メタディスクリプションとは?SEOにおける重要性とオススメの書き方を解説
スニペットとは
- 用語解説
公開日:2017年01月30日
最終更新日:2024年02月27日
スニペットとはGoogleなどの検索結果上で「説明文」「要約文」のことを指します。英単語の「snippet」が「切れ端」「断片」を意味していることが由来です。
基本的には検索結果に表示される説明文のことを指しますが、最近では「フィーチャードスニペット」「リッチスニペット」といったものも出てきているので各々の違いについても確認してみます。
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目次
一般的に言うスニペット
まず、一般的な「スニペット」について実際の検索結果で説明します。
検索キーワード「Growth Seed」
赤く囲っている部分が「スニペット」です。
この説明文は検索するキーワードによって変わってきます。
検索キーワード「Growthseed 特集」
検索するキーワードに合わせてスニペットが変化しているのが分かると思います。
基本的にはmeta descriptionの内容を使用するようになっていますが、meta descriptionに検索キーワードが含まれていなかったりする場合には、サイト内の当該箇所から抜粋してくることもあります。サイト内からの抜粋の場合、スニペットがきれいに見えないことがあります。
そのページのテーマキーワードはmeta descriptionにきちんと設定するようにしましょう。
meta descriptionにも文中にもない文章がスニペットに表示されるケース
まれにmeta descriptionにも設定していない、そもそも文中にも記載されていないというような文章がスニペットに表示されるケースがあります。
検索キーワード「ATR 脳情報研究所」
スニペットに「京都府けいはんな学研都市。神経科学、ヒューマノイドロボット等。」と記載されていますが、このような文言はページ内に存在しません。
実はこの文章は「DMOZ」というウェブディレクトリから引用されています。
DMOZ
http://www.dmoz.org/World/Japanese/
過去にGoogleがこのdmozを採用していた経緯があり、その名残でDMOZから説明文を引用をされているケースがあります。
前述の例でDMOZを確認してみると、
同じ文言が掲載されていることがわかります。
このDMOZの文章を採用したくない場合には以下のタグで拒否することが可能です。
<meta name=”googlebot” content=”NOODP”>
リッチスニペットとは
リッチスニペットとはテキストだけではなく画像や星などを表示させる文字通りリッチな(豊富な)説明文のことです。
サポート対象は順次拡大していますが、現段階で代表的なものは次のようなものです。
検索キーワード「唐揚げ レシピ」:画像を表示
検索キーワード「マックブック 評判」:商品評価の星を表示
検索キーワード「AKB48 ライブ」:イベント情報をリスト形式で表示
こうしたちょっと特殊な表示形式になると、テキストだけのものよりも検索結果上で目立ち、クリック率も上がる傾向にあります。
(「マックブック 評判」の検索結果。星の付いている箇所が目立ちます)
リッチスニペットを表示させる方法
リッチスニペットを表示されるにはいくつかの条件が必要です。
まず最初にサポートされているタイプのコンテンツの有無を確認します。
現在検索結果に反映されるリッチスニペットについてはギャラリーに一覧が掲載されています(随時更新・英語ドキュメント)。
Search Gallery | Search | Google Developers
自分のサイトが該当するかを確認しましょう。
該当している場合、構造化マークアップを実装する必要があります。
(マークアップについても上記ページ「SEE MARKUP」にサンプルが掲載されているのでご確認ください)
※この際、マークアップしたからといって検索結果に反映されるとは限らないのでご注意ください。
強調スニペットとは
強調スニペットとは検索結果上部に表示される、サイトから抜粋された説明文のことです。
「夏の大三角形とは」
このように一般のサイト内から抜粋されたもの(上記の場合はWikipediaから抜粋)となります。主に「〜とは」など言葉の意味などに表示されることが多いです。
詳細はアンサーボックスの項目に記載しているので割愛しますが、説明文形式のもの以外にも図表で表示されているものなどがあります。
Googleが自動的に抽出しており、サイトオーナー側でこちらの枠に表示させるようにコントロールすることはできません。
まとめ
強調スニペットにおいてはサイトオーナー側でコントロールできないですが、通常のスニペットはmeta descriptionの設定をしっかりと実施し検索ユーザーに向けて訴求、リッチスニペットについては自分のサイトで利用できそうなものがあれば積極的に取り入れていくことで集客の幅が広がります。
実際に自分のサイトがどのように表示されているのかを確認し、検索ユーザーに向けて現在より強く訴求する方法がないかを考えてみましょう。
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