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経営層も実感できない?「マイナス金利」に関する意識調査 ~本当の消費喚起に必要なことは~

2016年03月16日

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2016年の金融ニュースの中でも、かなりのインパクトを与えたとみられる「マイナス金利」の導入。
「マイナス」とネガティブな表現がつくことから、実際にどのような影響を及ぼすのか、現在も憶測が広がっています。
今回、「マイナス金利」について、業種別の影響や今後の消費活動において、知見を得ることを目的に経営層と自営業の方へアンケートを行いました。

【調査概要】

地域:全国
有効回答数:115ユーザー
性別:男性49.6% 女性50.4%
職業:25.2%が経営者・役員、74.8%は自営業
年齢:30代~60代
属性:既婚74.8%、子供あり59.1%
見出し:【設問項目】

  • Q1:日本銀行が決定した「マイナス金利(※)」について、あなたのお気持ちに最も近いものをお選びください。
  • Q2:「マイナス金利」によって、ご自身の企業や業界にも影響はあると思いますか?
  • Q3:「マイナス金利」の時代を迎えるにあたって、個人資産についてどのようにお考えですか?あなたのお気持ちに最もあてはまるものをお選びください。
  • Q4:「マイナス金利」はデフレ緩和につながると思いますか?

Q1:日本銀行が決定した「マイナス金利」について、あなたのお気持ちに最も近いものをお選びください。※択一回答

0111
注:「良策」回答は赤、「悪策」回答は青、「影響なし、わからない、興味なし」は紫で色分け。

Q1ではネガティブな考えが強いということがわかりました。
良策と考えるユーザーは、合計で16.5%であるのに対し、悪策と考えるユーザーは47.8%。「マイナス金利は悪策」と考えるユーザーが多い結果となりました。「よくわからない、興味がない」も24.4%で、良策と考えるユーザーよりも多くなっています。

Q2:「マイナス金利」によって、ご自身の企業や業界にも影響はあると思いますか?※択一回答

0112
注:「良い影響」は赤「悪い影響」は青、「影響なし」は紫、「わからない、その他」は黄緑で色分け。

全体の景気に対する影響から、ユーザー自身の業界にフォーカスしたQ2でも、「良い影響がある」と答えたユーザーは12.1%と、最も少ない結果となりました。
「影響がない」も26.1%と4分の1を占めており、業界やお仕事上マイナス金利の波及効果がないと、とらえています。「わからない(21.7%)」と答えた人も多く、この結果はQ1で「わからない」「興味がない」と回答した人によるものと考えられます。

Q3:「マイナス金利」の時代を迎えるにあたって、個人資産についてどのようにお考えですか?あなたのお気持ちに最もあてはまるものをお選びください。※択一回答

0113

金利に関する話題として、個人資産に関する考えも伺ったQ3。
こちらでは「銀行預金から変えるつもりはない(38.3%)」が最も多くなりました。
「すでに株や投資信託も行っているので変えるつもりはない(11.3%)」と回答したユーザーもいて、マイナス金利が導入されたとしても個人預金には直接影響しないと考え、49.6%が現状を維持する傾向がうかがえます。
しかし、「変更を検討または既に実施する」と、変更する意思をまとめてみるとこちらも45.2%となり、現状維持派と見直し派が拮抗する結果となりました。
なお、「その他」の回答では、マイナス金利の施策に影響するほど「資産をもっていない」が最も多い回答でした。

Q4:「マイナス金利」はデフレ緩和につながると思いますか?※択一回答

0114

マイナス金利の導入が、日本のデフレ緩和も目的に含めていることから設定した設問です。
これに対してユーザーの回答は「ほとんど変わらない」が49.6%と、1つの選択肢だけで半数を占める結果となりました。さらに「繋がらない、デフレが悪化する」という回答も合わせて33.9%、「デフレが緩和される、脱却する」と考える回答の合計は12.1%と、こちらもネガティブな印象が強い結果となりました。

【まとめ】マイナス金利による経済効果を期待できない傾向が、色濃く出た結果に。

今回実施したアンケートでは、終始ネガティブな回答が多数を占めました。
印象深い点では「日本全体の景気」も「自身の属する業界」に対しても、「良い影響を与える」と考えるユーザーが少ないことです。
今回は広く意見をうかがうため、全国で業種を問わずアンケートを行いましたが、特定の業種にフォーカスしない限り「マイナス金利は良策である、デフレ緩和も期待できる」とする回答が増えることは難しいと考えます。
では、今回意見をうかがった方々は、なぜネガティブな感情を抱きやすくなったのでしょうか?
次回からはその理由を深堀りするため、アンケートに寄せられたコメントをコラム形式でご紹介します。

※この記事は、フルスピードが運営する[探す]を楽しむメディア「サチラボ」にて公開した記事を加筆修正したものです。

この記事を書いた人

GrowthSeed編集部

GrowthSeed編集部

株式会社フルスピードのGrowthSeed編集部です。企業のマーケティング担当者へ向けてWebマーケティングの成長の種となる情報を発信しています。Twitter , Facebookで記事の更新情報やセミナーの最新情報などを日々発信しているので、ぜひフォローしてみてください。

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