは「CVの価値」の計測とそれを踏まえた広告の運用です。

弊社では自社で提供している広告計測サービス「Beyocon」により、費用対効果はもちろん、より深いビジネス課題の解決に迫るお手伝いができればと考えています。

導入したサービス

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