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面白さの種類は3つ!? 面白い記事の書き方とは

著者: 東根 元気
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ライターなら誰でも、「面白い記事」を書くことを目指します。しかし依頼主から「とにかく面白い記事を書いてくれればいい」と言われてしまったら、少し困惑してしまうでしょう。面白いにも色々あるだろう、と。

そこで「面白い」を辞書で引いてみると、「興味深い」「こっけいだ」「楽しい」「珍しい」といった要素があることに気付かされます。
本記事においては、これらの要素それぞれを、記事における面白さに置き換えて、どんなパターンがあるかをまず確認し、どうすればそういった要素を満たした記事が書けるかについて考えてみたいと思います。

面白い記事の書き方  その1「興味深い」
予想以上に知的欲求を満たしてくれる記事は面白い

人が文章を読むのはだいたいの場合、知的欲求を満たすためともいえます。
この知的欲求を思う存分満たしてくれる記事は、面白いといえるでしょう。

その人が望む情報をそのまま提供するだけでなく、期待を上回る情報を与えたり、もっとそのことについて知りたいと興味を持たせるような書き方がされていることも大事です。

たとえば「みそ汁の塩分」について知りたい人が、「みそ汁にどれだけ塩分が含まれているか」という事実が確認できるだけでは、面白さとしては不十分です。
「実はみそ汁には、塩分を排出してくれる効果がある」という情報まで載せると、(少なくともそのことについて知らない読者には)面白さを感じてもらえるかもしれません。

知的欲求を存分に満たせられる面白い記事を書くには、自分自身が勉強すること、しっかり取材すること、情報の取捨選択をすること、妥協しないこと、わかりやすく書くことが必要です。

面白い記事の書き方  その2「こっけいだ」「楽しい」
笑わせてくれたり、楽しませてくれたりする記事は面白い

面白い記事として一番わかりやすいのが、それを読むことで、笑えたり、楽しくなったりする記事でしょう。

大きな声でベラベラとしゃべっている人の話が必ずしも面白いとは限らないように、文体をくずしたり、「!」や「(笑)」を多用したりしたところで、笑える文章にはなりません。

確かな説があるわけではないようですが、笑いが起こるきっかけとして、ギャップの存在がよく挙げられます。「全校生徒に向かって大切な話をしている校長が、突然おならをした」「太った芸人が、キレのあるダンスを踊った」といったギャップです。
往年のコメディ番組ではお葬式が舞台となることがよくありましたが、これも、真面目にしていないといけない場所で発生する思いがけないトラブルが笑いにつながるわけです。

また現在は、以下のような学説も存在するそうです。
「自分の間違いを笑うというのが現在の学説。つまり政治家はコケるはずがないという、自分の思い込みが外れたことを笑うわけです」(「お笑いを科学する「人はなぜ笑うのか」──澤口俊之(人間性脳科学研究所 所長 武蔵野学院大学教授)」

とはいえ、考え方はギャップに近そうですね。いずれにしろ笑いをとるためには、読者の思い込みをひっくり返してあげる必要がありそうです。

面白い記事の書き方  その3「珍しい」
まだ誰も知らなかったり、ひねりが効いていたりする記事は面白い

「東京上空にUFOが現れた!」という記事は、それが本当だったとしたら、間違いなく面白い記事になるはずです。否応なく好奇心を刺激してきますから。
しかし、UFOから宇宙人が現れて「これから度々来ます」と言い、地球にやってくるのが当たり前になった段階になると、同じ「東京上空にUFOが現れた」という記事でも、面白みはなくなります(そもそも、正体不明な飛行物体を指す「UFO」という言葉も使われなくなっているでしょう)。

もしくは、「そうきたか!」と思わせるひねりの効いた記事。テーマは平凡でも、その人独特の観点から書かれた記事は時に面白いものがあります。そういった記事は、情報ではなく、新しい視点を提供しています。

情報にしろ、視点にしろ、珍しさが面白さにつながるのです。視点の変更にはテクニックやその人の感性などが活かせますが、情報の珍しさについてはどうでしょう。毎日夜空を見上げてUFOを探すというのも、なかなか大変ですよね。
まず自分の頭の中を探ってみましょう。自分では当たり前と思っていても、(少なくともきちんとした記事としては)案外世の中には出回っていない情報というものもあるはずです。

アプローチの仕方によって、同じテーマでも面白さの種類を変えられる

かなり古い話になるのですが、「先行者」というロボットをご存じでしょうか(インターネット歴が長い人にとっては、非常に懐かしいでしょう)。侍魂というサイトが、この「先行者」を題材にしたテキストコンテンツを掲載したところ、大きな人気を呼びました。それは、笑えたからです。

ロボット技術の最先端 – 侍魂

話の流れ
①ロボット先進国は日本で、すごいロボットを作ってきている
②実は中国でも最先端の人間型ロボットを開発していたという
③(先進国に)全然追いついていない残念な「先行者」を紹介

中国が本気を出したはずなのに、これか!というギャップによる笑いが見事に生まれています。また、先行者という存在を初めて知るという「珍しさ」の効果も働いています。
しかし、この先行者というのは実在のロボットなのか?と、疑問に思う人もいるかもしれません。そこで以下の記事。

「先行者」に見る中国のロボ開発 – All About

中国のロボット開発の歴史を、日本とも比較しながら紹介。ものすごく掘り下げて書いているというわけではないものの、これはこれで面白い記事になっています。それは「興味深い」という要素を満たしているからです。

このように、同じテーマでもアプローチ方法を変えれば面白さの種類は変えられます。
「エンジニアの仕事」がテーマとしてあった場合も、「エンジニア10人のお仕事スケジュール公開」として、エンジニアの仕事内容をリアルに紹介するか、「エンジニアのあるある10選」として笑えるようなネタで突っ込んでいくかなど、方法は色々あります。

面白い記事を書こうと意識的になるところから

「面白い記事を書いてほしい」と言われたら、「興味深いもの」「笑えるもの」「珍しいもの」どれに一番比重を置きたいのか確認しておくといいかもしれません。
同じテーマだと同じような記事にしかならないと思い込みがちですが、どう意識して書くかで、同じ人が書いたとしても内容には大きな差が生まれる可能性があります。

ライターが面白い記事を書く技術を磨くためには、書く記事書く記事、面白い記事にしてやろうという意気込みを捨てず、今回挙げたような要素をひとつでも満たす努力をしていきたいところですね。

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