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Facebookページ活用でリトミック教育の正しい情報を広く届ける ― リトミック研究センター

Facebookページ活用でリトミック教育の正しい情報を広く届ける ― リトミック研究センター

リトミック教育の普及と指導者の育成に取り組む「特定非営利活動法人 リトミック研究センター」の井上様に、フルスピードのFacebookページ運用コンサルティングサービスを導入した決め手や、リトミックの歴史、今後の展望についてのお話しをお聞きしました。

Q1.本日はよろしくお願いいたします。早速ですが、リトミックの教育法について教えてください。

特定非営利活動法人リトミック研究センター 本部事務局 課長
井上 雄介様
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井上:リトミックは1900年代初頭にエミール・ジャック=ダルクローズという音楽家で教育家によって起創された音楽教育法です。それまでの音楽教育が演奏技術の習得だったのに対して、リトミックは、感じた音を全身で表現することを通して、音楽の基礎的な能力や感覚を伸ばしていく教育です。教育というと知識や技術の習得が目的になりそうですが、この頃は心理学や生理学も発展してきて、特に幼児期は、知識や技術の習得ではなく、集中力や協調性などの基礎的な能力を伸ばしていこうという、現在の幼児教育のあり方にシフトしていった時期でして、全人間的な教育を目指したものです。

――他の教育と大きく違うところは、人間の基礎的な能力を育むというところですか?

井上:そうですね。例えば英語や水泳、サッカーを習うのはそれができるようになります。一方リトミックの場合は「リトミックができる」こと自体が目的ではありません。リトミックをすることによって育もうとしているのは基礎的な能力だからです。

――生徒さんはどのような需要や要望があって来られていますか?

井上:リトミックは早期の音楽教育として行われることが多く、例えば、子どもがピアノや弦楽器を学ぶ前段階として音の感覚を身に着けるのにとても有効です。また、幼児教育として親子で楽しんでいただいていている方も多いですね。音に即時に反応する活動は、集中力や判断力、表現力を培いますし、お母さんやお友達と一緒に活動ことがたくさん含まれていますから、グループレッスンを通して社会性や協調性も養われていきます。最近は、特に幼稚園や保育園での需要がとても伸びていますね。

Q2.御機構のお仕事について教えてください。

井上:まずは指導者の育成です。リトミックが考案されて100年以上経ちますが、日本人はその後すぐにヨーロッパでリトミックを学んでいます。さらに、戦後になると本格的に国立音楽大学での指導がはじまりましたが、その卒業生だけでは、全国にリトミックを広げていくのにはまだ難しい状況でした。そこでなんとかして大学とは別に全国でリトミックの勉強ができて先生になれるような環境が整えられないか、という想いのもと、リトミック研究センターが設立されたのが1988年です。今年で31年目になります。
他にも音楽教室や幼稚園、保育園への講師の派遣業務を行っています。加えてリトミックのことを広く正確に知っていただくための広報活動も行っています。

――お子様の教育に加えて、リトミックそのものの普及が根底にあるんですね。今まで何人ぐらいの先生を排出されたのでしょうか?

井上:設立当初の在籍数は200~300名程度でしたが、現在は11,000人以上の先生がいます。リトミックの組織としては日本で最も大きく、世界でも類を見ない規模だと思います。
子どもたちへの指導法を学びにくるのは音楽の先生はもちろんですが、最近は幼稚園、保育園の先生も増えて、割合はだいたい半々ぐらいです。子どもたちは音楽に合わせて動くのが大好きです。それを感じた先生方は、音楽で動く活動に、教育的な目的をもたせて発展させていきたいと思うようになり、それで勉強に来られるといった方が多いですね。

――リトミックを学ぶ幼稚園や保育園の先生が増えていることからも、幼児教育の一環としてリトミックが普及してきていると言えますね。

Q3.Facebook運用サービス導入以前の課題について教えてください。

――次は弊社がご支援しているFacebookページの運用についてうかがいます。Facebookページの運用サービスを導入する前の課題があれば教えていただけますか?

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井上:現在、少子化とはいえ保護者や子どもに関わる方たちの幼児教育への関心は高まっています。その中でリトミックも広く保護者の方から要望をいただけるような教育になってきていますが、「リトミック」という言葉が色々な所で使われるようになればなるほど、果たしてこれはリトミックか?と思うようなものも現れます。「音楽と動き」というところまではわかるけれど、「ダンスと何が違うのか?」という部分まではなかなか伝わらないんです。ですのでリトミックを保護者の方に知っていただくのも大切ですが、同時に、音楽や幼児教育に関わっていてリトミックをこれから勉強したいと思っている方にも是非正しい理解を持っていただきたいと思っていました。

――Facebookページを開設する前はどのような情報発信の方法を使っていましたか?

