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パンダアップデートとは

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パンダアップデートとは検索結果で高品質なコンテンツをより上位にして、ユーザーの満足度を高められるように開発されたアルゴリズムのことです。ペンギンアップデートがスパムを排除するといった評価指標なのに対し、パンダアップデートは高品質なコンテンツ評価をより高くするというのが特徴です。

パンダアップデートの主な履歴

パンダアップデートのアルゴリズム更新の歴史は次の通りです。
(リリース以降アルゴリズムやデータリフレッシュなどの発表が頻繁に行われていたので簡易的に記載しています)

  • 2011年2月 パンダアップデートのリリース(米国のみで導入。全体の11.8%の検索結果に影響)
  • 2011年8月  パンダアップデートを全言語で展開(日本語・韓国語・中国語は除く)
  • 2012年7月 日本・韓国でもパンダアップデートを展開(全体の4%の検索結果に影響すると発表)
  • 2013年3月 従来と異なり単発ではなく、継続的に更新されると発表(また同時に、今後アルゴリズムの更新発表を行わないことを明言)
  • 2016年1月 コアアルゴリズムに組み込まれたことが発表

2013年3月に「継続的に更新される」と発表された時点で「アップデートの発表は今後行わない」としているため、以降どのようなタイミングで、どのような動きをしているかは現在明らかにされていません。
ただし、継続的に更新され、かつ、コアアルゴリズムに組み込まれているため、ある日突然パンダアップデートが原因で大規模な変動が起こるという可能性は小さいと想定されます。

※余談ですがパンダアップデートの「パンダ」の由来は開発者のNavneet Panda氏の名前からとされています。

導入された背景は?

パンダアップデートが導入された背景は冒頭に記載した通り「高品質なコンテンツをより上位に表示できるようにする」ため、つまり「検索ユーザーの満足度を高める」という主旨からです。

今ではなかなか想像がつきにくいですが、パンダアップデート以前は他サイトからのコピーコンテンツや自動生成コンテンツ、言い回しを変えただけのコンテンツなどオリジナリティが低いものも検索結果に上がっていることが多く確認されていました。
(また当時はページを増やせば増やすほど評価が上がるなどと言われていたこともあり、無意味なページ量産ツールであったり、サイト内の下層ページに他サイトのコピーコンテンツを生成するツールなどを販売している会社などもありました)

こうした質の低いコンテンツが上位表示され、きちんとしたサイトが埋もれてしまうと検索ユーザーが本当に探しているものが見つからず、結果的に検索ユーザーの満足度が下がってしまうことに繋がります。
その状況を解消すべくパンダアップデートの導入が行われ、ユーザーにとって独自性の高いページや利便性の高いサイトが上がりやすくなったというわけです。

パンダアップデート対策チェック項目とチェックのタイミング

「高品質なコンテンツ」とだけ聞くと基準もよくわからず曖昧ですが、公式のブログでGoogleが提唱する「良質なサイト」の基準が掲載されています。
参考:Google ウェブマスター向け公式ブログ: 良質なサイトを作るためのアドバイス

項目として25個のチェック項目が並んでいます。
以下、抜粋です。

  • あなたはこの記事に書かれている情報を信頼するか?
  • この記事は専門家またはトピックについて熟知している人物が書いたものか? それとも素人によるものか?
  • サイト内に同一または類似のトピックについて、キーワードがわずかに異なるだけの類似の記事や完全に重複する記事が存在しないか?
  • あなたはこのサイトにクレジット カード情報を安心して提供できるか?
  • この記事にスペルミス、文法ミス、事実に関する誤りはないか?
  • このサイトで取り扱われているトピックは、ユーザーの興味に基いて選択されたものか?それとも検索エンジンのランキング上位表示を目的として選択されたものか?
  • この記事は独自のコンテンツや情報、レポート、研究、分析などを提供しているか?
  • 同じ検索結果で表示される他のページと比較して、はっきりした価値を持っているか?
  • コンテンツはきちんと品質管理されているか?
  • この記事は物事の両面をとらえているか?
  • このサイトは、そのトピックに関して第一人者(オーソリティ)として認識されているか?
  • 次のような理由で個々のページやサイトに対してしっかりと手がかけられていない状態ではないか?
  • コンテンツが外注などにより量産されている
  • 多くのサイトにコンテンツが分散されている
  • 記事はしっかりと編集されているか? それとも急いで雑に作成されたものではないか?
  • 健康についての検索に関し、あなたはこのサイトの情報を信頼できるか?
  • サイトの名前を聞いたときに、信頼できるソースだと認識できるか?
  • 記事が取り上げているトピックについて、しっかりと全体像がわかる説明がなされているか?
  • 記事が、あたりまえのことだけでなく、洞察に富んだ分析や興味深い情報を含んでいるか?
  • ブックマークしたり、友人と共有したり、友人にすすめたくなるようなページか?
  • 記事のメインコンテンツを邪魔するほど、過剰な量の広告がないか?
  • 記事が雑誌、百科事典、書籍で読めるようなクオリティか?
  • 記事が短い、内容が薄い、または役立つ具体的な内容がない、といったものではないか?
  • ページの細部まで十分な配慮と注意が払われているか?
  • このサイトのページを見たユーザーが不満を言うか?

(引用元:Google ウェブマスター向け公式ブログ: 良質なサイトを作るためのアドバイス

実際に読むだけではなく、チェック項目として自サイトの品質管理チェックを行う際に利用するといいでしょう。
チェックのタイミングとしては主に3点です。

1.自社コンテンツのアップ前

前述の項目を元にチェック表を作成し、アップするコンテンツに対しひとつひとつチェックしていきます。チェックを行っていくとコンテンツの品質として不足している部分が明確になり、修正することにより記事がブラッシュアップされていきます。
この際に書いた人とチェックする人を完全に分けるのではなく、書いた人もみずからチェックすることにより、運用面もスムーズになり、サイトの品質基準が確立されていくようになります。
また最近では記事を外注さんに依頼する方も多いですが、丸投げして簡易的なチェックでそのままアップするのではなく、同じく一定のチェック項目に基づいて品質をきちんと担保していくことが望まれます。

2.自社コンテンツのアップ後

コンテンツはアップしたら終わりというわけではありません。チェックに基づいてコンテンツをアップ後も定期的にチェックします。
項目の一つに「コンテンツはきちんと品質管理されているか?」とあるように、情報が古くなっていないか、今の検索ユーザーをきちんと満足させられる情報であるかを少なくとも半年に1回は確認しましょう。

3.競合比較の際のチェック

自社サイトのコンテンツ管理だけではなく、競合他社で「良いコンテンツ」と思えるものがあった場合には、同じようにチェック項目と照らし合わせてみると良いでしょう。
具体的なチェック項目を持って比較をしてみると、競合他社のどの部分が優れているのか、逆に自社は競合他社と比較してどの部分で劣っているのか(どの部分が改善ポイントなのか)が明確になってきて次のコンテンツ戦略が立てやすくなります。

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