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キャッシュとは

公開日:2017年01月17日

最終更新日:2024年02月27日

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paper-1

キャッシュ(cache)とは検索エンジンによって残されたサイトのバックアップ情報のことです。
一時的にページが確認できなかったり、アクセスしづらい状況にあっても検索エンジンのサーバー上に残されているキャッシュを使用することでページの内容を確認することができます。

「キャッシュ」はこのような検索エンジンに残されるバックアップのようなもの以外にも「ブラウザによって残されるバックアップ」や「現金(cash)」の意味もありますが、ここではあくまで検索エンジンのキャッシュについて解説をします。

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Googleのキャッシュを確認する方法

はじめにキャッシュの見方を確認してみましょう。

1.検索します。(例「フルスピード」)

fullspeed-1

2.URLの右側「▼」のマークをクリックをすると「キャッシュ」の文字が表示されるのでここをクリック。

fullspeed-2

3.Googleのサーバー上に残されているキャッシュが表示されます。

cache-1

※2017年1月現在、スマートフォンのGoogle検索結果ではキャッシュの確認ができません。

この際に注意しなくてはいけない点として、キャッシュページではGoogle側ではあくまでHTMLソースを返しているのみで、サイトのレンダリング(CSS/JavaScript等の実行をし、サイトとして見えるようにすること)は使用しているブラウザ側で処理しているということです。
キャッシュにあるレンダリングの状況はGoogleが認識している画面と同等ではないことを覚えておきましょう。

GoogleがどのようにレンダリングしているかについてはサーチコンソールのFetch as Googleのレンダリングリクエストで確認が可能です。

Googleのサーバー内に保存されている情報

キャッシュページにアクセスした際にURLを見てみると、次のようなURLが表示されます。

https://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:6cmaSPLKqqQJ:https://www.fullspeed.co.jp/+….

Google所有のドメインとなっており、Googleのサーバーに保存されている情報ということが理解しやすいと思います。

キャッシュの情報について

キャッシュ画面の上部を確認すると、いつGoogleが保存したものなのかを知ることができます。
今回のフルスピード・コーポレートサイトでいうと次の通りです。

cache-2

これは Google に保存されている https://www.fullspeed.co.jp/ のキャッシュです。 このページは 2016年11月18日 08:53:21 GMT に取得されたものです。

このGoogleのキャッシュは2016年11月18日の画面ということになります。

クローラーが来るたびにキャッシュを取得するわけではなく、ページの変化が大きかったり、Googleがキャッシュを取るべきと判断した際にキャッシュの情報は刷新されます。キャッシュの取得日時をコントロールすることはできません。

キャッシュを削除する方法

実際のサイトからページを削除しても、キャッシュにはまだ情報が残っているということがあります。
ページを削除後にクローラーが巡回したタイミングで自然と検索結果から削除され、キャッシュも見られなくなるので放っておけば自然に消えます。

ただ、どうしても早めに検索結果から撤去させたいというような場合には、サーチコンソールに「URLの削除」という項目があるのでそこから削除のリクエストを申請します。(自分自身の管理しているサイトに限ります)

Googleインデックス > URLの削除 を選択し、対象となるURLを入力。

sc

リクエストタイプを選択。
前述のように既にページを削除した状態であれば「検索結果でページを一時的に非表示にし、キャッシュから削除する」を選択、送信して完了です。

sc-2

通常1日程度で検索結果に反映されます。

はじめからキャッシュを表示させない方法

常日頃から多くのページが生成されるようなサイトで、かつ、ページが消えるごとにすぐにキャッシュを削除したいというような場合、上記のように削除リクエストを送信していたのでは時間がいくらあっても足りません。

そのような場合、「はじめから検索結果にキャッシュリンクを表示させないようにする」という方法もあります。
キャッシュリンクを表示させたくないページに以下のタグを設定しましょう。

すべての検索エンジンにキャッシュリンクを表示させたくない場合のタグ。
<meta name=”robots” content=”noarchive”>

Googleにキャッシュリンクを表示させたくない場合のタグ。
<meta name=”googlebot” content=”noarchive”>

上記をあらかじめ設定しておくことで、検索結果上の「キャッシュ」というリンクを表示させないようにすることが可能です。

Yahoo!にもキャッシュは別に存在する

最後に、実はYahoo!にもキャッシュは存在します。
前述の例と同様「フルスピード」の検索結果を確認してみます。

cache-3

キャッシュの表示があります。

クリックした結果はこちらです。

cache-4

URLがYahoo!ドメイン(http://cache.yahoofs.jp/search/cache?c=…)になっているものの、キャッシュに記載されている文言を見ると「キャッシュとは、提携する検索エンジンが、検索結果表示用の索引を作る際に各ページの内容を保存したものです。」という記載があるため、Googleによって取得された情報をYahoo!に残しているものというのが分かります。

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この記事を書いた人
GrowthSeed編集部

GrowthSeed編集部

株式会社フルスピードのGrowthSeed編集部です。企業のマーケティング担当者へ向けてWebマーケティングの成長の種となる情報を発信しています。 Twitter , Facebookで記事の更新情報やセミナーの最新情報などを日々発信しているので、ぜひフォローしてみてください。

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