井上:主に紙媒体とホームページの2つでした。

――この2つだけでは情報発信が難しいと感じられて、Facebookを新たに導入されたのでしょうか?

井上:リトミックを勉強したい方と、リトミックに興味を持っている保護者の平均年齢層がいずれも30代前半で、この層の情報収集の手段のひとつとしてSNSが挙げられます。ですので余力があれば取り組んでみたいという思いがありました。

Q4.Facebook運用支援サービスを導入後はどんな反響がありましたか?

井上:導入してからちょうど6ヶ月ぐらいですが、順調に多くの方に「いいね!」をしてもらっています。投稿の内容もフルスピードさんに見ていただきながら運用しています。投稿のなかにも、「いいね!」が付きやすいもの、リーチが伸びやすいものなどありますが、特によくご覧いただけているのはリトミックについて少しマニアックな投稿と、子育てに関連したりお母さんに分かりやすい目線での投稿です。

――指導者だけではなく保護者の方々にもリトミックの正しい情報が届くようになったのでしょうか。

井上:そうですね、アクセス解析などを見ても子どもの教室へのページがより多く閲覧されている傾向があります。

――ターゲットとしている層に情報が正しく届くようになったということですね。Facebookページの影響かどうかは判断しづらいと思いますが、申込み数は昨年と比べてどのような状況でしょうか?

井上:昨年の同時期と比べて順調に伸びていて、特に指導者養成コースの資料請求数は昨年度分に4ヶ月早く達しました。
子どもの教室への入会も増えていて、昨年末あたりから大幅に伸びています。昨年までの募集方法にプラスしてFacebook施策を行っているので、効果が見えやすかったのかもしれません。

Q5.Facebookページ運用の成功要因を教えてください。

――井上さんの思うFacebookページ運用の成功要因はなんでしょうか。

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井上:Facebookページ自体は我々はだけで運用していくこともできますが、フルスピードさんに運用チームに入って分析をしていただいて、どういう投稿が良いかを考えていただき、それをバランスよく配置して公開できているからだと思います。

――最初はお互い手探りの部分もあり「これを載せてほしい」「これはこう載せたほうがいい」というやり取りを繰り返していましたね。

井上:それがだんだん安定してきていますね。

――私がおもしろいなと思っているのは、SNSは一般的に短い文章が好まれるのに対して、リトミック研究センターのページの場合は、長い文章の投稿のほうがリーチが伸びて反応もあることが多いところです。

井上:当初は文章の量は少なめで、と想定していたのに、長文でメッセージがしっかり伝えられるような投稿のリーチ数が大きく伸びたのは意外でしたね。リトミックに興味を持ってFacebookページを見てくださっている方も多いのかなあと思っています。

――動画を投稿したときには「これがリトミックですか!」というようなコメントがたくさんついて、すごくおもしろかったし、反応が見られてよかったです。

井上:中にはリトミックや音楽の専門用語を交えてコメントされている方もいらっしゃいましたので、リトミックを知っている方も見られているんだなということもわかりました。

――文章だとどうしても伝わらない部分があると思うのですが、動画はパッと見ていただいて伝えられる情報としてよかったですね。

Q6.今後の展望を教えてください。

――リトミック教育を提供するにあたって、今後の展望はありますか?

井上:子どもがリトミックを始める年齢は当初は3歳くらいからが一般的でしたが、2歳…1歳…と創設以来どんどん早くなっています。リトミックに対するお母様方の期待は大きいですね。今のお母さんはお子さんがお腹の中にいる段階で習い事をある程度決めている傾向があるんですよ。その段階での資料請求は大変多いです。子どもと一緒に出来る習い事を希望されるお母さんも多く、需要は広がっていますので、今後はどこまで期待に応えられるかは、取り組まなければいけないところでもあって、楽しみにもしている部分です。

Q7.弊社のFacebook運用支援サービスに今後期待している事はなんですか。

――最後に、今後もFacebook運用のご支援をしていく中で、弊社に期待している部分があれば教えてください。

井上:時期によって動き方が全く異なりますので、その際にどのような配信をしていけばよいのかなど、引き続きアドバイスをいただければと思います。伸びたシェアの数や「いいね!」の数が、リトミックや幼児教育への理解につながっていけばいいなと思います。FacebookやSNSの場合は興味があればいろんな方が情報を見てくださるので、どういうところに波及していくのかな、と楽しみですね。

――幅広い層に情報を届けられるようになりたいですね。本日はありがとうございました。

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特定非営利活動法人 リトミック研究センターについて

所在地     :東京都渋谷区代々木2丁目7番8号 東京南新宿ビルディング2F
代表者     :リトミック研究センター代表理事 岩崎光弘
事業概要    :優れたリトミックの指導者育成
        「こどものためのリトミック」の全国展開
         リトミックおよびリトミック指導法の研究
         および研究成果の提供/広報活動
URL      :https://www.eurhythmics.or.jp/

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